【S井】
【2004.5.3】
**から##まで下道で移動したのですか?
ポイント探しながらということですよね?
それはすごい・・・です。
あの時間に##ということは、帰宅されたのは朝?
お疲れさまです、まじで。
昨日は××で惨敗してきました。
というか行く先々でほとんど採集にならなかったというのが実情です。
5月3日−−−−−
起きてみると天気はイマイチ。
でもすぐには悪くならなそうな感じです。
「行くしかないでしょ、××。」(^^;)
昨日近くを通っていたものの採集することができずちょっと気になっていたのです。
早速昨日とは逆のコースをとって××に向かいました。
この一帯に向かうのは20年ぶりです。
時間を稼ぐために++までは高速を使い、順調に目的地周辺に到着しました。
がっ・・・すごい霧と風。
$$の辺りまではそんな気配は全然なかったのですが、県境のあたりからは視界がまったくきかなくて、辺りの植生さえもよくわからない状態です。
「○○の近くの沢沿い」
ピイさんより情報をいただいていましたので、これを求めて彷徨います。
ナビを頼りに「??」とかいう林道を発見し向かってみましたがこの林道はすれ違い困難なほど道幅が狭く、その上砂利の林道でした。
「行けるとこまで行ってみようかな」
と思った直後に
ガリガリッ・・・
車の下側を擦ってしまいました。
速度を落として暫く進んでみましたが、さらに道幅が狭くなり、視界も全くきかなくなってしまい、
「これ以上はムリがあるな。」
と判断し林道を後にしました。
「そういえばこの近くに▲▲とかいうところがあったよね。」
昔訪れた時、ソフトクリームの行列ができていた場所です。
食事もなかなか美味しくて印象に残っていたのです。
到着してみるとそこは小奇麗な観光地になっていて、朝だというのに大勢の観光客がソフトクリームを食べていました。
「なんか昔と随分雰囲気が変わっちゃったなぁ。」
砂利の道を随分入った場所にあった牧場の一部に売店と食堂がついていただけの素朴な感じの場所だったと記憶していたのですが、真ん前まで車で乗り付けることのできる高原の観光スポットになっていました。
「20年も経ってるからムリもないか。」
早速自分もソフトクリームを買って食べちゃいました・・・霧の中で。(^^;)
暫く次に何処を回ってみようか地図を見ながら考えていたのですが、天気は一向に回復する兆候が無かったため、一旦山を降りて別の場所を回ってみることにしました。
■■側に入ってしばらくすると天気は回復し、日差しが出てきました。
◎◎方面を振り返ってみると黒い雲のようなものに包まれていました。
行く時に「##」という標識を見つけていましたのでここに向かってみることにしました。
△△〜●●と走り、峠の入り口から標高を上げていきます。
「ん?何か針葉樹林ばっかだなぁ・・・。」
「標高を上げればブナ帯になるかな?」
どんどん標高を稼いでいきますが、1600メートルを超えても針葉樹林は続いています。さらに上はどうかなと見渡してみますが見渡すかぎりその状態は続いていました。
「標高はまだ上げられるけど虫的にはちょっと無理があるかも。」
と思い山を降りることにしました。
車を止め、地図とにらめっこです。
「ここはどうだろう。」
次に目をつけたのは「□□」です。
最高地点は1300メートルくらいですが行ってみることにしました。
最初は走りやすい道でしたが、ちょっと奥に入ると車のすれ違いの困難な場所が数箇所ありました。植生を見ながら進んでいきますが、どうもこの場所も基本的には針葉樹林帯のようです。
時々広葉樹の部分もありますが、「採集をしてみたい」と思わせてくれる場所は見つからずまたまた山を下ることになってしまいました。
「困った・・・行くべき場所の候補がなくなっちゃったよ。」
「ちょっと前にコルリが取れた湯の丸方面にでも行ってみようかな。」
結構な時間をかけて前回コルリを採集した場所に到着しました。
前回標高が判らなかったのですが、約1500メートルということが判明。
「まだ10日くらいしか経っていないからまだ居るよね〜。」
早速探索開始です。
落ち枝や横に伸びた枯れ枝を見ていきます。
時々産卵痕が見つかりますが、割ってみても見つかるのは食痕と空の蛹室と思われる小さな空間ばかり。
「ここもかいっ!」
割っても割ってもこればっかりです。(T_T)
考えてみると今日はクワガタをまだ見ていません。
一人で退屈なので見つけた時の挨拶なんかを考えてみたりしながら材を探していきます。
「え〜、本日はお日柄も良く、コルリ様におれましては益々御盛栄のこととお慶び申しあげます。私S井、皆様にお会いしたくわざわざこんな山奥までやってまいりました・・・」(←バカ)
「お〜い、今この時間日本で一番君たちに会いたがっている人がここに居るぞぉ〜!」(←大バカ。ちょっと壊れかけていたのかも。)
多分ルリ達にとっては今この時間日本で一番会いたくない人だとは思いますが、そのせいかやはり成虫は全く見つかりません。
「時期的にもう遅いのかなぁ・・・。」
諦めて山を降りることにしました。
結局今日一日かけて採集できたのはコルリの幼虫のみでした。
##は渋滞していることがわかっていたので、%%と抜けるコースを選択し、長野に戻りました。
惨敗です。
コルリはもう遅いのでしょうか。
空の蛹室とすぐには羽化しそうも無い幼虫は結構見ましたけれど・・・。
それと**周辺は針葉樹林帯が多くて採集は厳しいこともよくわかりました。△△側をよく探せば採集はできたのかもしれませんが、長野県内での採集がしたかったので・・・。(言い訳なんですけどね。^^;)
今日の成果−−−−−−−−−
成虫/ボーズ
コルリ/大きめの幼虫3のみ採集
スズメバチ/特大2