8/23報告

【凹作】


〜前略〜

 

>話の内容にも感動ですが、こういう話を聞けること自体も感動です。

いえいえ。ホントそういう風に言ってもらえると恐縮であります。

でもでも、私だってそういう柔軟で多様な切り口みたいな部分をゼンゼンできている訳じゃあないっす!

『目指して行くぞ〜!』とか、『老いに負けずにチャレンジしていくぞ〜!』っていう、いわゆる緒についたばっかりといった感じです。

 

たぶん、我々と同世代の同じサラリーマンならば、私を含めて大抵の方が、ある程度、企業内においての自分の物差しが出来上がってるんですよね。

そして、会社で働いている分には、その物差しを絶対のベースにして、トランスレートを用いて、見た目上の柔軟性を保っている。

 

例えば、あ〜さんや私ならば、その物差しは『営業的視点』という素材によって出来上がっているんです。

そして、技術部隊の言い分や新人の言い分、経理や秘書の言い分なぞは、その本質を擬似的に営業マンならばこうなるなぞといった形に置き換えて、咀嚼しようとする。

いや、むしろ、現在の諸企業においては、そういった形態の咀嚼こそが管理職の柔軟性を表す指標のひとつであるみたいに言われているし、

そういう手法の方が合理的、かつ、簡潔でもありますから。

だからこそ、我々と同世代のサラリーマンは、そういう方法での対処に偏っていってしまう。

 

一方、カミサンなんかをみていると、その辺りの対処法というか心のメソッドがゼンゼン違います。

たぶん、真の意味では、『企業の評価上では、柔軟性をそこそこ持った一般的なマネージャーである凹作』よりも、数段上の柔軟性を持ってる。

彼女らは、話している相手の感性をリアルタイムで取り込んで自分のものにしていっているフシがありますからね。

確かに、そういう形でのコミュニケーションを企業内で行うと、グチャグチャになりすぎて判断を誤ったり、合理的に事を運びづらいという側面がでてくるかもしれないけれど、人間対人間としては、より奥行のある交流が可能となりますよね。

 

定年後、我々が仕事場を離れて人間主体である隠居生活みたいな季節に入った時、その差は歴然と明白になってくると思います。

 

何事にも楽しくのめり込む習慣がついている精神的に豊かなお婆ちゃん軍団に対して、

何事にも自分の尺度内に収まることを強要してしまう寂しいガンコジジイ軍団。

 

あ〜さん採集記の30年後の購読予約を、今からしておかなければ!

でも、ボケジジイになっていて、「この凹作ってぇ人は、なんだかワカランチンなことを書いているねぇ〜」とか言っていたりして。

 

 

 

>去年までのうちの上司が横浜から大宮まで走って帰ったらしいんですが、そんな人が他にもいるとは思いませんでした。(^^;;;

===冗&笑===

都内−>横浜間でも充分にバカたれだと思いますけれど...

横浜−>大宮間ですか...

これだけ距離があるとですねぇ、ゴールするまでに、数回は自分を内省してしまうタイミングが訪れるはずなんですよ。

自分の仕出かしていることは何なのか?とか、人生における本所業の意義とは?とかね。

その折々において、屈強な精神力でもってそれらの疑問符をことごとく跳ね除けなければ完走は叶わないのです。

ですから、肉体的超人であるとともに、精神的超人でもあるとも言えますね。

===冗&笑===

 

いやぁ、上には上がいらっしゃいますね。

しかも、あ〜さんの元ご上司。

ということは、恐らくは我々よりは年齢を重ねられた方...

唖然...

...脱帽!

 

 

 

>いかに落ち着かないか・・・というのが年を取らない秘訣だと勝手に考えています。

あ〜さん採集記上に滲み出ていたこの辺りの部分に、凹作は少し自分と同じ匂いを嗅ぎつけたのでありましょう。

 

凹作が『不惑』という単語を凹採集記上に多様するのは、この辺りの心理の裏返しなんだと思います。

もしかしたら、落ち着く側へ日和り行く同世代達へのチャカし的心情なのやも??

はたまた、そうなりそうな自分に対する深層での鼓舞なのかもしれません。

 

>日本語を使う脳みそは他国語を使う脳みそと違うらしいですね。

>敬語に縛られた日本語人というヤツは、その性格や特性も全然違うらしい、と何かの本に書いてありました。

おぉ〜、やはり。

 

うちはUS人が支配する会社なもんで、日本語と英語のネイティブバイリンガルなヤツラが多々いるんですね。

そいつらに聞いてみるとですね、頭の中の思考用に使う言語を、その時に取り扱っている事象により最適な方に『意図的に』チェンジしたりもするなんていってますしね。

 

 

 

凹採集記8/23分です。

よろしくおねがいいたします。


【2003年8月23日】

Oh!夏休みも、もうすぐ終わりぢゃん。

この日はオラが街の花火ぃ大会ぢゃん。

凹実家は、☆蟹が落っこちてるような海っ端で、見通しだけは良いぢゃん。

だから、そこで見物ぢゃん。

でも、カミサンは国際競技場にSM△P見に行ってンぢゃん。

そんぢゃあ、、、

ん?

なんか言葉が変ぢゃん?

 

やっぱり、こう↓だベ?

 

今日は花火だべー。

だから凹実家に行って見物すんべ。

 

これで合ってんべ?+カイさん?

平塚と旧横濱村はこれがホントだべ?

 

 

華やかな花火大会が終わり、人の波も引いていく。

子供の頃から繰り返されてきたこの光景。

夏休みの終わりを予感させる切ない時間帯。

 

ガランとした岸壁に出る。

マイ花火を手に、去り行く夏にご挨拶だ。

 

最後の線香花火がポトッと落ちた。

 

仄かな寂しさを擁きつつ自宅へ車で移動。

いつもより短めの前フリに些かの寂しさを抱きつつも本編へ突入。

 

 

何事も無く、玄関前に到着。

 

そして、、、

 

ンンン?ンぉお〜?!

 

ぶちラッキー!

おっとっと、また言い方が変であります。

これは、大学時代の名相方だった 山口県産ドラファンである旧友の言葉使いでありました。

 

やり直し、、、

 

なまら良かったねぇ!

これでは、親友の奥さんの言いまわしだ。

 

いやいや、使う言葉なんぞどうでも宜しい事。

重要なのは、自宅の玄関前に 今まさに内羽根を仕舞おうとしていたコクワ♀を発見した事なのです〜!

 

 

 

 

今まで蔑ろにしていてゴメンナサイ> マイ玄関

横■さんチの駐車場ばっかりチヤホヤしていたことを反省するよ。

これからは、キミも第一級アーバン灯下ポイントの仲間入りだよ!

やっぱり、愛すべきものは、自分のすぐ足元に在るんだね。

 

マイタウン・・・オラが街・・・を愛する男・凹作。

この日は、自宅から0.34mの地点にマイラッキーを見つけたのでありました。

 

=結果=

コクワ

 

P.S.卒業して郷里の山口に戻ったアイツ。元気にしてンべな〜?


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