【とぉ】
#65 8月6日(金)夕
天気 晴
気温 28℃(32.9/26.1℃)
場所 ポイントC
目的 採集 #58
今回は5月22日に探索したポイントに行ってみることにした。しかし、深い藪が行く手を阻んでいる。奥には大きなヤナギがあるのだが・・・
そのヤナギの木立を横目に見ながら通路を進む。すると、行き止まりまで来てしまった。そこには通路を挟んで2本の樹が立っていた。まず右奥の樹へ。直径は60pほどもある大木だ。しかし、真っ直ぐ伸びたその木には洞はおろか、樹液が出た気配はなかった。
次に左側の樹へ。ツタがからまり、木の下は薄暗い。上の方にある洞に何かの♀がいた。この樹は少し期待できそうである。
引き返そうと思ったとき、思わぬ発見をした。何と通路と藪に沿って、1本の「採集者道」ができていたのであった。通路側からは高い藪に阻まれてその存在にすら気が付かなかった。やはりすごい人はいるものである。
さっそくその「道」を辿って行くと、5月に見たあのヤナギの木立に辿り着いた。最初の樹からいきなり樹液臭が漂ってくる。太さは50pはある。背丈くらいのところで枝分かれしており、その枝を目で追っていくと、カブト♂が樹液を吸っていた。落ちていた枝で釣り下ろすとまあまあのサイズ。もといた場所へ逃がし、先へ進む。ここには3本の樹があり、いずれも大木と呼べるサイズである。しかし樹液の出が良いのは1本目の樹だけであった。
さらに藪にできた「道」をしばらく進むとまた数本の木立がある。ここの樹はいずれも若い樹で、直径も15p前後。しかし樹液は良く出ている。まずはスジ♂を発見。大きい。間違いなく25oオーバーだ。更にもう1頭追加。これもなかなかのサイズ。その他、スジ♀やカブト♀などを確認できた。
ここはこぢんまりとしたポイントながら、ちょっとした「探検気分」が味わえる。気分転換には良いところであった。樹も大きく育っていることから、来年も期待できそうなポイントである。
今回の結果
採集 スジ♂2(27o・23o)
確認 コクワ♂1スジ♀1カブト♂1♀2不明2
#66 8月6日(金)夜
天気 晴
気温 23℃(32.9/26.1℃)
場所 外灯 全ポイント
目的 採集 #59
今夜もめげずに出動する。昨夜の採行のおかげでだいぶ気分は楽になったが、決してクマが出ないという保証はない。それを忘れずに今後は採集することになる。
平地のポイントでは◇◇でノコの♀を確認したのみだった。まだ多少月の影響もあるのかもしれない。
山麓ポイントに移動する。##でノコの♀を発見。当然クルマは「クマよけモード」であったが、今回は嫁さんと子供が乗っているので音量は普通のままである。
続いて△△。ここに来ると緊張が一気に増す。暗闇に警戒しながらも、なるべく平常心で探索を続ける。その甲斐あってか、ゴール地点で中歯のノコギリを発見。手では届かないところにいたのでクルマから網を取り出して採集。網を使っての採集は初であった。その他アカアシの♀やコクワ♂なども見られた。少しづつ調子が戻ってきた感じがする。今夜はこれにて終了となった。
今回の結果
採集 ノコギリ♂1(中歯:53o)
確認 コクワ♂2ノコギリ♀2アカアシ♀1