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Solo exhibition " Calvary " (Tenjinyama Bunka Plaza / Okayama, Japan) 2014. 4.15 (Tue) - 4.20 (Sun) 10:00 - 18:00 |
天プラ・セレクション vol.59 藤原裕策展 『ゴルゴダ - 展翅(てんし)のささやき - 』 *「展翅」とは、標本にするため昆虫などの翅(はね)をひろげること。 会期:2014年4月15日 (火) - 4月20日 (日) 時間:10:00 - 18:00 最終日は16:00まで 会場:岡山県天神山文化プラザ 今回の展示作品は、2つ折りにした紙によるデカルコマニー(転写)で制作されます。ロールシャッハテストなどで知られる左右対称の図版を作り出す方法ですが、藤原は、同じ紙上で絵具を重ね転写を繰り返すうちに、様々な要因により対称性が徐々に失われてゆくことに気づきます。そして、ある生物学者から聞いた遺伝子(DNA)の話が、今回の連作に取り組むきっかけになったと言います。『突然変異は、誰にでも毎日、少しずつ起きている。』全生物のDNAの基本構造は同じでありながら、その複製ミスや損傷が生物の多様性を生む。生物標本のように壁一面に並べられる作品群には、生命の神秘を自身や社会の問題として引き寄せ、その関係性を問い直そうとする作家の想いが込められています。 |
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