7/9報告

【凹作】


あ〜さん、 おはようございます。

水曜日分の採集記を下述いたします。

 

この日は、先日に続いてミヤマを採ってしまいました!

しかも♀39mmと、凹作家にあるまじき立派なサイズです!!

同じ日にノコギリ♂×2もGETして、近所の採集としては、我が家史上最高の成果でした。(^ー^)v

 

ノコギリ貧民一家だったのに、今年はどうしたことか大ブレイクです。

 

☆☆★☆☆★★☆☆★★★★。 

↑これとは余りにレベル違いですが、それでも、私も自身のノコ採集数があやふやになってきたので 改めて数えてみたら原歯型も併せれば、ついに二桁にのっていました! 

気分はすっかり、ノコ平民であります。(^u^)v


【2003年7月9日】

この日はカミサン同伴で平日のナイターにでかけた。

凹ジュニア達が寝静まった頃合を見計らっての二人だけでの出発です。

 

本来なら、大人だけでのナイターをヤツラに隠す必要も無い。

しかし、凹ジュニアーズに見つかるとズルイだの何だのと煩いことを言い出しかねなかったので、 念のため黙ってソーっと出発したのでした。

 

どのポイントに行こうかと少し考える。

せっかく大人二人で腰を据えてクワを探せるのだからと、この頃調子の良い いつものポイントに決定です。

 

んん〜、連続で同じポイントに行き過ぎですね。

今年は他のポイントの調子が今一つ。

対してここだけが良いから、ついつい足の向きが偏ってしまうのであります。

 

土曜日には近場の新規開拓をしようと決意する凹作なのでした。

 

 

風は無い。

雨も降っていない。

相方がいるから闇への恐怖も薄い。

子供達の嬌声や不用意なライトアップも無い。

この好条件で、今期絶好調のポイントへ入るのだ。

俄然、良い結果への期待が高まってしまうというものです。

 

ポイントに入る。

まずは、先日このポイントで採った原歯型ノコ♂をリリース。

余裕綽々の滑り出しであります。

 

が、しかし。

 

一本目の樹...ガッラーン...

便所虫しかいないのであります。

 

ここで、楽勝ムードから一転。

『目が真剣モード』に相成ります。

 

二本目の樹...ガッラーン...

幾つかの洞を丹念に舐めてみてもクワの気配がありません。

 

二本目の樹をキック...  ...

先日までは『ボトボトボトボト』だったのに、無音。

再度キックキックキック。

で、ようやくポテッ...ポテッ。

落下地点を特定できぬまま、シツコク探す。

でも、ダメ。

諦めかけたが、念の為、樹の根元を照らしてみる。

 

!→?。

 

いました。 でも、もしかして極小のカブちん♀?

下草の葉の裏に、仕舞いかけの羽をはみ出させた正体不明♀がくっついています。

 

カミサンを呼び寄せます。

せっかく二人で来たのですから、是非ともコクワ以外の獲物を摘ませてあげたいのです。

 

おっかなビックリ捕獲するカミサン。

 

やりました! 正体は39mmのミヤマ♀でありました!

こんなに大きなミヤマ♀は、地元では子供の時でも採った記憶がありません。

諦めないでシツコク探したのが良かったのであります。

お互いの手をパチンとあわせてそのままギュッと握手です。

 

携帯型蛍光灯を二本目の樹の根元に置き去りにします。

帰り際までのショート灯火トラップのつもりです。

 

気分は一転ハイテンション。

されど、『目が真剣モード』は維持しながらズンズンとポイントの奥へと進みます。

 

「うゎっ」。

数本目の樹。露出した根っこの上にノコ♂を発見です。

 

うっかりズカズカと突き進んでいたら、もしかして踏んづけていたかも?といった按配。

念の為に、足元も良く確認しながら歩いていて本当に良かったといったところです。

 

カミサンを呼び寄せ、この60mmのノコ♂も採り込んでもらいました。

 

 

上級クワ(←我が家基準)を2頭も掴まえて、上々気分の帰路。

携帯型蛍光灯を回収します。

 

ポイントの出口に向けて半身だけ足を踏み出すカミサン。

凹作は、念の為、樹の脇に立て掛けた板切れを捲ってみます。

往路で捲ってみたときにはコクワすらいなかったんですけど...

 

この日3頭目の上級クワ(←我が家基準)のノコギリ♂が佇んでらっしゃいました。

この56mm♂は、有り難く凹作が摘ませていただいて、この日の採集は終了です。

 

『念の為の確認』。『シツコい詰め』。

こういう部分の一寸した違いでクワを発見できないみたい とは、カミサンの弁。

成る程と、非常に勉強になった凹作でありました。

 

 

さて、翌朝。

上々の成果を自慢したくて仕方がない凹作。

自慢の標的は凹ジュニアーズです。

 

「すごーい」

「いいなぁ〜」

「二人だけで行ってズルイ〜!」

 

案の上の大騒ぎです。

 

凹ジュニアーズから煩いことを言われるのを避けるため、

念のため黙ってソーっと出発した前夜の行動はいったい何だったのやら?

 

結局、凹ジュニアーズから妬み半分の文句を言われ放題の凹作。

それでも嬉しくってヘラヘラと笑っておりました。

 

=結果=

ミヤマ♀、ノコギリ♂×2、コクワ少々


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