水泳練習中

水泳練習中の基礎知識

時計・旗・線
使う筋肉
疲労感の正体
NG行為
回避必須

超基礎知識

プールの底の線の意味

プールの底の線の意味
最初の5m
 スタートしてから、最初の T字 ラインは 壁から 2m に描いてある。 その先3m後、スタートしてから5m進んだ位置に全コースを横断するラインが描いてある。 その先、プールの中央に真ん中を示すラインが描いてある。
 このラインが描いていないプールもあるため、体感的に距離を覚えておくこと。
プールのサイズ
5m地点
プールの旗は5m地点。背泳ぎでは命綱
 プールを横断している旗は5mフラッグと言い、スタート地点から5mの場所にある。
 背泳ぎしている時は「あと5m」という情報が得られる大切な印なので、故意に触ったり揺らしてはいけない。 ターンしたりゴールタッチしたりするうえで特に重要。タイミングを間違えれば壁に激突してしまう。
 コースロープは5m地点と中間地点で色を変えている。
  • 子供をあやす玩具ではないので絶対に触れてはいけない
  • 反時計回り
    右側通行=反時計回り
     プールはコース中央にある長い線を境に、反時計回りで泳ぎます。
    コースの流れ
  • スタートするタイミングは、前方を泳ぐ人が、5mラインを過ぎてから
  •  前方を泳ぐ人が自分よりも遅い場合は、もっと距離を離してからスタートする。
     自分に向かって泳いでくる人が5mを過ぎて自分に近づいてからスタートすると、 正面衝突したり、相手がターンするのを妨害してしまい、対人トラブルに発展します。
    NGなタイミング
    衝突するタイミング
  • 5mラインから壁際までの間で誰かが泳いでいる場合は、スタートしてはいけません
  •  接触衝突する可能性が高く、大変危険です。
     スピードを出して泳ぐ人は、前方を泳ぐ人に追いついて衝突を避けるために、遅い人が5mラインに来るのを待ってからスタートしています。 泳ぐのが速い人のタイミングを見て真似をすると、衝突したり、他の利用者の迷惑になったりします。

    最低限のマナー

    良いマナー習慣
    休憩はコースロープに沿って並ぶ
     泳ぎつかれた、スタートする順番待ち・・・という場合は、コースロープに沿って並びます。
     コースの中央付近は、壁を蹴ってスタートしたり、泳いできた人がターンしやすいように、広く空けておきます。
    悪いマナー
    壁際を埋めると迷惑
     スタートしたり、ターンしたりする場所は壁際。壁際で休憩したり、座って休んでいると、 スタートしたくてもスタートできず、泳いできた人はターンできず。結果、誰も泳いでいないけれど混み合っているコースになってしまいます。
     自分専用コースではないので、周囲の動きもチェックしながら利用しましょう。

    算数の練習もできる

    ペースクロック
    ペースクロック
     青い針が分針、赤い針が秒針。
     泳ぐ距離や本数、休憩時間など確認できます。 「25mを20秒かけて泳ぎ、20秒休憩してスタート」とするなら、 赤い針が、0→40→20になった時にスタートすれば 泳いだ本数とスピード計算が可能。
    【例】 25m X 3回 / (20秒+20秒) X 3回 = 速度
     スマートウォッチが無くても、頭の中で計算できるようになれば、自分の意図したスピードで泳げるようになっているはず。

    使っている筋肉

    リラックス
    水中で使う筋肉
     水中で使っている筋肉は全身の3割程度です。ケガをしたスポーツ選手や筋力の衰えた高齢者がプールでウォーキングをしているのはそのためです。
     人間は陸上生活を捨てることはできません。水中で使っていない筋肉を陸上で鍛えておかないと、自力ではバランスの取れない体になります。
    水の抵抗をフル活用
     抵抗のある大きな動きをすればするほど、チカラを無駄遣いします。華麗なフォームで静かに泳げるようになると、エネルギー消費が少なくなり、体力を温存できる分、長く泳ぐことができます。
    体脂肪は浮く
    デブは浮きやすい
     体脂肪は水に浮きやすい性質があります。
     プールの中では、体温が低下しないように防御機能が働き、エネルギーの燃焼を抑えて、なるべく省エネで動くようになります。 結果、体脂肪が減りにくくなります。
     おデブさんが「泳げないのに簡単に浮く」というのは、脂肪が多くて浮いているだけ。

    プールは疲れる

    行水
    疲労感は危険サイン
     疲労感の正体は、体内反応の活発化。体温が下がると体は何とかして体温を保とうと体内反応が活発になり、体内エネルギーを大量消費する事になります。
     これがプールや海など水中で独特の疲れを生む原因です。
     「プールに浸かっているだけで痩せたような気がする」と感じたら病院へ。プールへ浸かるだけで痩せるのであれば、ダイエットで悩むこともなく、ダイエットグッズは売れていません。
     泳がずに5分も10分も休憩するのなら、プールから上がることを強くお勧めします。

    NG行為

    コースロープに乗ってはいけない
    コースロープの意味
     発生した波を打ち消してくれる効果があります。
     また、溺れそうなときの非常手段としてコースロープをつかんだり、乗ったりするのはOKです。
     泳いでいる最中にコースロープに手や指が当たると突き指や骨折をすることがあるため、 特に何もなければコースロープに触れてはいけません。
    足湯はNG
    右側通行・足湯厳禁
     プールサイドの近くのプールの中では、壁を蹴って蹴伸びスタートをしたり、 泳いできた人がターンをすることが必ずあります。
     必ず人が行き来する場所で、足湯のように足をプールに垂らして座っている人は迷惑でしかない。
    コースの流れ

    仕事以外で接近厳禁

    自己満足
    サイコパス
     大声や指笛など応援方法は様々ですが、水中にいるとほぼ聞こえない。大会の雰囲気は盛り上がりますが…。
     プールサイドから大声で熱血指導している保護者もたまに見かけますが、泳法やルールを知らない人もいる。 プライドはとても高いが、理論や知識は無いため、自分の考えと違うもの全てに激高し反発する。 少しでも自分のやり方がうまくいかなければ、他人や周囲に責任にする。
     もし見かけたら、近づいてはいけない。サイコパス以外に、認知症の可能性も高い。理屈やマナー、一般論は通用しない。 諭されたり、説得されることを嫌う。
    運動後の油物は美味い
    運動後は太りやすい
     運動直後のカラダはスポンジのように何でも栄養を吸収。運動後に食事をすると、体脂肪を補充するようなもの。
     そこでプロテインの出番。必要最低限の栄養素だけを補給できます。食事は運動後60分~90分は避けた方が賢明です。 チョコやアイスなど甘いものもNGです。
    見た目でわかるヤバさ
    見た目が既にヤバい
     健康系TV番組などから得た情報から独自アレンジした謎行動する人々。
     「ずっと瞑想」「二度見する水着」「泳ぐ前に念入りすぎるストレッチ時間」「拷問級★水没水死不可避な筋トレ」など。 理論や一般常識、マナーは通用しない。とても思い込みが激しい。
     当人と話してみると認知症や統合失調症の空気感が伝わってくる。仕事でなければ相手にしないのが吉。
    自己顕示欲な人々
    自己顕示欲な「認知」症
     大なり小なり、誰もが自分勝手で我がまま。「お金を払っているのだから~」という主張も多い。
     その中でもヤバいのは、前頭葉で言動がバグっているかもしれない人。 女性スタッフのお尻を触り、下ネタ連発、プールサイドで全裸になり、洗面所の排水溝で用を足す。 スタッフや他の利用者に不快感や危害を加えるが、自覚は無い。
     大声で独り言、手足を伸ばしっぱなし平泳ぎ、コースロープを引っ張らないと進めない、 泳げないけどプロ選手みたいな水着、だぶだぶよれよれサイズ感の合っていない水着など、 見た目で違和感を感じる人は避けた方が無難。
    いろんな人
    自分と周囲を痛めつける奇行
     水圧で体を支えてくれるプールで歩くという高齢者が増えてきました。 天候に左右されず運動ができ、もし倒れても誰かがいる環境。 利用者の中には、リハビリ施設の利用料金がかなり高額のため、 代替え手段として市民プールや公共ジムへ来ている人もいる。 だが、専門施設と同じクオリティーを求めているため、スタッフや他利用者との争いは絶えない。
     病院や専門施設とは違うという点を理解し、納得してから利用してください。 自分のやりたいように使ったり、自分が快適になるようにスタッフに命令したり要望を出すのは単なるわがまま。 自分専用の施設を建設してください。
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