【凹作】
あ〜さん、
まいどです。
あ〜さんからの『見て!メール』で煽っていただいたお陰で、2年ぶりのヒラタゲットが成り、浮き足立っている凹で御座います。
「今日の最高気温は23〜24度となりましょう」だそうです。
今(午前中)っから、夜回りしようかな、なんぞと思案中であります。
さてさて、書きかけのまま遅々として書き進まずでありました凹採集記_誕生日分でありましたが、やっとこさ書きつけました(汗&笑)
実は、書きかけの採集記が手元に5回分以上もありまして、アッチを書いたりコッチを書いたりで頭ごった煮状態であります(爆)
凹採集記_誕生日分(04/01/24分)を下述致します。
よろしくお願い致します。
【2004年01月24日】
このところ、お仕事ダメダメなのであります。
前夜の帰宅はかろうじて土曜日になってしまう直前。
持ち帰った仕事を終えたのは草木もとっくに眠りについた寅の刻のあたりで御座いました。
んな訳で、土曜のコノ日、起きたのはお昼近くでありました。
単独行と宣言していたら、出掛けになってジュニア(兄)の宿題をみてやってくれと申し渡されてしまった(トホホ)
問題を解くための基礎が出来ていないことに気がついて、それを教えること約30分。
大発見である!
この人(ジュニア(兄))は、基礎を学ぶ上での基礎からしてダメダメだったことが、30分をかけて改めて判明したのである(トホホのホ)
基礎の基礎を教えるのに更に30分を要し...
ふぃ〜。 一時間を費やして、やっと本題にとっかかる事が出来るのであります。 、が...
小学生の集中力なんざそうそうは続かない。
ようやくとフリダシに到達したところまでで打ち切りです。
いざ出ようとしたら、ジュニア(兄)も一緒に行くと言う。
アテの無い新規開拓です。
つまらないだろうからと考えあぐねた末、結局連れて行くことに。
先週登ったショボイ小山に程近い林からちょっとした山へと分け入ります。
30分をかけて道無き斜面を探し上がるも成果無し。
洞付き樹液跡付きのクヌギがたくさんあったから、初夏にまた行ってみよう。
上り詰めた其処は、ハイキングコースです。
獲物無き採集に飽きてきたジュニア(兄)は、「つまらないから帰ろう」と言い出す始末。
凹からの無言の叱咤の下、有無を言わさずハイキングコース沿いの稜線を移動です。
移動途中にはソコソコの材を発見!
が、しかし、削った後でありました。
それでもメゲズに削り残し期待でヤッテみます。
で、やっとこさコ幼虫をGETです。
再び「つまらないから帰ろう」と五月蝿いジュニア(兄)。
半ば意地になっている凹は、昨年マムシに驚かされた地点を目指して標高を下げていきます。
その間約30分。 コ幼虫を一匹出したダケ。
他に獲物と言えば、落ちていた鳥の巣を突っついて遊んだってくらいでありやした(トホホのホ)
はぁぁぁぁぁ〜。
目標地点の直前。
斜面下方の谷底に茂る竹林に目が留まります。
凹:「行く?」
ジュニア(兄):「つまらない。帰ろ」
はぁぁぁぁぁ〜。 不完全燃焼のうちに帰宅。でありました。
15:30、帰宅。
実は家に帰り着く前から、リトライする気持ちになっていたのです。
今日は凹の誕生日。
記念日の一発大逆転を狙ったのだ。 、ケド...
そもそも、『分が悪い→だから→一発逆転だ!』っちゅう発想からしてが、間違いだったのであります...
リビング(っていうか正確にはダイニングキッチン)でジュニア(兄)を切り離し、二段ロケット点火ぁ〜
気持ちだけはロケットな牛車成果野郎・凹は、チョイとだけ珈琲をもらってから、とんぼ返りで竹薮へ。
竹薮の隣が気になったのでそこから山へエントリ。
斜面を薮漕ぎしながら上がります。
斜面の上。
ヨサゲ、なれど一シーズンか二シーズン前に誰かが叩いたアトがありました。
玉砕。
稜線を伝って竹薮の上まで移動。
そこから竹薮へと下ってみました。
竹薮に降り立つ。
根っこだけになった竹を砕く。
赤い土。
ふむふむふむ。始めてみる土の色なのであります。
誕生日。
一発大逆転の神奈川ネブト。
本気で夢見て必死に掘る。
掘る。掘る。掘る。掘る。掘る。
スッカー。
当たり前ですけどね。
頭では諦めた。
でも、まだ掘る。
もうなんでもいいから出てくれと思い始める。
コクワいないかな?
(↑そうそう、それです。 まず、君の目指すべきはそれだったのですよ)
カブトムシいないかな?
(↑謙虚ではあるけど、君には節操というものが無いのですな)
里方面へ歩いていくと農家の裏庭に通じていた。
打ち捨てられた畳の裏側を引っぺがしてみたり。
たてかけられたホダ木。その切り屑が撒かれている下を探る。
が、。
ダメ。
カブちん幼虫一匹すら居やしねぇ〜。
農家をさけ、迂回して里へ。
畑の芝生の脇。
玉砕。
先週に習って最後の逆転を狙う。
蛍をみていた地点の足元。
冷静に考えればそんな踏み固められたカチンカチンのところなんざ居る訳がない。
でも、心の片隅に9回裏ツーアウトランナー無しからの逆転バースディアーチが微かに残っているからやってしまふ。
で、もちろんスカ。
つくづくアホたりだ。
打ちひしがれて帰還した凹。
ジュニア(妹)とカミサンが一生懸命地道に生地から作り上げたお手製バーズディケーキを見て、コロッと機嫌が良くなっちゃいまして、
自身の『一発ひと山当てちゃれモード』を深く反省するのでありました。 おしまい。
=結果=
コ幼虫 / 教訓:まず基礎ありき!でも夢は持ち続けましょう!