練馬ヒラタ採集報告

【としパパ】


                        

【あ〜コメント】

久しぶりのとしパパ様の採集記です。

地道な努力が実を結んだ形で6年目の今年、ついに練馬産のヒラタをゲットされました。執念ですね〜。おめでとうございます。

元練馬区民としては非常に興味深い出来事です。

お子様の根性もすごいですね!

以下、としパパ様のメールです。


【としパパ様のメール】(2005.7.7)

 

〜前略〜


 

2002年の新年のご挨拶より↓

小生>> 次に、前から狙っている練馬区ヒラタです。
            3シーズン目です(^^;;;
あ〜様> いいですね〜、そういう息の長い採集はとても好きです。
あ〜様> 今年も採れないように頑張って下さい。違うか。(^^;)

 

採れないように頑張っていたんですが、あっけなく、採れちゃいました。練馬ヒラタ、6シーズン目でした。

クヌギが一本づつあり、年によっては樹液も出ていることが判った、自宅から500m位の距離にある3つの小さな●●を中心に、ここ数年
様子を見に行っておりました。

昨年は、その一つの●●近くに住む長男の友人から、朝の通学時に拾った小さい雄をもらいました。
直後の休日に次男と採集したと聞いた外灯下を見に行くと、なんと50mm位の大きなヒラタ雄が、顎を動かしてもがいていました。


しかし、残念なことに腹が無く、上の電信柱にカラスが数羽止っておりました。
生息を確信し、秋まで何度も通いましたが、同じ友人から雌の追加をいただいただけで、昨シーズンは終わりました。

頂き物とはいえ、ペアが揃ったので産卵セットを準備したのですが、採卵には至りませんでした。
 

今年は、5月終わりに深夜帰宅時に寄り道したところ、40mm弱の雄の轢死体を例の外灯下に見つけ、以降、何度か出撃しておりました。

ところが、先週の土曜日、深夜帰宅のため昼まで寝ていたところ、次男に叩き起こされました。


「ついに、ヒラタ捕まえたよ!雄2匹。お父さんが言っていた●●で」


本屋の帰り、1つの●●のクヌギを見にいったら、樹皮めくれに一匹(雄38mm)、そして樹液の出ている小さな洞に一匹(雄42mm)い
て採集したと、大喜びの報告を受けました。


始めてのアカアシをミズナラの小さな洞で見つけた時、自分の指を突っ込み挟ませて捕まえたことがある次男。今回も洞のヒラタは、
自分の指に挟ませて捕まえようとしたらしいのですが、
 

「ヒラタに挟ませたら痛かった。木の棒を拾って引っ張り出した」
 

とのこと。

在住歴の長い人々から「昔は、××との間にある旧道は大きなクヌギが生えていた街道だった」と言う話を聞いていました。
 

また、子供(長男中3、次男小5)の友人達が、自宅外灯等に飛んできた小さなヒラタを年に1〜2匹は見せてもらっていたことなどか
ら、必ず生息していると思い、毎年毎年、近所を散歩しながら探しておりました。環境から絶対数は少ないとは思っていましたが。
 

でも思い起こせば6〜7年になるんですね〜 (^^;;;

今後は、気長に雌を採集し、採卵させ、大きな練馬ヒラタ二世を作ってみたいと思います。

次のテーマは、相変わらず、**のヒメオオクワです。こちらも痕跡(死体等)は発見しているので、気長に、夏から秋、さ迷ってみ
たいと思います。


しかし夏の**は、見事なミヤマやオニがそこそこ採集できるので、それだけで満足している面もありますが (^^;;;

だらだらと長くなり、申し訳ありません。

今まで通り、採集記を楽しみにしております。がんばってください。
小生も家族で、採集と飼育を楽しみたいと思います。


追記


子供の友人達を、茨城の川へ魚取りやクワカブ採集に連れて行くのを楽しんでおります。
ライトをあてると樹液に集まるクワカブに目が点になる子供達の顔が見たくて、今年も7月に2、3回計画中です。
以前はなかなか見つけるのが難しく、あ〜さんにノコやカブトを簡単に取れ、かつ子供連れでも安全な場所を「教えて君」しようと思っていました。
しかし、地図を見ては家族で突撃を繰り返す内に、最近は、ようやく、コクワやカブトは指で触って数える位の域にはなってきたようです。


クワップ頃の衝撃的なあ〜さんの採集記とは違って、多くても20位の数ですが (^^;;;
これからは、ヒメオオクワ、そしていつかはオオクワに挑戦できると良いなと思っています。

それでは、失礼します。
 


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