採集報告 その7
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〜前略〜
「子供達の冬休み最後の日」となった本日、結局は出動させられました。
昨日は、夏に実績のあるポイントに行ってきたので、今日は『夏の実績が無いポイント』へ。
夏場になると、スズメちゃんが大発生してしまい、全く近づくことのできないところです。
ただ、街灯採集のときに、非常に怪しい大型♀が瀕死になっていた場所ですので、期待はしていました。
連日ですので、少しは幼虫が入っていそうな木を見る目が養われたようで、立ち枯れ中心に削ってきたのですが、第1のポイントでは、不明幼虫2で退散、その1qほど北に向い、こちらも同様の理由で夏は立ち入れない山へ。
この第2ポイントはビビリましたっ!!
今まで入ったことないので、夏の下見も兼ねようと思い、クヌギをチェックしていくと【洞やめくれに蔦ぐるぐる】という木が何本もあったのです。これは“予感ビリビリ”で、暖かくなるのが楽しみです。
更に、立ち枯れも多く、強引に引き倒して根本付近を削ると、いきなりブットイ食痕が現れ、細心の鉈さばきで進むと「その主」が出て
きました。この瞬間、子供達は“イタァ〜”とバカデカイ声で騒ぎ、[ひっそりと材割している]のが“無”に。
その後、何匹か追加し、大満足で帰路についたのですが、ここでまた問題がっ!
昨日と同じで「この幼虫どうするの?」ということです。子供達は即決でした。「菌糸瓶追加で買う」ということで、昨日と同じホームセンターで購入してきました。
本人の強い希望もあり、長男の部屋に置いてあるのですが、「夜中にガサガサ音がして眠れなかった」そうです…。
タブン、昨日の成虫コ♂が動いている音だと思いますが。それでも今日の追加分も「俺の部屋に置く」と言うのですから、キチガイを卒業して『中毒』になったようです。
採って来る度に瓶が増えることに嫁さんが嫌悪感を露わにするので、暫くは材割採集はお休みすることが決定です。私的には「ヨカッタァ」と一安心です。
種別は相変わらず不明ですが、今日の成果を添付して(例によりボケ写です…)送らせていただきます。
嫁さんの一言
「羽化まで観察日記つけなさいっ!!」
夏休みの自由研究に提出させる腹積もりのようです…。
抜け目が無いですねっ♪♪
〜後略〜