ルイス島（仮名）の叔母の所に行って参りました。
昨日の作業の際に、プリンタケーブルが無かったので本土で購入して届けたのであります。
帰りの都合等により、滞島予定期間は２時間。
プリンタがチャチャっと動いてくれればルイス山（仮名）に行く時間もとれるところだったのですが、
たったこれだけの作業に３０分以上も費やしてしまい結局この日も断念。
ちゃんとマニュアルを読みながらやれば確実に５分で終わる作業だったのに．．．
マニュアルを読むのが大嫌いな凹は、一旦躓くとエラい時間を喰ってしまうのであります。
よくこんなんでMacのSet-up業務が勤まっていたなぁ？ ＞ フィールドに出ていた頃のリーマン・凹
いい加減な性格が災いし、この日もルイス山（仮名）に行く事が出来なかった凹なのです。
まぁ、また何時でも行けるし今度機会があったらたぶん行ってみる事にしようかとも思っている感じです。
本土に戻り、自宅に近づく。
ルイス山（仮名）をパスしたので、チョイとした時間なら空いたのであります。
な訳で、身ヂカナウラ山にチョイと寄り道です。
午後から予定が入っていて汗をかくのも嫌だったので、この日は過日ミヤマ♀が落ちてきた樹までで折り返し。
案の上の ぼ〜ず炸裂！ と思った帰り際。幸運にも細枝につくヒメオオ！をヤッちゃいました。
あっ、略して言ってしまうと、高地の柳につくとの伝説も誉れ高いあのヒメ殿の呼称と混同するから宜しくないですね。
地元の極々ごく一部で、ミヂカナアオゾラダマシヒメオオクワガタモドキと言われている方の事ッス。
一般標準語では、普通のコクワガタの佇まいと一括りに扱われて『コが居た』と発語されるようですが、
コイツは、
『ペアのコクワガタが青空を背景に枝の瘤の如くに固まっている姿を見て近所のショボクワオヤジがヒメオオクワガタってこんな感じで居るんだろうなぁ〜いいなぁ〜って思いを巡らせている有り様』
を指す言葉なんです。
だからクワガタの種類名ではないンす。
多分、『ヒメ？Ｏｈ〜！』が転訛してヒメオオ！って称せられてるンぢゃないかと思うんです嘘です全部嘘です。
と、青空の下のヒメオオ気分を満喫して、コのペアをキャッチアンドリリースした凹でありました。
が、それにしても、このペアを手にとりハッキリとコクワだと確かめるまで、
心の０．００００１％の部分で本気でヒメオオの可能性を追っている自分って．．．お馬鹿だけど結構好きです。
さて、夜です。
ジュニア（兄）と二人でのクワ採りです。
カナブンばっかりです。
挫けそうです。
たまにコクワが居てもチビっちゃいのばっかりです。
でも、ジュニア（兄）は楽しそうに片っ端からコクワ摘み上げてます。
樹の高いところにコマイのが４つ程くっ付いています。
面倒なので先に行こうとしたのですが、ジュニア（兄）はご執心です。
棒を探してきてザザンッと払い落とします。
それをまた片っ端から拾っていくジュニア（兄）なのです。
兄：「見て！」
おぉ〜！ やってくれました！
コマイのに混ざってノコギリの原歯型が現れてくれたのです。
偉いゾ！！ ＞ 片っ端作戦の遂行者。
同じ林の中の少し奥まった所の樹。
やっと一目で４０ｍｍ以上とわかるコクワを一頭発見です。
ブブンッ。
その樹をしつこくチェックしていた凹の背後で大きな羽音がしたのです。
色めき立つ二人なのです。
ブブブン。
どうやら、３ｍほど離れた場所の茂みの下の方から聞こえてきます。
その場から動かずに懐中電灯で探る凹。
ブブブ〜ン。
のわわっ！
黒茶な甲虫系がこちらに向かってくるではないですか。
凹の懐中電灯が差す光のライン上に乗って大きな♀っぽい虫が飛んでくるのです。
慌ててソレを掌で叩き落とす凹です。
なんだなんだ？
ノコにしては黒っぽかったし、コクワにしてはデカ過ぎるぞ？？
もひかひて．．．
ひ・ら・た？
まさかねぇ．．．
クワガタにニセた外道系？クロカナブンの親玉ってとこかなぁ？
でも、もしかして．．．ドキドキ．．．
なんぞと、期待モード満載で墜落地点を捜索します。
が、
おろっ？おろっ？
居ない。
カサコソカサコソ。
ん〜、居てくれました〜。
どらどら、かの君の正体は？
兄：「ゴキブリだ！」
おゎゎ〜、せっかく御来訪いただいた方になんて事を言うんだ ＞ ジュニア（兄）
断じてニセなぞではないぞ。
ちゃんとノコギリの方なのだ！
そうだ。そうに決まっている。間違いない！（無断パクリ御容赦 ＞ 長井秀和殿）
（「無断借用」って言うじゃな〜い？ でもあ〜た。長井さんへのコネもツテもないような素人に断りようなンぞありませんから！ 残念っ！ 黄昏パンピー・凹 斬りぃ！）
