【S井】
【2004.2.16】
相変わらずウィルスが猛威を振るっているみたいですね。
私もちょっと心配になって、数人の知人にメールを送ってチェックしてもらったり、システムの感染をチェックしたりしてみました。
とりあえず問題なさそうですけど・・・。
2月14日に山梨に行ってきました。
朝6時前に家を出て、##を目指して高速を走りながら今日は何処を探索しようか考えていたのですが、どうもこれといった心当たりが思いつきませんでした。
インターを降り、ポイントを探し始めた時に昨年大きめな不明幼虫を割り出したものの、多分ノコだろうと思い埋め戻してしまった場所を思い出しました。
昨年もかなり歩いた場所ですが、結局成虫を発見することはできずに終わった場所です。まずここを攻めてみることにしました。
**に車を止め、歩いてポイントらしき場所を探しますが、どうもイマイチです。
どんどん奥に進みヤナギの根元にたまっている砂を払いながら材を探しているとかなり腐蝕の進んだ材が出てきました。早速叩いてみたのですが、出てきたのは大量の「いつものヤツ」です。
「これも、これも、これもコクワだぁ〜〜〜〜!」
出てきた成虫を一箇所に放り投げていたのですが、ふとやけに小さいくせに内歯のしっかりした個体を発見してよくみてみるとそれは極小のスジでした。
「山梨みたいな暖かな場所でもこんな小さなスジがいるのか・・・。」
「でもこれでやっと今年3目めなんだよね。」
「ん?スジは今採らなくても夏になればいくらでも採れるじゃん。」
「やっぱ山梨といったらヒラタでしょお〜!スジで喜んでる場合じゃ無いゾ。」
その材から出た成虫のうちスジはこれ1頭であとは全てコクワでした。
「スジってもしかしてコクワの突然変異???」
そんなはずは無いですよね。
スジって結構好きなクワガタなんですけど、どうしてもヒラタを採集したかったので、別のポイントに移動することにました。
昨年ヒラタの採れた材の残りはどうなっているのかも気になっていたので、立ち寄ってみましたが、削れる場所はもうほとんどありませんでした。一旦戻り昨年あまり行かなかった○○の反対側にも行ってみましたが、やはり出てくるのはコクワとコクワらしき幼虫ばかりでした。
ヒラタとコクワの幼虫の判別には全く自信は無いので、ヒラタであったとしても小さな幼虫だと私には区別がつかないのがもどかしいです。
とあるHPに「頭部口元の部分に複数の斑点状の窪みのあるものがコクワで[ハの字型]に窪みのあるものがヒラタの可能性がある」と書かれていたのを見た覚えがあるのですが、昨年それを参考に持ち帰った幼虫の大半はコクワになってしまいました。それでも自分には他に同定の手段が無いため窪みが[ハの字型]に見えるものを数頭持ち帰ることにしました。
その後一旦車に戻りナビを見ると××までそう遠くないようだったので昨年全く回れなかった××の方に回ってみることにしました。
■■あたりからポイントを探してみましたが、どうもこちらの雰囲気は△△と比べてイマイチのようです。数箇所で材を探してみたり叩いてみたりしたのですが、やたら硬い材ばかりでたまにコクワらしき幼虫が出てくる程度で成果はさっぱりでした。
結局○○になるあたりまで行ってしまったため先日あ〜さんにお会いした場所にも立ち寄ってみましたが、すでに薄暗くなってきてしまい採集を終了しました。
帰りは小淵沢あたりからものすごいミゾレで家に着いた時にはボロボロでした。
結局今回は(も)ヒラタは採集できませんでした。
ん〜あのツルピカの幅広のボディを割り出したいですねぇ・・・。
昨年採集したヒラタから採れた幼虫は自宅に沢山いるのですが、それとこれとは別問題です。樹液のシーズンには山梨に行くことはほとんど無いと思いますので、この時期に1頭くらいは採集しておきたいのですが、やはり実力が追いついていないみたいです。
2月14日の成果−−−−−
スジ/♂1
コクワ/いっぱい
不明幼虫/5
外道(?)/惨敗感:1+筋肉痛:複数