おはようございまふ

【S井】


                        

【2004.7.2】

予定通り行ってきました〜。

予定通りじゃなかったのは金曜の午後から行ってしまったことです。

仕事がヒマすぎたのと、天気が良かったのでついつい半日有給を取ってしまったのです・・・。(^^;)

 

7月2日−−−−−

家を出たのは良いのですが、時間的には早すぎです。明るいウチにポイントに到着してしまったのではただのボケ野郎となってしまうのでどうしたものか思案しながら車を走らせます。

「そーだっ!腹ごしらえしてこぉ〜っと。」

いつもはシメに食べるココイチのカレーを今回はいきなり食べてしまうことにしました。それでもまだ時間は余ってしまうため、食糧の買い物なんかをしながらダラダラとポイントに向かいました。

(ダメダメじゃん>自分)

午前中はかなり良い天気だったハズなのですが、どうも午後になってから風が出てきています。

「そおいえば月はどんな感じだったっけ?」

そんなことすっかり忘れていました。

「まぁ採れる時は月が出ていても採れるし、採れない時は月が無くてもダメだから関係ないかな?」

ポイントが近づくにつれて気温はグングン下がっていきます。

「こんなんで虫が飛ぶのかぁ・・・?」

一抹の不安を抱きながらのポイント到着となりました。

気温は既に20℃を切っていて、風がかなりあります。

よさげな時間になってきても虫の姿は見えません。

「やっぱり・・・先週とおんなじじゃん、これって。」

とにかく虫が少ないです。こんなに少ないのは昨年は見たことありませんでした。蛾さえもほとんどいなくて羽アリらしきものが僅かに舞っている程度です。

ウロウロしながらあちこち見て行きますが発見できたのはコクワ♀1。

「ダメだぁ・・・これは月のせい?風のせい??寒さのせい???」

暫く粘っていましたが、移動することにしました。

めぼしい灯下を回ってみますがやはり虫の数は少なく、なんとかミヤマ♀1を見つけられたのみでした。

「ちょっと違う場所も見てみたいな。」

時間も割りと早かったので、##から**方面に向かって灯下を見てみたのですがどうもイマイチです。ノコ♀とミヤマ♀はなんとか見つけられたのですがそれだけでした。

「♀ばっか。」

猛烈な眠気を覚えて戻ることにしました。

 

7月3日−−−−

またまた暑さで目が覚めました。

「何で夜はあんなに寒いのに朝からこんなに暑いの?」

買い込んでおいた食糧で朝食と摂り、まず川沿いの灯下の残骸を見てみることにしました。

「昨夜の状態ではここも望み薄だよね〜多分。」

思ったとおりここにはノコが僅かにいただけでした。

「やっぱヤナギだよね。」

まだ時期的にはちょっと早いとは思いますが、やはりヤナギが気になって仕方ありません。早速林道に入り標高を上げていきます。

ヤナギ、道、ヤナギ、道を繰り返し見て行きますがここにもやはり虫の姿は少なく、結局最初の林道ではヒメオオ♀1の轢死体を見つけたのみでした。

「今って虫の少ない時期?」

「今回は諦めて帰ろうかな・・・。」

林道の終わりの場所でちょっと迷いましたが、この時間に下界に降りても暑いだけなのでもうひとつの林道も見てみることにしました。

暫く走っていつもヒメオオの居る場所に到着したものの、やはり時期が早いのか「黒いもの」は見つかりません。

涼しかったので車を降りて一服しながらなんとなくヤナギを見ていると根元の近くで何かが動いているのが見えます。

「何だろう?まさかヒメオオってことはないよね。」

とは思ったものの気になって近づいてみると、それは小さなヒメオオの♂でした。

「へ?これってもしかして先日取り逃がしたヤツ?」

「そういえばヤツはなかなか落ちてくれなかったっけ。」

「コクワだとばっかり思ってたけど。」

まぁ真相はわかりませんが、一応樹液(?)での初ヒメオオ採集です。

「もしかして他にもいる?」

と思い周辺をくまなく見直してみると・・・居ました。

小さめのメスが2頭も。

「今まで何を見ていたんだぁ〜!」

1頭は採集できましたが、もう1頭は落としてしまいました。

その後も道とヤナギを見ながら林道を進んでいきましたが、特に発見は無く時間が余ってしまったので折り返してすぐに道路の端に小さな黒いものが動いていたのですが、車を降りてみるとアカアシの♂でした。

「これで5目だね〜。」

自分的には上出来です。林道を出て、腹ごしらえのために$$に向かい&&を食べました。

「う〜〜〜、満腹!ちょっと食べすぎたかな?」

昨夜は##で惨敗したので今日は**の灯下を見てみることにしました。

目的地の灯下の近くで車を止めて時間を潰しているうちに眠り込んでしまったようです。(-_-)zzZZ

目を覚ますと丁度良い時間になっていました。早速行動を開始したのですが、やはりここも気温は低く虫の姿はひどく少ないみたいです。

「どーして?」(T_T)

なんとかミヤマ♂1を見つけたものの他には何も見つけられませんでした。

「ダメだなぁ今日は(も)・・・帰ろ。」

途中にある灯下を見ながら帰宅することにしたのですが、ノコとミヤマの♂とアカアシの♀を見つけることができました。

「それにしても今回はひどく虫が少なかったなぁ・・・。」

「一体どうしてしまったというのか?」

 

ローカルクワの道を歩む我々に休息は無い。常日頃からムシの気配に耳をそばだて、いつ如何なる時でもクワ採行を試みる姿勢は崩さないのだ。たとえそれが「惨敗」という悲しい結果に終わろうとも・・・。

(↑凹作さんの名言からのパクリ)

(T_T)v

 

今回の成果−−−−−

ノコ/♂4♀3

ミヤマ/♂2♀2

ヒメオオ/♂1♀2

アカアシ/♂1♀1

コクワ/n

 

追伸:今年春に採集してきたコルリ幼虫が今頃羽化しました。

これがトウカイコルリであれば今年は15目採集できたことになりますね。

後はオオとマダラか・・・?


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