新芽採集

【T2】


                        

【2003.5.29】

こんばんは〜

仕事や家庭に配慮して出撃が遅れ遅れになっていた新芽採集に行ってきました。(配慮した割に仕事は進んでません。メール書いてるからか?)

 

今日の天気は最高!雲ひとつ無い晴天&気温も初夏の陽気です。ポイントに向かう道中、あ〜さんの採集記や、あいあんさんの掲示板を読んで、すっかり耳年増な私は、コルリはタイミングが合えば浴びるほど採れるもの!ブナ帯にいるらしいし、そして今日は○○〜××の3つのブナ帯を攻めるのだからタコ採れ確定!と思ってました。

 

初心者単独での出撃、昨年まではクワガタと思っていなかったはじめて対峙する相手。。。という条件を考慮しても、勝利を確信していたのです。

 

・・・あまかった・・・・・

 

まず、あれほどたくさん写真を見た新芽が意外と見つかりません。ブナの大木は思いっきり葉っばになってるし、そうかと思えばブナっぽい樹皮なのに芽がまだ堅い木もある。こうなると、樹皮だけではブナかどうか確定できない私はどこを探してよいやら・・・それでも、多くのゴミムシを発見し、『何かいれば見つけられる目があることは確認した。』(あ〜さんの採集記より引用)私は、いれば必ず見つけられるにちがいないとがんばりました。

 

実は採集開始して間もない頃、1匹のコルリっぽい小虫を見つけました。車を運転しながらルッキングしていたときなので、まずは車を道幅がやや広いところに止め(この時点では、いるところにはたくさんいると思っているので余裕がある)、木のところに戻って先ほどの個体を確認、用意していた補注網を、無造作に、そう、あまりに無造作に突き出しました・・・結果、網が真下に入る前に枝にガツッっとあたり当然落下。。。それでもたくさんいると思っている私はたいして気にもせず、次の個体を探したのですが・・・見つからない。正確には見つかるのはゴミ虫ばかり。捕まえてみればやはりゴミ虫・・・こうなってくると、先ほどの個体も本当にコルリだったのか自信が揺らいできました。たしかに青っぽく見えたし、写真で見たコルリとそっくりだったのですが・・・


付近を3往復ぐらいして、ようやくその場をあきらめ、次のポイントへ移動です。

あっ、ちなみにポイントポイントって書いてますが、自分で勝手に予測した場所にすぎず、そこにいるのかどうか確証はありません。今日はまず一番遠い××に行き、帰りながら第2第3のポイントを攻めるつもりです。しかし、第2ポイントへ向かう林道は、雪のため通行不能。。。まあ第3ポイントがあるさ!というわけで、一度国道に戻って第3ポイントへ!すると、第3ポイントへ至る峠道も6月1日に開通だとおおお!?この瞬間帰ろうかと思いましたが、どうみても閉鎖理由である雪崩の恐れがあるとは思えないし、入り口も車1台通れるようにゲート間隔が開けてあります。というわけで、峠道へ突入!

 

閉鎖中の道、どうせ対向車も来ないし!とどんどん飛ばしていると、対向車が!!

ちょっとびっくりしました。(結構勝手に入る人が多いようです)

 

で、結論から言うと、しばらくは健康でいられるほど森林浴してきました。惨敗、ゼロです。

 

コルリ難しい!何が難しいかというと、ポイントに行けば、時期的に早いのか遅すぎたのか新芽の状態を見ればわかると思っていたのですが、葉の開き具合がまちまちで、時期的なタイミングがどうだったのか行ってきた今もわかりません。ゼロの可能性は予想していましたが、木を見ても、時期がこれからか終わったのかわからないという結果は、予想だにしていませんでした。まさに、教科書と現場は一味違うということを痛感しました。

 

今日ひとつ決めたことがあります。それは、コルリに限ってですが、『採る前に撮る!』です。これまでも、なんどかそうしてきたことがありますが、私の場合、それらのクワガタはたくさん採って余裕が生まれてから撮ったにすぎません。コルリは生まれて一度も採った事が無い種です。本当はすぐに確保したいのをこらえて撮る!コルリの初採集限定ですが、こだわりを持ってここに誓います。

 

なお、コルリ2匹目以降と、それ以外のクワガタは、これまでどおり採る採る採る・・・あきたころに撮るで行きます。

 

当然採れると思っていたコルリ、、、今シーズン採れるか怪しくなってきましたが、過去の採集記を拝見すると6月中旬でも採れるようなのでまた来週行ってきます。


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