T氏の教え

【あ〜教徒】


【あ〜教徒様のメール】(2004.9.16)

 

〜前略〜


さて、私めの師匠T氏に叩き込まれた内容ですが、いろいろ、たくさんあるのですが、全てに共通するのは、「生息環境を破壊しない」ということでした。

今でも、耳に聞こえるのは、「俺達は、これで飯を食ってるのだから、、、一部の業者や○○どもと一緒じゃ困るんだよっ!」とよく詰られました。

道具がギリギリ入る穴に道具を入れて木屑が出たら、「もうやめろっ!!」とか「遊びでやってんじゃねー!!」と言われたのも思い出します。

とにかく、T氏は、採集に行っても、「洞や樹皮が傷つくと感じたら、あきらめろ!!傷つけたら、2度と帰ってこない!!」とよく言ってました。

花火やトラップの放置を見つけたときなんかは、「わにわにしちょう!!」(どこかの方言?意味不明)と言って不機嫌の極みでした(この言葉が出ると、帰宅しても無言のままでした)。



メスも極力、採集しませんでした、先方の注文があるときだけ、採集したように記憶しています。
 

材割については、造成などの情報がある場合だけするそうです。私めには、詳しく、教えてくれませんでしたが、「するな」と訊いた記憶があります(斧は、持ってますが使ったことは、ありません)。

また、先方の注文数+一割以外は、全て、リリースしていました(オオクワであっても)。

 

と、主たるものだけを挙げました、細かいことは、他にもありますが、とにかく、最近のポイントの状況(○○だけですが)を見るかぎり、最悪です。

「樹皮を剥ぎとった付け根に煙幕痕があったり」とやりたい放題ですから、極端なはなし、自分の部屋に煙幕投げ込まれて周囲の壁をぶち壊されたらいったいどう感じるでしょうか!?

アクションを起こす前に、冷静に考えてほしいもんです、このままだったら、近い将来、人目につかない(人が入って行けない)場所にしか生息しなくなってしまいます。

 

〜後略〜


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