【凹作】
【2004年01月31日&翌日】
前夜は地図とニラメッコ。
早起きして近所の何処そこを攻めてやろうという魂胆であります。
6:00起床。
近所でサクッとクワ幼虫を発掘。
10:00帰還。
とって返してファミリー四人で水彩教室に向かい...
凹は途中の山で降ろしてもらってタップリ2時間っくらい採集。
の、予定ではあったのです。
で、土曜日の朝を迎え...
6:30に起床。
したまでは良かったのでありますが...
「どうせ水彩の途中で降ろしてもらってタップリやるのだから」と、眠さにカマケてもうひと寝入りなのでありました(トホホ)
さぁさぁ、10:00であります。
出発の段になって、カミサンが「体調悪い」と言い出すのであります。
凹は途中で降ろしてもらう訳に行かなくなってしまったのであります。
凹が降りてしまったら車の運転手が居なくなってしまうのであります。
タップリと2時間の予定から、正味30〜40分に激減なのであります。
水彩教室の裏山も、実は大きな山の一部なのである。
前日の地図とのニラメッコで、凹はそのことに気がついていたのであります。
んな訳で、この日は、水彩教室の裏山側からではなく、裏山から続く大きな山の反対側からエントリしてみました。
車で山すそをぐるりと回り込み、山の入り口を発見です。
大急ぎ。
既に10分を消費。 エントリー口発見。 そして、山頂へ。
強烈な薮漕ぎ。
辛うじてコ幼虫をGetです。
薮の向こうに開けた一帯が!
再度薮漕ぎをしようとしてフッと顔を上げた瞬間、その場所が目に入ったのであります。
開けた一帯を歩いて良い材を発見。
♂♀成虫各1とコ幼虫5匹程度をGETです。
食痕だらけだったのですが、少し時期が遅かったようであります。
大急ぎ。
うわっ!既に50分だ。
ギリギリお迎えの時間(12:00)に間に合うか否か...
!
げげっ! 凹車の後ろに、他車が駐車されている。
それほどベタ付けではないのですが、でこぼこ道なので、ハンドル操作に一抹の不安を覚えるのであります。
バック。
左隣の瓦礫に乗り上げないように避けて出ようとするがどうにもウマくないのです。
やれやれ、これでは数分の遅刻だ。
バックでの脱出を諦め、瓦礫越えコースにトライすることを決断したのであります。
後ろの他車が無ければ、この瓦礫は乗り越えなくても済んでいたのに...
ブツブツいっているバヤイではないのであります。
時間が無いのです。
ハンドルを急角度に切りながらバックし、そーと瓦礫にタイヤを当てる。
アクセルを踏み込む。
ありゃりゃ。スリップしてしまう。
ではと、少し勢いをつけて...
えいや!
よし瓦礫のトップに乗った。
ここですぐさまハンドルを戻さないと、頭を振った車体が右隣の木にぶつかって 『ボコッ』 しまう。
うぅぅ〜、やってしまったのであります〜(涙)
瓦礫のトップに乗ったタイヤ。
乗り越えて下っていったスピードが予想外に速く、ハンドルを戻し切れなかったのです。
哀れ凹車。 右サイドに大きな凹みが作られてしまった...
10分遅れでジュニア(兄)をピックアップし、しんみりと帰宅。
良い天気である。
ゼンゼン不完全燃焼である。
午後にもうヒト勝負といきたかったのである。
でも、凹んだ凹車を直してやらねばならないのであります。
百円均一でちょっと大きめのクギ抜きを購入。
方位磁石なぞもあった。
万一に備えて買っておくのもいいななぞとも考えたが細かいグッズを色々ともつのが面倒なのでやめた。
どうせお日様の角度でだいたいのところはわかるし、凹の近所の山は、たいてい500Mもあるけばアスファルトの道路にぶちあたるし...
子供達の遊べるような静かな空き地横にファミリー四人で出向き、車を止めてセルフ整形手術。
合間にちょこっとカブ幼虫を探すも、スカッと空振り。
ボコボコ感は否めませんが、凹感はかなり緩和された凹車なのでありました。
=土曜日(1/31)の結果=
コ成虫凸凹、否、♂♀
↓オマケ(翌日曜日の報告)↓
○凹家寝室(朝)
目覚まし時計のベルが鳴る。
凹@:「起きろぉ〜! 今日はタップリと午前中を使ってクワ採りを楽しむのだ〜」
凹A:「うぅっ、眠い。、まだ六時半だぜ。 日曜なんだし、アト30分だけ寝ようぜ」
凹@:「そっかぁ? じゃぁ仕方gAなinammm・・・、ZZZ・・・、ZZZ・・・、z---」
○凹家リビング(朝)
目を擦りながら机に座るジュニア(兄)
ジュニア(兄):「あれっ? パパまだ寝てるのぉ〜?」
凹@の声:「むぁぁぁぁ〜。 今、何時ぃ〜?」
ジュニア(兄):「えー、八時ねぇ〜」
○凹家寝室(朝)
ジュニア(兄)の声:「五十分くらいかな」
凹、ガバッと起き上がる。
薄目で凹を見上げるカミサン。
カミサン:「mmm・・・、ZZZ・・・、munyamunya」
凹:「クワガタ行ってくるわ。 じゅ、十二時くらいに戻るから。 ぢゃ!」
−−早足に寝室を出て行く。
○凹家玄関(朝)
濡れた跳ね髪を手で撫ぜながら玄関を出て行く髭面の凹。
置き去られた神奈川県詳細地図帳。
勢い良く開かれる玄関の扉。
凹が入ってくる。
地図を掴み取り、出て行く凹。
○凹車内(朝)
凹@:「9時2分か。 まぁまぁだな。 正味二時間。 急げ」
凹A:「おいおい、ジュニアーズも居ない単独行だろ? もっと一人の時間を楽しもうぜ」
○凹家マンション駐車場俯瞰(朝)
乱暴な運転で出て行く凹車。
○凹車内(朝)
凹@:「んんん、なんかリキ入り過ぎかなぁ?」
凹A:「はは、昨日のリベンジだからな。 でも、採りたい採りたいで焦ってばかりじゃぁ、楽しめるモンも楽しめねーゼ」
凹@:「そりゃそうだ。 予定通りに30分で昨日と同じ山の入り口に着いたんだから、戦闘前に一服入れますかね」
凹A:「そうそう、そのくらいの余裕がなくっちゃ。 何事も焦っちゃいかんよ」
○海岸沿いの県道(朝)
自動販売機の前に止まる凹車。
凹、車外に立ち、ポケットから携帯用吸殻入れを出す。
右から、コカコー▽系自販機、■"イドー系自販機、メーカー雑居の飲料自販機。
凹、携帯用吸殻入れをポケットに仕舞い、戻す手で硬貨を取り出す。
缶コーヒーのボタンを押す凹の指。
○凹車内(朝)
車の灰皿から吸い殻を摘み上げる凹の指。
凹@:「やっぱ、山の中の採集中は禁煙にしとこうかね」
凹A:「はは、結局、煙草自販機を探す時間が惜しいんだろ?」
火を点けた吸い殻を咥えた凹の口元。
○山頂からの俯瞰(朝)
相模湾を遠い背景にして葛篭折れを登ってくる凹車。
○凹車内(朝)
フロントガラス越しに分かれ道。
凹A:「ここで右に曲るこったな。 昨日ヤッたポイント周辺を攻めるが吉だゼ」
凹@:「いや、手堅いのはジュニアーズと一緒の時で充分サ。 今日は左の未舗装道路に分け入ってみるよ」
フロントガラス越しにはデコボコの山道。
100m程同じ光景が続き、行き止まり。
○未舗装の山道(朝)
凹車のリアハッチからリュックを取り出し、続けて長靴を出して履く凹。
行き止まり地点に立入禁止の立て札。
凹、立て札の前で背伸びをし、その先を覗く。
右側に振り向く凹。
真新しいバラ線。 その右脇に、奥へと続く細い山道。
凹、細い山道へと入って行く。
○細い山道(朝)
細い山道の奥へと歩く凹の右手は、下へと続く雑木の茂る崖。
凹@:「おぉ〜、やっぱ大正解。 ヨサゲな朽木があるで〜」
凹A:「往路でチェック。 復路でDoだからな」
−−左手に顔を向け、立ち止まる。
凹@:「うわっ、ヨサゲ! あれも。これも。入っちゃう?」
木漏れ日の反射で金属光を放つバラ線の結び目。
凹A:「マジに入ってくれるなよってことだべ?止めようぜ」
−−顔を正面に向け歩き始める。
凹、数本の枯木をやり過ごし、太くヨサゲな朽木の前で立ち止まる。
崖を一歩下り、仰ぐ形で朽木を叩く凹。
跳ね返される凹斧2号。
再度振られ、更に跳ね返される。
数度振られた後、樹皮を貫通する。
○朽木近景(昼)
亀裂を広げられる樹皮。
露わになる朽木の内部。
凹@:「ん! ビンゴ!」
凹A:「うん、確かに食痕だな」
−−食痕を辿って削り進む。
削られた食痕の先から覗く中級サイズのコクワ三齢幼虫の尻。
凹、リュックからドライバーを採り出す。
ドライバーにそっとはじき出されるコクワ三齢幼虫。
○雑木の茂る崖
凹、斜面を滑り降り、木の根を足場に滑降を止める。
さらに滑降する凹。
○崖の下
凹@:「ヒラタポイントぢゃん!!」
水の枯れた周囲300m程の湿地帯。
凹A:「おいおい、勝手にヒラタポイントとか言ってんなよ」
−−半分泥に埋まった木を小突く。
木が放つ金属音。
凹、湿地帯の縁沿いを対岸へ向って左周りに歩く。
○崖の下から湿地帯を挟んだ対岸
泥に半分埋まった朽木が割られる。
コクワ三齢幼虫が一匹だけ入ったルアーケース。
湿地帯の中央部に背を向ける凹。
○対岸の崖
凹、笹薮を掻き分けて登る。
散在する乾いた枯木。
一瞬後ろを振り返って立ち止まり、更に登っていく凹。
○対岸の崖の上
凹@:「おぉ〜、開けた場所があったぢゃん」
凹A:「薮の先ってのは行ってみないと判んないからな」
−−黒枯れの枯木を叩く。
粉々になる枯木。
大木に叩きつけられ、跳ね返される凹斧2号。
凹、小移動する。
大木を、ザクザクと勢い良く削り取っていく凹斧2号。
完全に粉々になった大木。 立ったまま上を見上げる凹。
○空に張られた樹々の枝
凹Aの声:「戻ろうぜ。 薄いよ、ココ」
凹@の声:「あぁ。 下に戻らないで、このまま湿地帯を回り込む形で この開けた場所をヤりながら最初の朽木地点に戻ろうよ」
−−ポケットから携帯用吸殻入れを取り出す。
リュックへ仕舞われる携帯用吸殻入れ。
○開けた場所(俯瞰)
凹、湿地帯を反時計回りに回り込む形で数度のアップダウンを乗り越えて早足で進む。
苔むした太い朽木の前で立ち止まり叩く凹。
○苔むした太い朽木の表面
三回ほど削られる朽木の表面。
姿をあらわすミドルサイズのコ幼虫。
○開けた場所
凹、携帯電話を取り出し時計表示ボタンを押す。
ディスプレーを覗きながら立ち上がり、湿地帯を半時計回りで回り込む方角へ歩き始める。
○一面の笹薮の手前
凹@:「なんだよ〜、結局この強烈な笹薮を下らないと最初に削った朽木の場所には戻れないみてーだな」
凹A:「まぁ、体力的には充分だからそれは良いんだけどさ。ところでオマイさん、いま来た道を戻るってこと出来る?」
凹@:「ふっ。 イザって時のことだろ。 大丈夫。 太陽の角度で大体の方角は掴んでるから」
−−左を見上げる。
遠い高峰のすぐ左奥に輝く太陽。
竹薮に分け入っていく凹。
○笹に覆われた崖の近景
笹を掻き分ける凹の手。
凹の右肩を撫ぜ、左肩に密着する笹薮。
崖の下に向って進む凹、ずり落ちるたびに顔を笹に叩かれる。
上を見上げる凹。
笹に遮られて僅かにだけ覗く青空。
凹A:「おいっ、いい加減に湿地帯の何処かに出ても良い頃だぜ」
凹@:「おうよ。 だいたい太陽の方に向っていけば最初に削った朽木の辺りさ。 もうちっと進めばOKよ」
笹の近景が開け、雑木林となる。
○雑木林
凹@:「雑木林? なんか変じゃない?」
凹A:「迷ったよ。これ。 戻ろう」
凹@:「ふざけんなよ。 湿地帯から上がってきてもう30分もアップダウンを歩いてきたんだぞ。」
凹A:「太陽はどっちだよ。 真正面か。」
凹@:「あんなブッシュ二度と歩けるか!! このまま真っ直ぐで大体着くって!!」
−−歩きつづける。
斜度を増していく雑木林の下り勾配。
歩きつづける凹。
崖。 その下に、左から右へ流れる沢。
凹、立ち止まり、崖の淵からその先を窺う。
○山の下の街並(遠景)
凹@の声:「あれってxxx辺りの住宅地だよな?」
凹Aの声:「あぁ、5kmくらい先だな。 豆粒みてぇだ」
凹@の声:「本当に戻れなくなったら延々と薮を漕いであそこまで下るか?」
凹Aの声:「おいおい、車を置いてあるのと真反対側だぞ。 山裾を周って歩いて戻ったら10kmじゃきかんぞ」
○雑木林
崖を降りていく凹。
○沢
凹、空を見上げながら水が流れてくる上方へと歩く。
峰々に遮られて所々しか見えない空。
沢を塞ぐ岩や大きな倒木を数回乗り越える凹。
白く朽ちたヨサゲな大朽木。
凹、大朽木を一瞥し、そのままガムシャラに見えるクライミングを続ける。
凹@:「これじゃあ日が暮れらぁ」
−−立ち止まり上方を360度ぐるりと見回す。
一番空が見えている左上部の一点。
凹、左上方に顔を向け、その方向を見つめる。
凹A:「あそこを目指す」
凹@:「なに言ってんだ。高低差30mはあるぞ。 滑落して怪我でもしたら...」
凹A:「判ってるよ。 口に出さなくたって。 それに、そんな事態にならなくたって、もう、今が既に そうなんだよ」
凹@:「兎に角、1時間かけてもいいから、戻ろうぜ」
凹A:「お前、いま来た道、戻れるか? もう全く判らなくなってるだろ?」
−−左上方の崖を登って行く。
本格的な漢字表記へと移行しつつある そうなんです。
○崖の頂
息を整える凹。
右、笹薮。 左、笹薮。 前、笹薮。 後ろ、笹薮。
携帯電話の時計スイッチを押す凹の指。
12:10と表示されるディスプレイ。
凹:「今さぁ、ちょっとまだ山の中なんだ」
電話越しのカミサン:「いまから戻ってくる? どこの山に行ったの?」
凹:「あぁ、いつもと同じ山なんだけどさ。 別の道から深くまで入ったらさ、実はチョット迷っちゃってるの」
−−電話を切り、太陽を背にして笹薮を下り進む。
○笹薮の途切れ目
凹@:「また雑木林だぜ」
凹A:「おう、道が判らなくなり始めた辺りに似てるけど...でも遭難者は、『山の中の良く似た景色に惑わされる』って...」
凹@:「煙草を吸って落ち着きたいとこだな。 まぁ、兎に角、雑木林の中で自分が削った個所を探そうや」
真新しい朽木。 更に、真新しい朽木。
早足で雑木を掻き分けながら進む凹。
凹A:「お前、太陽の位置で大雑把にでも地理を把握できるんじゃなかったのかよ」
凹@;「あぁ、でもな、ダイタイじゃダメなんだよ。 信じきれないんだよ、イマイチ。」
凹A:「そうさな。 こういう状況では、信じきれる指標以外は、下手に自分を泥沼に引っ張りこむだけなのかもな」
○雑木林の土手の下
凹@:「いよいよだな」
凹A:「おう、夕方から救助を求めても発見されるのは夜中以降だろうからな」
凹@:「俺に、真っ暗闇の山中で一晩を明かす精神力があれば、もう少し粘るんだけどな」
凹A:「まぁ、賢明だよ。 大人として究極に恥かしいけどな。 あの土手を越えて手がかりゼロだったらカミサンと親友に助けを求めよう」
−−上方へ向って土手を踏みしめ歩く。
× × ×
○あ〜さん<−>凹の間のメール内容(回想)
>>あるはずの無いものでも、その裏側に何かを見てしまうのが人の心なのであります。
× × ×
○雑木林の土手の中腹
登りながらも、一対一の会話を続ける凹@と凹A。
凹@:「俺はさぁ、お化けが居るか居ないかはわからねぇけどさ、やっぱ闇の山中は怖いよ」
凹A:「お化けなんて存在しないかもな。 でも、究極の恐怖に晒された時、自分自身の心がそれを作り出しちまうかもしんねぇ」
凹@:「おうよ。 それが精神的な産物だろうが幻想だろうが、実感したんなら、それは実物に遭っちまうのと同じだやな」
−−土手の上方を見上げる。
土手の上方に木々の薄い一帯が広がり、かわりにその後ろには空が控えている。
凹@:「!!!!!!!!!!」
凹A:「断崖絶壁かもな。 眼下100mに相模湾。かな?」
凹@:「もしそうだったら、もう絶対にカミサンに助けを求めようや」
凹A:「絶望に指先震わしてロクなキー操作ができなくなる前に、携帯を省電力モードに切り替えておこうぜ」
−−ズボンのポケットをまさぐる。
ジャンパーの両ポケットもまさぐる凹。
凹@:「ないぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ〜。 ケータイ無い。 電話かけた時に落とした?」
凹A:「あっ、馬鹿。 無くさないようにって電話かけたアトに仕舞ったぢゃねーかよ」
−−立ち止まり、リュックサックを背から下ろす。
○リュックサック近景
リュックサックの内部。ルアーケースの下にタオルと絡まった携帯電話。
○土手の中腹
凹、フッと肩で大きく息をして、再び登り土手をはじめる。
○土手の上部
笹薮のカーテンを掻き分け、足元を確かめながらゆっくりと身を進める凹。
凹の長靴に踏みしめられるアスファルト道路。
○アスファルト道路
額と鼻から汗を滴らせ、反省猿の姿勢で上がった息を整える凹。
アスファルトにへたり込んだ凹は、リュックサックを投げ出す。
凹、リュックサックから携帯電話を取り出し、カミサンに繋ぎ、事の次第をまくしたてる。
凹:「いやぁ、ホントはマジでピンチだったんだよ〜」
カミサン:「子供たち、外に出たがってるよ」
凹:「ごめんな〜。 今さ、昨日来た辺りに出ちゃったんだ。車まで30分くらい歩けば着くから、一時半っくらいに帰れるよ」
○山頂からの俯瞰
相模湾を遠い背景にして葛篭折れを下っていく凹車。
○海沿いの県道
凹車から降りて和菓子屋へ入っていく凹。
缶コーヒーと煙草、そして栗羊羹を手に和菓子屋から出てくる凹。
○凹車内
凹、携帯電話をかける。
凹:「今ね、いつもの十字路の所。 遅れお詫びに栗羊羹を買って帰りますのでお許しを〜」
帰り着き、待ち侘びる子供達と再会。
ホカホカ弁当を買って近所の公園にてプチピクニック。
お日様の下の団欒を享受し噛み締める凹でありました。
はぁぁ、ほんっと、日のあるうちに、家族に会えると思ってなかったから、
今この瞬間(とき)をとってもありがた〜く感じた次第なのでありますぅ〜〜(ホッ)
とか何とかいいながらも、この公園でもアーバンクワしてチョッピリ期待できる幼虫をしっかりゲットした凹作なのでありました。
=日曜日(2/1)の結果=
コ幼虫数匹、 チョッピリ期待の幼虫を一頭
PS
今日の教訓:山中の猪突猛進厳禁。退路確保は必須。
PS2
チョイとクワ関連の別の趣味に身を窶します。ので、開幕(春頃?)まで凹採集記はお休みいたします。