12/20報告

【凹作】


あ〜さん、

 

こんにちは。凹です。

 

 

 

突然ですが、ハンドルネームをマイナーチェンジさせていただきます。

 

『凹作』 を改め  →  『凹 舳作』 とさせていただきます。

 

ハンドルネームなのに苗字付きです。豪華です。

普段は、凹、又は、おー、又は、おう、なぞと呼称して戴ければと思います。

 

改ハンドルネームにあたり、心のライバルと定めたのが下の画像の人物です。

 

(ここに某アニメキャラクタの画像が貼り付けてありました。日曜18時に8チャンでやってる番組に出てくるおじいちゃん「SくらTもぞう」です。byあ〜)

 

 

2004年っからは、凹 舳作として頑張る所存で御座います。

って、中身は何も変わりませんけど(汗笑)

 

〜中略〜

 

凹採集記03/12/20を下述致します。

宜しくお願い致します。


【2003年12月20日】

この日は、親友宅で行われるクリスマスパーティの予定が入っていた。

パーティといっても、何か気取ったことをする訳でもなく、昼から飲み始めて夜まで喰い倒すのが目的の会だ。

そんな会ではあるが、一つだけメリハリのある目玉行事があるのだ。

プレゼント交換である。

但し、プレゼントの予算はたったの千円。

この予算枠内でどれだけ気の利いた事を出来るかを競い、投票で選出された最優秀贈り主が、皆で供出した賭け金を独り占めするのだ。

 

 

凹作一家は、お昼過ぎに親友宅に到着。

プレゼント置き場に自慢の逸品、否、一品を置く凹作であります。

 

凹作が用意したプレゼントは強力懐中電灯。

『災害時に役に立つでしょ?』という名目の元、これを使って樹液採集に行こうよというメッセージを込めたウケ狙いのプレゼントなのであります。

 

暫しの間、旨いメシと美味しい談笑を楽んだ後、凹作とジュニア(兄)は一旦中座となる。

実はこの日は、ジュニア(兄)の水彩教室の振替授業日でもあったのです。

 

『嫌だけど、、、仕方ねぇよな、、、』と、こういう風情を演じつつ、途中一旦退場の理由を仲間に告げる凹作。

説明する必要も無いのに、「ジュニア(兄)の教室が終了するまでの空き時間を利用してクワガタを採るんだぜ」と宣言してしまったのです。

 

「そんなこったろうと思ったよ」と、微笑モードと若干期待モードの入り混じったエールが仲間内から凹作に投げ掛けられたのでありました。

 

前回、親友宅での集まりが会った日の午前中には、トウカイコルリをGETしていんだけど...

でも、一般ウケするには大きさの面で不足している宝物だったから、お披露目はしなかったんだっけ...

 

うむむ、今回は何か手土産を採ってこないと少しカッコ悪いかな?

そんな思いを胸に、親友宅を後にした凹作なのでありました。

 

 

 

習い事開始時間の少し前、予定通りに凹車は水彩教室脇の駐車場に到着。

ジュニア(兄)を送り出したら、自分は一目散に裏山へと上がって行きます。

 

先週は入り口付近で薮を攻めてみた山道。この日はズンズンと登り詰めて行く。

20分程歩き、自身未踏の地点を過ぎたあたり。予想外にも、山道は開けたスペースへと繋がっていたのでありました。

 

んん〜、雰囲気あるぅ〜。

見てくれだけは、過日あ〜さんに同行させていただいた中部地方のブナ林のようであります。

 

期待を胸に朽木を探す。

が、在ったのはボソボソと硬く枯れた倒木と、それと、過度の期待ばかり。

菌糸の利いた按配の良い朽木はゼンゼン無かったのでありました。

 

残り時間は、帰りの道程分を差し引けば10分弱。

妥協して、硬く枯れた倒木の中でも少し菌が廻っていそうなヤツを叩いてみます。

 

出てきたのは1齢と思しきコ幼虫。

これでは得意げに獲物を掲げてクリスマス会へ という訳にもいきません。

 

ついに、ここに居られるのもアト5分ばかり。

今度は、すぐ近くにあった硬い太倒木をヤッてみます。

 

ホッ!

 

やっと居てくれたのは、♀と間違えるようなミニミニのコ♂成虫クンでありました。

 

凹作の人さし指に絡みつくのは、カギの良く利いた新成虫らしいクワの脚。

鋭い微かな纏わりつきを心地よく感じながら、採集記用に撮影すべく人さし指を掲げます。

 

液晶ファインダーを覗きシャッターを...

ん?

...パシャり。

 

落ちた。 パシャりのコンマ数秒前に落ちた。

で、それ以来彼は行方不明。

クリスマス会への手土産的にも採集記の撮影的にも九分九厘ボーズを逃れたと思った瞬間。

彼はダイブを敢行して枯木屑と落ち葉の塹壕へと姿を晦ましたのでありました。

 

はぁ。 何が起こるか判らない。 

コンマ数秒先のことだって判らない。

 

 

 

凹作&ジュニア(兄)が親友宅に戻ってくると、いよいよとばかりにプレゼント交換の時間が始まります。

 

夫々の手には配られたビンゴカード。

プレゼントは中身が判らないように包装されていて、ビンゴとなった者から好きなプレゼントを外装だけを頼りに選んでいくのです。

 

 

最初にビンゴとなってプレゼントを得たのは凹カミサン。

生真面目がとりえの彼女が貰ったのは、音にあわせてコミカルな動きをするコーラの缶を模した玩具。

『もっと人生を楽しもうね』という暗示みたいであります。

 

ちなみに、彼女が用意してきたプレゼント・・・天然素材100%の手作りハーブ石鹸&羊毛フェルトの雪だるま人形のセット・・・は、

昨年の凹採集記(03/06/10)でチョコッとだけ触れた超天然ボケの歯科医師の若奥様がGETされました。

清潔第一の職業である旦那を癒す奥様にはピッタリかと...

 

次にビンゴとなった凹作が得たプレゼントは、カレンダー付きの貯金箱。

元日に1円を投じ、その後一日毎に投じる金額が一円づつ増えていくというのがこの貯金箱のルール。

大晦日には366円を投じることとなるのだが、根気良く毎日積み重ねると、1年で6万円以上も溜まるのだそうだ。

『地道に積み重ねをしなさいとの神の警告だ!』とは、満場一致での意見でありました。

 

大酒喰らいで肝心の肝の方を些か弱らせている親友の手元には、火を使わずにお灸が出来る便利グッズが。

これまた、満場一致で、「呑み助は養生しろ〜!」

 

さてさて、凹作が持ち込んだウケ狙いのプレゼント・・・懐中電灯・・・にぶち当たってしまった被害者はというと...

加勢大周のようなルックス(但し髪の量は除く)のクセして不惑前になっても独身を貫いている友人I。

早くいい人を『見つけろ』というお告げだよ!と周りからかわれていました(笑)。

 

 

 

誰にどのプレゼントが届くのかは偶然の産物。

でも、その偶然は意味を持っている。

世の中何が起こるかわからないし、それらは偶然の産物のように映る。

 

でも、本当は、意味の無い偶然などコノ世には存在しないのかもしれない。

 

凹作が あ〜さん採集記に巡り会ったのも偶然の産物。

そして、その結果、クワ熱が更にヒートアップしたのです。

でも...フフフッ。

偶然には意味があるのだとしたら、大いにそれにしたがわなくっちゃね。

 

=結果=

幻のコ♂成虫、 幻と見紛うほど小さいコ幼虫


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