7/27報告

【凹作】


おはようございます。
夏休みはお盆明け。お楽しみはまだこれから(うっしっし)な凹作です。

ここんとこ、仕事ド嵌りでなかなかクワにいけなくってイライラしております。


7/27分の採集記を下述いたします。
よろしくおねがいいたします。
 


【2003年7月27日】
 

快晴の日曜日!
たまにはオシャレな街・横浜にでも繰り出そう!

横浜とは名ばかりのプチカントリー区域に住む凹作一家。
とってもオシャレに生まれ変わった赤レンガ倉庫に行って参りました。

華やかな観光名所として賑わう赤レンガ界隈。
その片隅に、ひっそりと佇む碑が一つ。
ララの碑であります。
なんの変哲も無ければ面白くもない石碑だから、あらかたの客は、その前を素通りであります。

デフレだ不況だと言われつつも、飢え死にする人の非常に少ない国、日本。
ホンの数十年前までは、ララ無なくしては腹が減って死にそうになっていた国、日本。

当時、ララ船が運んでくる救援物資無しには、戦後復興の為に体を動かすこともままならなかった国民も、
今や、得意技・経済支援なるエコノミックな人々へと成長したのであります。

勿論、うちの子供達には、ララの碑の前で一旦停止してもらったのです。
我が家の食卓の貧相ッぷりをヤツらに非難された暁には、戦後の食糧難時代を語って聞かせ、矛先をはぐらかす作戦の下ごしらえなのであります。

こういう貧乏一家でも、その気になれば外食をすることができる国になったのだ。
ララで命を喰い繋いでいた時代とは隔世なのであります。

赤レンガの食い物屋では、ゴロリと寝転がりながらのお食事です。
ランチの並ぶテーブルと同じ水平レベルに足を投げ出してお食事を取るのがこのお店のスタイルなのであります。
びっくり! こういうお行儀の悪い野郎は、凹作と凹ジュニアーズだけかと思っていたら...

ララの頃の日本人は、こういう食い物屋まで出現するような文化の発展を目指して頑張っていたのかなぁ?
難しいことは良く判らない。
まぁ、しかし、得意技・ゴロ寝喰いの凹作にとっては、うってつけのお店だったことは確かでありました。


日も暮れて、プチカントリーな地元に帰ってきた凹作一家。
前夜、雨は降らず。
そして当日の日中は快晴だったのですから、当然のように出撃であります。


一本目の樹。 ×
二本目の樹。 ×
〜〜中略〜〜

う〜、まずい! このままでは、前夜の二の舞であります。
案の定、ジュニアーズは早くも仲間割れ寸前なのであります。

「コクワしか居な〜い」と言ってブータレる子供達。
ホンの数ヶ月前までは、先を争って いつものやつを奪い合っていたってのに。
なんてこったい! コヤツらも偉くなったものであります。

俄かノコ景気にあおられて順調すぎる伸びを示した我が家のノコGET数成長曲線が、
過日掲げたノコGET倍増化計画の精神を、遥か遠くの昔話へと風化させてしまったみたいだゾ。

ジュニアーズよ、目を醒ますのだ〜!
今のキミ達は、ノコの有り難味を忘れたノコ採りたい病患者さんだ〜!

俄かノコ成金のクセして、現・ノコ貧民である親友宅へ支援物資(ノコ5頭)贈呈なぞしたもんだから、(←7/11夜ご参照)
我が家はノコ大国なんだと、すっかり勘違いしている様子のジュニアーズであります。


うむむ、それにしても今日はコクワすら三頭しか採っていないといった体たらく。
樹の表面が雨に濡れているわけでもなく、樹液の方もちゃんと出ているってのにどうしちゃったんだ...
...って、カナブンすら居ないこの状況。
直ぐにピンとこなかった私よ、いと哀れ。

世の小学生が夏休みを迎えて最初の日曜日。
いはゆる競合に先を越され状態。

くぅ〜、きっと先行のグループはウハウハだったのに違いないのであります。
ノコが居て、コが溢れ。カナブン舞い立ち、蝶の乱舞する。
その光景はパラダイス。

きっと、「いとあはれ」を連発していたんだろうなぁ〜。
んん〜、悔しいのであります。

こんなことならば、早々に次なるポイントを目指せば良かったのであります。
しかし、明日月曜日のことを考えると、更なるポイント移動は無理なのであります。

哀れ凹作。
砂漠のようなポイントを、見込み無く彷徨うばかり。

主よ、憐れみを与えたまえとのたまってみたところで、コを一頭追釣したのみ。
トホホな足取りでポイントを後にしたのでありました。


=結果=
コクワ3頭

 


戻る