【とぉ】
#8 5月1日(日)早朝(5:10〜6:50)
天気 薄曇
気温 17℃(28.8/13.1℃)
夜中から南風が強まってきた。今日の予想気温は30℃近くまで上がるらしい。強風の中、日の出時刻を目指して出発する。
5時をまわった頃、現地に到着。今日は△△での樹液の様子と昨年スズメバチの妨害に遭ってチェックできずに終わった樹の確認である。
覚悟はしていたがクルマを降りると予想通り風が強い。今日の最大の敵はこの風だ。コンタクトをしている人ならこの心境はわかるであろう。更に運の悪いことに風上に向かって進まなければならなかった。これは本当につらいものがある。
まず最初のポイントへ着いた。この樹は割と規模が大きく、周囲にはいくつも倒木がある。昨シーズンもコクワのみであったがかなり多数確認できた樹だ。
樹の周囲を観察すると、一部樹皮の剥けた倒木があった。だがそれは人為的なものではなかったのでひと安心する。これはカモシカが囓った跡だ。この他にも角を研いだ跡が付いた樹もあった。クワガタはというと、いくつか空いている洞をチェックしたが、まだのようであった。
更に奥へ移動する。昨年コクワ爆発だった樹もまだひっそりとしている。この付近は昨日行ったポイントよりも時期が遅れているような感じだ。樹液の出方もとても少ない。
そのうち、今日の目的の林に辿り着いた。イバラがかなり伸び始めている。もう少しすれば今回のようなショートカットはできなくなるであろう。
かなり歩いて、目的の樹を発見。洞の中に何かいる。ライトで照らして見ると、ゴキブリだった。何もいないほうがまだましであった・・・。
気を取り直して付近を探索する。昨年覚えておいた樹を何本か見たが、やはりまだであった。視点を変えて倒木をチェックするが、あまり感触は良くないので触らなかった。
しばらく彷徨っていると、先月初めにコクワ♀を見つけた倒木に辿り着いた。ひっくり返すとそいつはまだそこにいた。実はこれが本日最初で最後のクワガタであった。
かなり歩いてクルマに戻り、移動する。次は4/29に回り切れなかった地帯を探索する。樹液はポツポツといった感じで、ここも来る時期が早かったようだった。
その後、時間まで南下を続けたが、目立った発見もなく終了となった。
本日の結果
採集 0
確認 0