【とぉ】
#108 10月17日(日)午後
天気 晴
気温 18℃(20.1/12.0℃)
場所 ポイントAE
目的 採集 #95
今日は朝から秋晴れの良い天気となった。ただ、最低気温が昨日8℃台まで下がり、今朝もかなりの冷え込みだった。こんな寒さでクワガタ達はいるのだろうか。
今日はまず先日「大きな」クワガタのいた樹を目指した。逆光のきつい場所でとても眩しい。懐中電灯で洞を照らすと・・・中にはカタツムリが入っていた。結局そこは諦めることにし、付近の木立の探索に入る。
ここは初めて入る場所であった。夏場は藪に遮られて全く入る気がしなかった。かと言って今更入っても何もいないのは当然なのだが・・・
樹液痕のあるヤナギ
結局ここの木立ではクワガタの姿は見られなかった。
続いて少し南下し、先日コクワのいた木立へ。同じ個体がいれば、他のポイントでもいるかも知れない。そう思ったのだ。
ライトで洞を照らす。いた。だが少し大きい。掻き出してみると、コクワの♀だった。
顎の先端が欠けている。産卵を終えたのだろう。先日確認した♂はいなかった。
これで気が楽になった。と同時にこれで今年は終われる、と思った。
あとはまだ回ってない場所をチェックしていった。だが、樹にいるのはハラビロカマキリばかり。1本に1匹は必ずいる。まるでその樹が自分の縄張りだと主張するかのように。
だが、カマキリを見に来たのではない。ここはこれで終了することにした。
残りあと30分。クワガタのいる可能性の高い所を模索しながら北上する。目的地は決まった。ポイントAである。
Aに到着。すでに夕日は真っ赤に染まり、地平線に沈もうとしている。これが今期で最後だ。木立に入る。10月3日にここでコクワの♂を確認している。今日はいてくれるだろうか。
しかし、樹液は出ているものの、とうとう発見することはできなかった。最後に樹液で見た甲虫は・・・
ケシキスイであった。
これで今期の採集はすべて終了となった。別表に今期の記録を記しておく。来期以降の参考になるであろう。これまで出会った沢山のクワガタ・カブト達よ、ありがとう。そしてまた来年会おう!
本日の結果
採集 0
確認 コクワ♀1