採集記#34

【とぉ】


#34 6月18日(土)午後(4:00〜6:20)
天気 晴後薄曇
気温 23℃(26.2/16.7℃)

 午後から時間が空いたので探索に出撃する。

 第1ポイントに到着。大きな洞の樹をチェックすると、中にクワガタの影を発見。掻き出し棒を差し込むが、奥へと逃げられて断念した。昨年10月にも同じミスをしている。ここの洞は深い。ここは諦めて別の樹を探る。しかし、時間帯が悪いのか、コクワ1頭すら見つからない。クルマで付近を徘徊し、良さそうな木立があったのでそこで再び探索開始。ここが大当たりだった。まずは※※の樹をチェック。登れそうな樹があったので枝に足を掛けて登っていく。目の前に洞があったので中を照らすとクワガタの姿が見えた。早速掻き出しにかかるが、相手もふんばってなかなか出てこない。この時点でヒラタだと確信した。10分ほど足場の悪い枝の上で格闘した末に出てきたのは・・・


 サイズは40o台半ばくらいだった。これが今期100頭目のクワガタであった。こいつをリリースし、他の樹を探る。すると、半分枯れかかった部分のある樹を発見。洞も沢山あり、樹液も出ている。裏側の洞で2頭のクワガタが入っているのを発見し、掻き出そうと思ったが奥へ逃げられてしまった。おそらくヒラタだったと思う。カミキリが開けた穴にもクワガタが入っていた。こちらは簡単に掻き出せた。サイズは30o台前半。この辺りは発生源となりそうな材も多く、ヒラタが棲むには格好のエリアのようだ。またいいポイントを見つけてしまった。

 クルマに戻り、第2ポイントへ向かう。ここは今朝見た所は外して探索した。昨年秋に見つけた地帯を中心に探したが、良さそうな樹はなかった。

 第3ポイントへ。3本ヤナギで洞にクワガタを発見する。掻き出したそいつは・・・



ここでもヒラタ

 今回はヒラタばかりだ。この地点でもヒラタが活動を始めたようだ。

 そろそろ時間も無くなってきたので最後に第3ポイントへ向かう。ここまでなぜかコクワの姿を見ていない。最後はコクワで締めたいと思っていたのでコクワの姿を探す。すると、樹液の良く出ている小木でハナムグリと争っているクワガタの姿を発見。しかし、頭が向こう側に向いているので雌雄の判別がつかない。視点を下げると洞の中にコイツが入っていた。



今回初コクワ

 ようやくコクワに遇えた。そいつをリリースし、上にいる個体を観察したが、動かないので樹を揺すったら落ちてしまい確認不可能となってしまった。これにて本日の探索は終了となった。

本日の結果
採集 0
確認 ヒラタ♂3コクワ♂1
 


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