採集記#38

【とぉ】


#38 6月25日(土)〜26日(日)
天気 晴時々曇
気温 23〜28℃

 今日は待ちに待った採集キャンプだ。昼過ぎに出発し、買い出しなどを済ませて4時すぎに現地入りした。場所は去年と同じ◇◇キャンプ場だ。

 荷物の運び出しの後、キャンプ場内を下見する。しかし、思っていたよりも樹液が出ていない。一抹の不安を感じる。




 結局この段階で確認できたのはコカブトとこの写真のゾウムシくらいだった。

 夕食後、子供達を連れて外灯巡りに出発する。気温は高く蒸しているが、果たしてクワガタは飛んでくるのだろうか。

 探索開始後しばらくして管理棟の自販機の前に黒い虫がいるのを発見。ゴミムシかと思ったが、よく見れば今期初のあのクワガタだった。
 



 それは小さなスジの♀だった。その他、外灯で見られたのはコガネやコカブトのみだった。やはり影が薄い。最近の少雨の影響なのだろうか。

 ログハウスに戻り、花火が終わると子供は就寝。11時頃、今度は単独で採集に出動する。キャンプ場内の外灯・自販機などではコガネやコカブト、そして轢かれて間もないコクワの♀のみだった。

 テントサイトのクヌギ林に入る。1時間ほど歩き回ったが、いたのはコイツのみであった。



どこにでもいるやつ

 このクヌギ林では樹液が音を立てて流れ出てくる様子を観察できた。しかし、この樹にはクワガタの姿はなかった。

 探索から戻ると日付が変わっていた。アルコールを補充し、2:30頃眠りについた。

 翌朝は7時頃目が覚めた。同行者が今朝台所の網戸についていたというコクワ♀を差し出した。結局これが最後のクワガタだった。こいつは自分で採集していないため、カウントには入れない。

 朝食後に最後の探索を行ったが、目立った虫はというと・・・



アオスジカミキリ

電柱に貼りついていたこいつだけであった。

 昨年8月下旬のキャンプでシーズン終盤の状況でスジ3とノコギリ1の発見であったので、今回はトップシーズン目指して設定した採集キャンプであったが、樹液量が少なく残念な結果に終わってしまった。また機会があればやってみたい。

今回の結果
採集 0
確認 スジ♀1、コクワ♂1(コクワ♀1)
 


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