【S井】
【2003.10.18】
本人の意思とは無関係に5時に起きました。
ヤツのせいです・・・家のネコ。
窓からいきなり人の上に飛び降りてきたんです。
びっくりして飛び起きて時計を見ると5時でした。
まぁ今日は早めに家を出てじっくり地元のルリを探そうと思っていたので良いのですが・・・。
いくらなんでも早すぎです。でも一旦起きてしまうとなかなか寝れない人なので、節約のために今日もオニギリをせっせと作ったのでした。(^o^)v
今日のターゲットは昨年♂1しか採れなかったルリです。
しかも落とすし・・・。(T_T)
いつもの道順で目的地付近に到着し、早速探索開始です。
昨年目をつけておいた立ち枯れを丹念に見ていくとルリの産卵痕がありました。昨年も何度か見たのですがその時は見つけられなかった材です。早速「シャリシャリ」モード突入〜!
暫く削っているといきなり蛹室が現れ、ルリの♀が鎮座していました。
「なんて幸先の良いスタートなんだろう・・・」
タコ採れへの期待が一気に高まりました。が、その後出てくるのは幼虫ばかり。諦めて他の材を探すことにしました。
天気は珍しく快晴で、暑いくらいです。紅葉もピークですね。
道路脇の草に目をやると外道は活発に活動しているようです。
車から良さそうな立ち枯れを見つける度に車を止め、近寄ってマークを探して見るとほとんどの木にはちゃんと産卵痕があります。でも削ってみても何も出てきません。たまに出てくるのは幼虫です。(T^T)
「これだけマークがあるんだからそのうち採れるだろう」
と思い次々に見ていきますが、やはり幼虫は出てきますが成虫は出てきません。いくつかの材を見終わった後、ふと足元を見るとショボい材が落ちていて、コルリの産卵痕が見えました。早速割ってみたのですが、出てきたのはまたまた幼虫でした。
「ん〜〜〜〜〜〜。」
その後数箇所でマークを発見し採集を試みますが成虫を発見することはできませんでした。
最も標高の高い場所に到達したのは既に夕方でガスが出てきてしまいました。車の温度計は「3℃」と表示しています。
実はこの一帯が一番期待していた地点だったのですが、寄り道しまくりで結局この場所での採集はほとんどできませんでした。
「この時間で3℃ってことは夜には氷点下・・・?」
「早く降りたほうがいいかも。」
結局成虫はルリ♀1のみで山を降りてきました。
でもこれでこの山で1ペアの採集ができたことになりますね。
私的には上出来だと思います。
帰りは何か温かいものを食べて帰ろうと思っていたのですが、いつものラーメン屋に入ろうとした時急に気が変わりココイチに向かいました。
ロースカツカレーの400グラムを平らげ、満腹の後の睡魔と戦いながらなんとか無事帰宅しました。
今日一日で何回「キノコ採れました?」と声をかけられたことでしょう。
「キノコじゃなくて虫を採ってるんです」
という度に
「いろんな趣味の人がいるんだねぇ。」
とか
「なんだぁ?キノコじゃないのかぁ・・・。」
とかいろいろ言われちゃいましたよ。
オイラに言わせれば
「キノコ採りたさにこんな山の中まで入ってくるなんてなんて奇特な」
「道の駅で安心して食べられるキノコいくらでも安く売ってるのに」
って感じなんですけどね。
お互い様ってことですね。
追伸:マダラ探すの忘れてました〜。