【2003年11月15日(幕入編)】


腹も満たされた。
目的地も決まった!
さぁ、行っくゾ〜。

で、で、で、でも、ですよ。
何なんスかぁ〜、あ〜さん車の このタイヤは〜!

流石は あ〜さんの採集行を支え続けてきた歴戦のタイヤ殿である。
お顔(フェイス)の彫りも皺も可也スッキリとしてしまっていて、 白い雪を頂く富士山を拝むにつけ、これからの冬に向けての あ〜さんの採集行を思うと、 とっても不安になる凹作なのでありました。

出来ることならば、タイヤ交換をお早めに > あ〜さん

とは言うものの、この日はまだまだ凍結等とは無縁な路面でありまして、 快調にポイントへの入り口に到着であります。

快調にポイントへと続く山道を登り続ける二人、と思いきや。
直ぐに立ち止まっちゃう あ〜さん。

既にこの段階から周りの木々や枯木に注意を払っているらしい。
なぞと、感心していたのも束の間。

あっというまにスジクワ成虫を出されていた (゜〇゜;)

あっ、有り得ねぇ。
凹作の概念の中では、スジクワ殿なんつったら、38年に一度出るかどうかといったところだ。
呆気!

こういうのは、『あ〜さんのクワガタ採集記』みたいな 遠いWebの先でしか起こらない事象なのでは?
あなたは一体ナニモノ?
本当に人間?
もしかして、クワ採り神?


んん〜?大丈夫かぁ〜?自分ん〜?
気を確かに持てよ〜。


良〜く考えてみよう。
今、ここに一緒にいるのは、朝のサンマイ場でさっきまで一緒になってバカ話をしていた あ〜さんじゃないか。
そうそう。
んん、落ち着け落ち着くんだぁ〜、自分。

Am I ready ?
yeっ,yeっ,,,Yes, I am でございます。
ふぃ〜。

そうであります。
今、ここで あ〜さんと一緒に居るってことは、
凹作は、今まで遠いWebの向こう側にしか覗き見ることのなかった あ〜さん界隈の実世界に入り込んでるって事なんだよ〜。

おぉ、あ〜さんがスジクワをデジカメっている!

いつも眺めている写真群は、こうやって出来上がっていくんだなぁ。
なんぞと、TVドラマの撮影の裏側を見ているようで、何だか嬉しくなって ぼーっと眺めている凹作。
記念にと、デジカメっている あ〜さんの姿を撮ったりしてみる。

ちっ、違ぁ〜う。
採る前に撮っている あ〜さんを撮るためにココに来たんじゃないんだよ〜!
自分で自分の高級クワガタ(←我が家基準)を採るために来たんだ〜!

ふぅ〜、ようやくと正気が戻りつつある凹作でありました。

が、
探せど探せどもナカナカ見つからない。
あ〜さんはといえば、ヒョイヒョイといとも簡単にクワを出しているようだ。

なんという選球眼だ(呆気)

確かに、凹作と あ〜さんでは、比べ物になりませぬからして、
これは驚くべき事態でもなんでもないのかもしれない。うんうん。

なんて思っていたら...

もしかして、あ〜さんと同行させてもらいながらも、なおかつ、それでもボ〜ズやっちゃったりして...
なんて考え初めて、少し焦ってくる。

有り得るかも?
なんてったって、自分は、『凹作採集記に出てくるアノ凹作』だ。
いやいや、十二分に有り得るゾ。
なんてことも思い初めて、だいぶん焦ってくる。
(↑おいおい、まだ目指すポイントに到着する前だってばサ)


無駄に朽木に刃を入れること幾数回。
『!』
ついに凹作の目の前にも黒い甲虫の背中が見えてきた!
で、
出てきたのは、マイマイカブリ(若しくはそれに似たヤツラ)



ふぅ〜、ネタにしておこう。
ふっ、このまま いっそボ〜ズだったら、どんなにか凹作採集記としては面白いか...
って、 ちっ、ちっ、違っが〜う!
自分は凹作採集記を書くためにココに来ている訳でもないのだ〜!
あくまで、自分で自分の高級クワガタ(←我が家基準なり)を採るために来ているんだよ〜!


と、この辺りからだんだんと記憶が曖昧になってくるのであります。
たぶん、スジ殿と思しき幼虫をなんぼか出していたとは思う。
そして、スジ成虫殿を出して、舞い上がる反面でホッとしていたような憶えもある。

でも、まったくの前後不覚。
楽し過ぎてマクロな流れを記憶喪失。
時間軸は、深い記憶の霧の中。


いったん失った時間軸を追い求めるべく、オツムの中の霧が晴れている部分にまで歩みを進めてみると、
そこは確か、稜線上の場所で、派手な不明花が咲いていたあたり。

あ〜さんったら、おもむろに、「ヒメオオですね」とか言っていたように思う。
 m(^._.^)m ドレドレ
って、成虫ぅ〜!しかも♂ぅ〜 \(◎o◎)/

やっぱりこの方、『人』じゃないのであります。
否、『人』じゃないどころか、『クワ採り神』に違いないのであります。

まぁ、冗談はさておき、リアルヒメオオを拝めるのなんざ、 遥か彼方の夢物語くらいにしか感じていなかったものでありますから...
だから、あ〜さんが採集直後、半自動的(笑)に私のルアーケースに収てくれたソレを見つめるにつけ、 本当に夢見心地気分になってしまった凹作なのでありました。

うぉぉぉ〜、改めてファイトが沸いてきた! 夢見心地気分を通り越し、いよいよクワ魂モード点火な凹作であります。
あ〜さんに見つけていただいたヨサゲな朽木を削る削る削る削る。
して、
やった。
明らかにスジクワの大きさとは違う幼虫が顔を覗かせた。
う〜ん、こいつは結構デカイ(←我が家基準)



暫くして、離れた場所でヤッていた あ〜さんが戻って来られたので、『こいつは結構デカイ(←我が家基準)幼虫』を見ていただく。
そして、あ〜さんからは、離れていた間の成果を見せていただく。

手を広げてブツを差し出す あ〜さん。
\(◎o◎)/ デ、デ、デ、デ、デカイ(←全国基準!)!



これまた半自動的に『私の』ルアーケースに収まったのは、見たことも無いような大きなミヤマの幼虫。
冗談じゃなく、一瞬本気で、この方の背後にクワ採り神の影を感じ取ってしまいましたよ(汗)

本ッ気で、クワ魂モード二段点火ぁ〜〜!
でも、相変わらず どの朽木がヨサゲかは、良くわからんゾ〜。

悪戦苦闘しながらも、ようやくとコレは良いかな?っていう材に目星をつける。
おぉ、食痕ショッコン。
で、
で、出たぁ〜!
成虫だしぃ〜、♂だしぃ〜、そしてぇ〜、腹も赤いしぃ〜。

さっきまで その背後に神を見ていた お方を、今度は急いで自分の元に呼び付ける凹。

あ〜さん:「おぉ!アカアシですよ〜」

やった。
アカアシ。
生涯初GET。

やった。

やったやったやったやったやったやったやったやったやった。やったぁぁぁぁぁ〜!


初めて手にするアカアシ殿は、写真で見ていた印象とはだいぶん違っていた。

『コクワみたいなヤツだけど脚や腹が赤いクワガタ』
こういう覚え方をしていたから、色合いや雰囲気までコクワに似ているもんだと錯覚をしていた。

その後、アカアシマンション@立ち枯れ大木 を あ〜さんに見せてもらった。
ス・ゴ・ス・ギ・デ・ス
高級クワ(←我が家基準)の群れ。
遠いWeb越しだった あ〜さんの世界が、今、自分の目の前でリアルに展開している...
しみじみと...実っ感。

このマンションに住んでいた(←たぶん)アカアシ♀を あ〜さんが凹に渡してくれた。
ん〜、やはりコクワとは色や質感がだいぶん違うゾ。

で、この初採集記念の一枚は、♂♀ペアでの とっても嬉しいツーショットとなりました。




霧の中からこちらに近づいてくる人影有り。
もったいぶらなくても、まず間違いなく この方がS井さんなのだろう。
しかし、初対面なので確信は持てない。

深い霧越しにでも お互いの姿がはっきり見えてくる所までになってきた。
あっ、どうしよ? あ〜さんは結構遠くに行ってるみたいだ。

戸惑いながらも、まず間違いなくS井さんだろうからと、声をかけさせてもらった。

凹:「ォ-サク デフ」

ぶっ! 我ながら、なんて恥ずかし気でくぐもった挨拶だ。
S井さんであろう方はキョトンとしている。

で、もう一度、今度は大きな声で「凹作です」と言ってみた。

したら、予想外の御反応。
なんだかとてつもなくビックリされてしまった。

やられた(笑)!

どうやら、あ〜さんは、凹作が同行させていただいている旨をS井さんに知らせていなかったようなのであります。

驚異のクワ採り神、
否、お茶目な あ〜さんに、してやられてしまったのであります。


S井さんが合流され、今度は標高を下げながらの移動となった。

あっ、ヨサ気な朽木、めっけ。
削るケズルけずる。

やった!またもやスジ成虫殿のお出まし。
いいぞ、凹作。

おぉ、またヨサ気な朽木を発見。
ここにも、あそこにも。
そんでもってココにも。

際限が無い。
そもそも、凹作の近所の林と比べるからこんなことになるのだ。

落ち着いて、狙いを定めて、これこそはと思うヤツを...

んん? そういえば、アノお二人は?何処?

まぁいいや。そう遠く離れた訳じゃないでしょう。
この霧さえどけちゃえば、きっとその辺に見えるはずだし...

えぇ〜っと、霧のどけ方は、っと。
無いでしょうが!んなもん。 > 凹
まぁ、霧をどける方法っくらい判んなくたってネ。
なんてったって、こちとらイツモと違って た〜くさんクワガタを持ってンだぃ!
この場合、そういうの、関係ないべ? > 凹

ようするに、大漁のクワに熱中していたこの男、浮かれて気が大きくなっていたのでありますね。
そのうちに追いつくでしょってなもんで、更に更に朽木に熱中していくのでありました。



数十分後、凹作の遥か前方にまで進んで(降りて)いた あ〜さんから携帯電話越しの連絡が入った。
どうやら、既に、車を停めておいた場所まで辿り着かれている ご様子。

おっと、これは凹作も急がねばと思っていたら、何やら一瞬理解不能に陥りそうなことを言われている。

あ〜さん:「S井さんが、ここから車で10kmほど離れた一般道に降り立っちゃったらしいんす」

ですと!

ぶぁっはっはっはっはっは〜!
どうしてですかぁ〜? S井さ〜ん。
甘いマスクと優しげな面影からは とてもとても想像も出来ないような大胆不敵な行動力とその脚力ぅ〜!

ハテ? でも、1時間程度のこんな短時間で、そんな規格外れの遠方にまで、どうやって移動することが出来たというのだろうか?
もしかして、この お二人の周りには、本当に時空軸がぶっ飛んだ亜空間が取り巻いているのだろうか!?

あ〜さんは、これからソノ10km離れた●●●という所まで車で迎えに行かれるとのこと。
「少しユックリと採りながら降りてきて下さいな」と、言っていただいた。

だもんで、この不可解な笑劇場を心で反芻し、そのオカシサに頭と腹をネジ繰りつつも、ジックリと枯木を削りながら霧中の下り坂を降りていく凹なのでありました。

削る。
ん〜ん、出ないなぁ〜。
で、少し降りる。

削る。
出ない。
降りる。

削る。出ない。降りる。
う〜ん、仕方ないなぁ〜。

降りる。
降りる。
おりる。
おりる。
おり...
オリ...
オ...
オッ
オリィ〜?

あ〜さんの言われていたような景色にぜんぜん成ってこないぃ〜(涙)
さっきまで一人で大笑いしていた威勢の良さはどこへやら? 一気に心細くなる凹作。


そうなんだろうか?
遭難だろうよ。
で、
なみぃ〜だぁ〜ぁ〜(←サザンオールスターズ♪白い恋人達のラスト風に読んで下さい)


まぁ、でも遥か彼方っから車の音も聞こえてきますしネ。下へ下へと降りていけば何とかなるでしょうってな具合で...
自分の置かれている状況も省みず、チョコチョコと材を削ぎながら降り続けて行きます。

そのうちに、やっと、何やら今までとは少しだけ毛色の違う材を発見。
凹斧2号の『刃先とはいえないようなガサツな刃先』で ザスンザスン とやってみました。

すると出てきたのは、細くてチッチャイ白い幼虫達。
■?なのか?これは?うぇっ!
でも、よ〜く見てみるとチョッと長細めだけどクワの幼虫に見えなくもない。

う〜ん。 疑問符ながらも、いちお、丁寧に削り続けてみたところ...
(>_<)
こ・れ・は! もしや噂の...

背中側を見て確かめてみようと、(>_<) みたいな この不明成虫をひっくり返してみた。

あはっ!
ウナ垂れてるよ〜。
これは、いよいよ本当に(>_<) かもしれないゾ〜!

遭難者の自覚無きこの男。
嬉しそうに、粒胡椒みたいなこの不明虫を、ルアーケースの底に擦りつけたのでありました。


ここで、はっと我に返る遭難者。
いがぁ〜ん(涙目)。早く山を降りるぞ〜(必死)。


霧にむせぶ森の遠くから、微かに姿を表してきたのは、おどろおどろしい雰囲気の妖しげな建造物。
とりあえず遭難だけは免れたみたいだが...
なんなんだよ〜、コノ不気味な建物はぁ〜(涙)。

建物の前面に回ってみた凹作。
そして衝撃の事実が明るみになる。

そこに立っていた看板の文字。
車で10km先の場所であることを示す『●●●』という文字が、そこにシッカリと書かれていたぁぁぁぁぁ〜

こっ、これは...
S井さんと、お揃いだぁ〜。やった〜ルンルン。
遂に凹作も『あ〜さんと 時空軸のぶっ飛んだ愉快なその仲間達』として森の神様に認められのだぁ〜!
↑そういうんじゃないでしょ > 凹

しっかし、何が何だか全く判らない。
どうして自分まで、車で10kmも行った地点にワープしちゃったの?
何でナンデなんで?

でも、一つだけ確かな事実がある。
それは、自分は かのテンネン人・凹作であるという事である。

S井さんでさえココに辿り着いてしまったんだ。
だから、凹作である自分が『ヤッちゃった』って何の不思議も無い。いや、これはムシロ自然な成り行きというものだ。
なんぞと、変な納得を得ている凹作である。

人様を笑うなど全く出来ない事態に陥っていることにゼンッゼン気づきもせず、他人事と思って暢気にさっきまで大笑いしていた このバカチン様は、
さっきまでの失礼な態度なぞ、コロっと掌を返したように忘れ去り、今度は思いっきり涙目モードで あ〜さんに救助依頼メールを出すのでありました〜。


後になって知ったのですが、あ〜さん車を停めた場所と●●●は、地図上の直線距離で捉えるならば、ごく常識的な距離に位置していたとのこと。
即ち、道を間違えて突き進んでしまうと、確かに徒歩でも●●●までは辿り着けてしまうような距離関係だった そうなんです。
しかしながら、その両者間は、高低差によって遮られ車道が通じていない為、車では大きく迂回せねば辿り着けない位置関係だったのです。

かくして この日二度目の救出劇に向かう あ〜さん車でありました。



心細く クワ採り神の到着を待つ凹作の先にあ〜さん車が現われる。
迎えに来ていただいた お礼を言い、改めて神の存在を噛み締め...

ん? ん〜、なんでしょうねぇ〜?
森の中では、クワ採り神じゃないかとさえ感じていたこの お方...
よ〜く、よ〜く、見てみたら、やっぱり普通のお茶目な あ〜さんだ(笑)

でも、さすが このお方。やっぱり『試練馴れ』してらっしゃる (^-^;
普通、怒るか 呆れるか うなだれるしかないでしょ?こういうシチュエーションでは。
だのに、このお方、このトンデモ事態を前にして...大爆笑してた。

m(;∇;)mm(_ _)m 大変に、ご迷惑をおかけいたしました m(_ _)mm(;∇;)m > あ〜さん
m(;∇;)mm(_ _)m 救出の程、誠に有り難うございました m(_ _)mm(;∇;)m > あ〜さん

しっかし、シデカシた本人が言うのも不真面目な話なんですけどもね...

迷子(現在進行形)が迷子(過去完了)を笑っていたと言うコノ恥ずかい爆笑劇!
凹作の この『爆』っぷりには、自分事ながらも大笑いしてしまいました。

自分が偶々凹作だったからこそ、当事者として自分はこんなにも楽しい大笑いを体験できたのだ...
って、
おいおい、その分 キミの周りはいっつも大迷惑を被っているんじゃないのかなぁ? > 凹



さてさて、採集も終わり、腹が減ったのでメシ。であります。
うう〜、それにしても、なんて凄い採集だったのでありましょうか。
何時どこで何を採ったのやら?頭の中はクワガタの嵐でぶっ飛び状態であります。

でも、まだ最後にどうしても あ〜さんにヤッて貰わねばならないことが残っていたのです。
あの頭を垂れた不明虫が、本当に(>_<) なのかどうかの同定です。

食い物屋に入る。
ぎっしり詰まったルアーケースを車内に忘れてきた事に気が付く。
あ〜さんに鍵を借り、仔犬のように車まで走る凹。
で、
ルアーケースを携えて、仔犬のように戻ってくる凹。

して、同定いただいたソノ結果...
まーだーらーーー!!!

大声は出さなかった。(と思う。店内だしネ)
でも、変な行動はとっていた。(とは思う。なんせマダラですからねぇ〜)
ガッツポーズみたいな写真も残ってるしね(←自分で自分を撮ったヤツ)
初採集成功の時間差攻撃に、凹のクワ心は完全にノックアウトでございました。(極小クワ。不慣れな自分には絶対に発見できないと思ってましたからネ)
でも、こういうチッコイやつらって、採った時の感動もさることながら、後からもジワジワジ〜ワとくるんすよね。

店屋のテーブル上に置かれたルアーケース内は、高級クワ(←我が家基準)の嵐(←我が家基準)。
何度も見返して、見返して、又見返して...



暫くして、S井さんが食い物屋にて合流され、凹の横に座られた。
正直に言って、凹が何を喋ったのか、自分であまり良く覚えていない。
唯々、嬉しさの波に飲み込まれ続けていたという感覚だけが、朧な記憶として残っている。

ここで、帰途につかれたS井さん。
感激の残り香が、凹の心に漂っていたのでありました。


=結果(幕入編)=
初採集・アカアシクワガタ
初採集・マダラクワガタ
初採集・スジクワガタ(ジュニア(妹)と一緒に採った実績はあるが、自身単独では恐らく初)



【2003年11月15日(宵の口編)】


さぁ、これからどのコースで帰ろうぞ。
チョイと寄り道しても良いかもネ。
という訳で、あ〜ナビ頼りにチョイと奮闘。
今こそ試される凹作の資質ぅ〜。
して、

(((;´Д`)))

結果は、
思い返してもアマリにも寒すぎて、自分では書ききれませぬ(笑)
で、ほうほうの体にて、尻尾を巻いて高速道路へと退散。

アノあまりにも有名な『雨様』を渋滞様付きで という豪華バージョン体験までさせていただいちゃって、大満足の帰途となりました。
(↑コレを有り難がっていてどうするよ (^-^; > 凹)


凹作自宅の最寄りインターを降り、最後にチョイと寄り道。であります。

凹:「車線の反対になっちゃうんですけど、ファミレスが三軒並んでますんで、あ〜さんのお好きな所に突っ込んじゃって下さい。」

で、
あ〜さんが車の頭を突っ込んだのは、『四』軒目。
あっ、いやいや、運転操作を誤ったのではありませぬ。

流石はクワ採り神、ちらっとでも視界に入ったポイントは見逃す筈も無い。
瞬時の判断で、『四』軒目に並んだ本屋さんを、最後の採集場所に選んだ あ〜さんです。
が、
残念ながらお目当ての虫の本は発見出来ず。『ぼ〜ず』でありました。


打ちひしがれた(←嘘)二人は、いよいよ本当にファミレスにて休憩であります。

今日一日、雲の上にいるような体験をさせていただいた あ〜さんへ、
この土壇場にきて、凹からの心ばかりのオモテナシを敢行。

WLN(ウェイティングリストネーム)に、『カミ』と書き込む。
さぁ、最後の最後。
凹にとってのクワ採り神を、『カミサマ〜』って呼び出してあげておくんなまし、ウェイトレスさん。

順番を待っている客は、自分達だけだ。あまり良い状況とはいえないが...
はたして...

結局、ウェイトレスさんの 曖昧な笑顔による無言の呼び掛けに誤魔化され、
最後のオモテナシも不発のままに、スゴスゴと座席へと誘導されていく二人なのでありました。

=結果(宵の口編)=
寂び〜! & ぼ〜ず & 空振り