採集記#79,80

【とぉ】


#79 8月21日(土)午後
天気 晴
気温 26℃(27.4/18.9℃)←石川県△△市の値
場所 □□キャンプ場(石川県◎◎町)
目的 キャンプ

 いよいよ楽しみにしていたキャンプとなった。朝から良い天気で、気温は動くと少し暑い程度だ。

 昼過ぎに現地到着。テントサイトの敷地は何とクヌギ林の中であった。洞もあり、樹液痕のある樹もたくさんあった。

 荷物を運び終えてから周辺を散策してみた。さすがに洞には何もいなかったのだが、とある樹の根元付近でスジの♂の☆を発見。子供に知らせると、知人の子供のS君もやってきた。後に彼には先日採ったクワガタをプレゼントした。

 その付近をチェックしていると、ちょうど裏側で樹液を吸っているスジのペアを発見。子供達は大喜びだった。これは私が望んでいたキャンプのスタイルであった。ただ、時期が遅かったのもあって樹液の量自体は少ない。わずかに滲み出ている樹液を吸って生き延びているのだろう。

 その後、昼食を挟んでテントを立てた。すでに酒が入っているのでほろ酔い気分であるが、少し奥のほうまで足を伸ばして探索を続けた。しかし、追加はスジ♂1頭だけであった。

マイテント全景



 その後は夕食の準備を手伝う。



ファイヤー焼きナス

 夕食はカレーライスだった。大人7人子供4人での楽しい夜は更けていく。


キャンプにはつきもの

 花火も終わったところでアルコールタイム本番となるところだったが、S君が「カブトムシ探したい」というので探索に出かけることにした。メンバーは我々一家プラス子供3人である。気温はかなり下がっており、パーカーを羽織っても肌寒い。良さそうな樹はたくさんあったが、いるのは蛙やカタツムリなどであった。外灯もチェックしたが、コガネや蛾のみであった。

 ひと周りして戻る頃、頭痛がひどくなってきた。嫁さんも同様らしい。2次会の準備は整っていたが、辞退させてもらった。寒かったのは気温のせいだけではなかったようだ。ありったけの服を着込み、シュラフに潜り込んだ。すぐに記憶が無くなった。

本日の結果
採集 0
確認 スジ♂2♀1


#80 8月22日(日)午前
天気 曇
気温 24℃(25.0/21.9℃)
場所 □□キャンプ場
目的 キャンプ

 6:30頃目が覚めたが起き上がれない。結局テントから出たのは7時を回っていた。朝食はパンとコーンスープだった。体が温まる。だいぶ体調も回復していたので、食後もう一度キャンプ場内を探索した。同じように採集している人も見られた。結果は0。

 テントの片づけをしようとしていると、子供達が「○○」へ行くというのでついていくことになった。この施設では廃材を様々な大工道具で加工し、持ち帰ることができる。夏休みの工作にはもってこいである。

 その○○の手前の外灯を何気なく見ると、その近くの植え込みの樹の枝に大歯のノコギリがつかまっていた。明るくなったので住処へ帰ろうとしていたのであろうか。これもS君へ進呈した。

 その○○で作ったものとは・・・



塗装・文字・トーマスは後日自宅にて取り付けた。

 1時間ほどすると留守組がやってきた。テントの片づけも終了したらしい。「この後どうするか」という恒例の話し合いが始まり、結論として程近い所にある△△へ行くことになった。目的は「世界の昆虫展」である・・・同行メンバーが増えた以外、8/1と内容は同じなのでここでは割愛する。

 たっぷり世界の昆虫を堪能してキャンプ場に戻り、解散の儀式(余り物の分配なのだが)の後、現地にて解散となった。

 今回はクワガタ採集としての手応えは少なかったが、機会があればトップシーズンにまたここでキャンプをしてみたい。今回とはまた違った結果になりそうである。

今回の結果
採集 0
確認 ノコギリ♂1
 


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