【ちゃん】
【キンキコルリ編】
5月15日
高山種が大好きで、昨年は一人で関西から檜枝岐までコルリを採りに行かれた方が居る。
その後広島へ転勤されたくわたけさんである。
今年もこちらへ来られるということで、若葉さん親子と合流し4人で地元の山へ向かった。
平地は穏やかな天候で、コルリ日和と思われたが
車を止めブナ林へ到着した頃、天気が急変した。
雲の流れは速く、気温も上がらない。
そしてガスに覆われはじめた。
寒がりの私はジャンパーの上にカッパを着込んだ。
しばらくここを散策するが良い新芽の状況なのだが、ほとんど居ない。
そして、とうとう雨がポツリポツリと落ちはじめた。
天候の回復を待つか、違う場所へ移動するか、の選択をよぎなくされ
結局移動する事にした。
車へ戻り少し下ったところで、突然若葉さんが
「止まって!」といわれた。
何か忘れ物でも?
と、思ったが車の真横にブナの幼木があった。
しっかり確認されていて、流石と思う。
なぜなら何度もこの道を通っているが、若葉さんに教えられるまで、ここにそれがあるなんてまったく気付いていなかった(^^;;;
雨の中、新芽には数頭のコルリが埋もれていた。
そして撮影会がはじまる。
撮影を堪能して、次なるポイントへ期待が膨らむが・・・
運転手である私の移動先の選択ミスで更にガスは深くなり・・・
ごめんなさい、皆様。
濃霧の中、新芽に潜ったコルリを各自1〜2頭納めて
お開きとなった。
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