【凹作】
【2003年11月08日】
ジュニア(兄)の水彩教室の日でした。
ので、この頃パターン化しつつある『待ち時間を使ったプチ採集』へ行ってまいりました。
場所は、過日コカブト殿を採った●●山であります。
我が家では、コカブト殿が『殿付け対象』であることは、確かな事実。
しかし、全国の皆様が『狙って採っている』訳ではないってことくらい、いくら凹作でも、ウスウスは気がついているのであります。
だもんで、過日ヤッた竹薮の辺りは避けて、少し歩いて別の場所に向ってみたのであります。
じゃあ、何を狙ってるんだって聞かれると困るのですが、きっと私は『コクワうはうは状態』か『奇跡のヒラタ殿ゲット』でも想定しているのでありましょう。
自分が何をしに行くのか判っていないってのも変な話ではありますが、まぁ、凹作@晩秋の陣なんざ、こんなもんなのであります。
まずは、、、
うんうん、在りました。
半年くらい前にチェックを入れておいた丸太ン棒みたいな朽倒木が、当然ながら同じ所にコロがってありやした。
で、凹斧2号が早速と唸りを上げる!
サクぅ〜っ
おっと、かなりサクサクとした良い按配の朽木であります。
これなら百円均一品の凹斧2号でも楽勝なのであります。
楽勝楽勝ぅ〜っと、凹斧2号(←斧を名乗りながらも本当は鍬なんですけどね)が朽木の半分以上を崩しタオす。
うむ、本当に楽勝だ。
但し、『これが朽木早削り選手権だったら』の話ではありますが。
半分以上を削ったところで、11月だというのに蚊様の襲来であります。
だもんで、応急蚊取り線香(マイルドセブン△ーパーライト)に火を点けてチョイと一服。
大量の削りカスとなった元・丸太ン棒な朽木屑を足で掃いていたら...
やりましたね〜。 削りカスに埋もれていた『勝利』がコロがり出てきたのであります!
と、大げさに言ってみましたが、出てきたのは小さ目のコクワ♀でありました。
これで調子づいたか、同じ朽木から♂も出し、意気上がる凹作。
次なる標的を探しての徘徊に移ります。
徘徊を始めること、ものの30秒。 半年前のチェックの時には見落としていたヨサゲな立ち枯れを発見です。
コヤツは立ち枯れといっても上半分はモゲて無くなっているような状態。
期待を込めて一太刀を浴びせてやります。
ん〜ん、なかなか歯ごたえのあるヤツ。
若干怯んだものの、ジュニア(兄)の水彩教室の終了時間との絡みを考えれば、
今日のところはこれ以上徘徊を続けるよりは、コヤツを最後の一本としたいところ。
チト頑張って硬い部分を突破してみました。
徐々にサクサクになってきて...
ん〜ん、ついにはスナック菓子を食べているようなシャクシャクとした心地よい舌触り。
気持ち良く削り続けるうちに...
細っこい食痕を発見。
で、すぐに小さいコと思しき幼虫をGetです。
この後、削り進むにつれ、食痕が入り乱れてきて、
結局、コ成虫2頭に小さいコと思しき幼虫を5頭ほど追加。
もうちょっとやりたいけど時間が無い。
残念。
う〜ん、時間に追われないでゆっくりと削ってみたいもんだ。
なんぞと心残りたっぷりで最後に凹斧2号を一振り。
ありゃ!結構太い食痕が見えちゃったよ。
大急ぎで坑道を辿る。
Good! 2令だか3令だかの 割と大きめな幼虫(←我が家基準)を発見です。
で、
ここで止められないのがバカタリのバカタリたる所以。
タイムリミットまでは、既に0分を切ってるってのに...
走って山道を降りれば1分くらいは時間を稼げると計算をして...
大急ぎで同じくらい大きな幼虫をもう1頭 追加してしまいました。
でもって、まだまだ止めずにもう1頭。
はぁ〜。こんなに急いでやったって面白みも味わいもへったくれも何も無いってんですってば。
まぁ、なんにせよ、結果としては大成功。
焦、焦、焦、
ダ〜ッシュ、ダ〜ッシュ、ダ〜ッシュッ!
で、
汗、汗、汗。
凹作:「ハァ、ハァ、ハァ、ハァ、ハァ、ハァ、ハァ、ハァ、ハァ、ハァ、ハァ、ハァ」
なんとか待ち合わせ時間に間に合い、ドタバタっとピックアップしてもらったバカタリ・凹作でありました。
=結果=
コクワ♂1♀3 、小さいコと思しき幼虫×5 、幼虫(2令っくらい?)×3