採集記#50,51

【とぉ】


#50 7月18日(月)AM(10:00〜12:25)
天気 晴
気温 27℃

 この連休は旅行で岐阜の■■温泉に行っていた。現地での採集はしなかったのだが、帰り道に近くを流れる川の河川敷に降りてみた。

鮮やかな緑

 まず第1ポイント付近。ここは子供と探索したが、クワガタの発見には至らずに終わった。



 続いてクルマで少し移動して第2ポイントへ。ここはなかなか降下ポイントが見つからず苦労したが、何とか降りて探索開始。ここも樹液が出ている樹はほとんどなかった。

 そんな中、1本だけ樹液の匂いを放っている樹があった。タテハ蝶も飛び交っている。裏側に回ってみると、小さなクワガタを発見。

ピンボケ

 それはスジのペアだった。折角見つけたのに撮った写真はピンボケとなってしまった。その上を見上げると・・・


 それはミヤマの♀だった。ミヤマは樹液では初の確認となる。

続いて更に移動し、第3ポイントへ。ここは釣り人が来ていた。


しばらく歩いて良さそうなヤナギ林を発見したので早速中に入った。しかし樹液はほとんど出ておらず、空振りに終わった。

いたのはこれだけ

 その後も良さそうなポイントはあったのだが、いつまでたっても家に帰れなくなるのでこれにて終了することにした。この付近はキャンプ場が多いので機会があれば採集キャンプをやってみたい。

今回の結果
採集 0
確認 スジ♂1♀1、ミヤマ♀1
 



#51 7月18日(月)夕(3:45〜5:55)
天気 曇
気温 29℃(34.2/22.8℃)

 帰宅後、気温の下がるのを待ってポイントへ出かけた。今回も先週に引き続き大雨の被害調査を兼ねている。

 まず向かったのは第1ポイントだ。ここも冠水したようだった。右側の林から探索したが、ここでは何も発見できなかった。

 メインの林に入る。本命の樹でヒラタペアを確認。その他、林内を探し歩いてコクワ♂3♀2を発見できた。


 林内は比較的涼しいはずだったが、立ち止まると汗が顔面を流れ落ちていく。そろそろここを出ようと思い外に向かって進んでいくと、ふと見つけたヤナギの幹で巨大な甲虫を発見した。

夏の王者

 サイズは中型だったが、この迫力はクワガタにはないものがある。挑戦者を待ち受けているかのように、下を向いて樹液を占領していた。

 続いて第2ポイントへ。中へ入ってしばらく進むと、信じられない光景が目の前に広がっていた。

 しばらくはこの状況が理解できず、ただ目の前の風景を眺めているだけだった。ここも##同様、完全に景色が変わっていた。とりあえず無事な樹からチェックしていく。去年オオクワを採った木立に入り、洞のある樹をチェックする。


 当然オオクワなどいるはずはなく、出てきたのは小型のヒラタだった。

 あとは残っている樹を探してみたが、いたのはコクワ♂1♀1のみだった。残念だがこの地帯は見切った方が良いかもしれないと思った。

生き残りコクワ

 クルマに戻り、少し走って第3ポイントの林に入る。ここは冠水しただけで済んだようだ。洞のある樹をのぞくと何かが入っていた。掻き出しにかかるが、なかなか出て来ない。途中で正体は判明したが、久々に手応えのある入り方だったので最後まで粘ってみた。


 出てきたのは40o台前半のヒラタだった。そいつを洞に戻し、振り返ると目の前の捲れにコイツがいた。


 それは大型のコクワだった。これ以上隠れる隙間がないので他者に見つかるのも時間の問題だろう。

 その後、第4ポイントの林の1本ヤナギにてコクワ♂1を確認し、本日は終了した。


今回の結果
採集 カブト♂1(65o)
確認 コクワ♂6♀3、ヒラタ♂3♀1
 


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