8/10報告

【凹作】


【2003年8月10日】

 

嵐が去って本日快晴。

久々に夏らしい日差しが戻ってきた横浜地方であります。

 

さて、今日は子供達を何処に連れて行ってあげようか?

「泳ぐ?それとも海辺の公園?」

 

凹作の呼びかけに、反応の良い小学校2年生が即座に応えます。

「お肌が焼けるからイヤ。」

 

どっしぇー! 女の子ってこんなものなのでありましょうか?

 

顔グロ・ヤマンバブームの頃は、娘があんなになったらどうしようと考えていたオトウサン方も多かったことでしょう。

美白ブームは、プチアウトドア派・凹作に多大なインパクトを与えてくれそうであります。

 

娘のおませ発言をうけ、クルリと手のひら返しな凹作。

周到に暖めておいた二次案で即答です。

 

「う〜ん、しょうがないなぁ(←嬉しさ隠しつつ風)」

「それじゃあ、ボーリングくらいしかやることないよ」

 

 

と言う訳で、燦燦と太陽の降り注ぐ夏の一日を、

健康的にインドアして過ごすこととなった凹作家でありました。

 

この日はジュニアーズ(妹)が、1ゲーム終了時点で早々にリタイア。

2ゲーム目は凹作とカミサン、そしてお兄ちゃんの3人での競技です。

 

普段、妹とチャチャを入れあいながらボールを投げるお兄ちゃんですが、

今回はとっても集中しているみたいであります。

 

いきなりダブル(←ストライク2連発)をかましてのロケットスタートです。

そして、アベレージ(←いつもは)100点前後の素人5年生が、終わってみれば170点というトンデモスコア。

我が子ながら、その集中力を再発見してちょっと吃驚です。

 

さてさて、これで、もし今日の夜ボーズでも、『お兄ちゃん170点祝い』を名目に乾杯の儀を行えるゾ。

既に、昼の時点で弱気になっている ここ数週間 絶ッ不調のクワパパ・凹作でありました。

 

 

お兄ちゃんの大活躍にお祭り騒ぎだった楽しいひとときも終わり、

ノコカブ貧民一家は、やうやうと夜の部に突入であります。

 

ボーズでも乾杯の儀は保証というヘンテコリンな状態を携えて、

今日の目的地であるちょっと小高い丘の上に到着です。

 

『ドーン』

おっ、遠くで花火が上がっているのであります。

まるで、大活躍だったお兄ちゃんを祝福しているかのようであります。

よーし、この勢いをかって、今日はカブ殿GETといくぜー! であります。

 

 

『ガサッガサッ』

木の根元にある大き目の洞を覗く凹作の脇で、竹薮が不審な音を発します。

 

身じろぐ凹作。

暫し硬直の後、しなりしなりと音源に近づいていきます。

 

『ガザザザザザザザッ』

ひぇ〜、恐ゎ!

これがもしカブ殿だったならば、500mmクラスの超大物なのだがぁ〜???

 

『ザザン!』

竹薮を割って飛び出し、先ほど凹作が覗いていた木に飛びつくや否やタタッと登っていく哺乳類。

 

 

ドキン!

 

 

「く、く、くまーーーー!」

 

「早く来てみー、居るぞー」

「くま、くま、くま!」

早くこっちに来いと、家族に呼びかける凹作。

 

熊がいると聞いて、誰が近づいて来てくれるものでありましょう?

そんな命知らずは凹作ファミリーくらいなものです。

 

ほら、やっぱり。

「ナニ?ナニ?」と、暢気な調子で近づいてくるカミサンとジュニアーズであります。

 

凹作:「見てみ、あそこの木の又の所、アライグマがいるぜ!」

カミサン:「どーでもいーけど、熊ぢゃなくってアライグマでしょうに!」

カミサン:「まぁ〜、でもホント可愛いわねぇ〜。」

凹作:「だろだろ、凄い発見だろー。 アライグマ発見にも乾杯だよなー」

 

 

いくら慌てていたからといって、『アライ』を省略しないように> 俺

 

 

添付ファイル右中段の画像は、慌ててアライグマを撮ってみたものです。

添付ファイル右下は一応全身を映してみた画像です。

 

南無阿弥陀なビデオ(怖いビデオ)に出てくる心霊写真よりも御判りいただき難いですね、これでは(;^_^A

 

 

「木の又の間に映り込む顔がおわかりいただけるだろうか?」

 

もう一丁!

 

「木の枝の上に、その横たわる全身を窺うことができる。」

 

オマケに、も一つ!

 

それでは、目を移して、添付ファイル左下をご覧いただこう。

ここが、クワを採って撮ったら取り付けるはずであった画像スペースである。

無窮の闇が広がっているのをおわかりいただけるであろうか?

 

=結果=

ボーズ / 外道(アライグマ、打上花火)

 

P.S.

ブ□ードウェイ社(怖いビデオ作成会社)の皆様、もしこれをご覧になられていたら、、、

キメ台詞の無断借用、御免なさい。 がちんこ固めたクールな新作、期待しております。


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