とある事情によりプレゼンテーションのソフトが必要になりました。
何か良いソフトがあるかな?っとネットを探し回っていたら、唐突にオープンソースのofficeがあることを思い出しました。
古い記憶だったので、SterOfficeって名前を検索していたら、今はOpenOffice.org(以下OOo)となっているんですね。
で、使ってみたんですが、office互換な感じでとても良いです。発展していけば相当使えるレベルにまで到達することでしょう。
ただし、完全にoffice互換かというとそうではなく、別ソフトだと認識して使わないとあとで後悔します。
早速プレゼンテーションは後回しで、文章ドキュメントを作成して、word形式に保存をし、word2000と一太郎12にもっていったら、word2000ではレイアウトがめちゃくちゃでしたが、一太郎の方は再現性が良かったです。一太郎のコンバータが優秀なのでしょう。でも、どちらもフォントが少し変でした
この開いたドキュメントをword形式にて再び保存すると、文字化けが発生します。
原因はなんだろうかと考えていると、ふとOOoでword形式にて保存し別ソフトで開いたときにフォントが変になることが気になったので、OOoで保存する前に全フォントを特定のフォントで統一したところ、別ソフトで立ち上げてもさほどレイアウトが狂うことはありませんでした。
推測なんですが、フォント情報の受け渡しがうまくいっておらず、不明なフォントだったりするのでソフト側で適当に変換処理してしまうのではないでしょうか?

calcにおいてセルを結合しており、新たに結合したいセルを追加するのができません。
重ねてセルの結合はできないようですので注意が必要です。この辺が若干使いづらい感じです。
ですが、これらのファイル互換の問題と若干の操作性(制限)が解決すればOOo一本で行っても問題ないかもしれません。
また、特筆すべきところは作成したファイルサイズです。標準で圧縮されており、そのファイルサイズは他のソフトを凌駕しております。圧縮形式もGZIP圧縮なので解凍も楽々。元はXMLのテキストベースなので専用のソフトがなければ表示できないということはない。最悪テキストエディタで表示できるといのが強みとなる。
しかしながら、実務レベルで使用してみないとなんともいえませんので、しばらくひっそりと実務に使っていこうと思います。

OOoのファイルが開けないとか言われたら、OOo自体をインストールしてしまうこともありかもしれません(^^)