2004年10月16日

【ちゃん】


【2004.10.16】

 

〜前略〜


今回のちゃんの報告は少し違います。


題して
【ウルトラデンジャラスクマ見物】(凹作様すみません。m(_~_)m)
 

最近、全国各地でクマが出没し、人が襲われるニュースが毎日のように報道されています。
某掲示板にも少し触れられていましたね。
ここ山陰も例外なく、クマに襲われたという報道が伝えられています。
被害に遭われた方々には、心よりお見舞い申し上げます。

今年3月山頂付近の残雪の上に残されたクマの足跡を登山者が目撃しています。
コルリの新芽シーズン目前に、私も1頭目撃している事はあ〜さんのページにも掲載していただいております。
また、この頃クマの生態調査をしていたようです。


生態調査の結果、この山には200頭前後のクマが生息しているとの事。(地元新聞掲載記事より)

さて、不謹慎とは思いますが、これだけクマが出没しているのなら今年は見ようと思えば、見れるのではないか?・・・と思いはじめました。
ヒメオオのヤナギシーズンが終わった事を認識する事と野生のクマが見たいと云う欲求にかられて行く私・・・(^^;;
本来なら出会いたくないモノなので、これを狙って見に行こうなど思う大馬鹿は多分少ない事でしょう。
しかし、もう一度見たいと思い始めたのです。
(完全にネジがはずれちゃっています(^^;;;)
 


土曜日、いつもの山へ向います。
目的地は「××林道」。
そう若葉さんに教えて頂いた、とっても「ハードな林道」を縦断してきました。


●●付近から、ヤナギのルッキングを開始。
と同時に黒い物体探しも・・・

 

天気は気持ちの良い秋晴れ。
しかし気温は肌寒く、標高1,000m付近の午後1時の気温は12℃。
クワガタはいないだろう・・・
いつもアカアシが付いていたヤナギに姿はなく・・・
そしてハードな林道へ突入。
車の両サイドを木や岩にガリガリと擦りながら奥へと進みます。



途中、色付きはじめたブナを見ながら昼食を取り、ヒメポイントに到着。
当然ヒメもいません。
・・・あとはクマを見物するだけ。



ヒメポイントを通過し、しばらくするとこんな寂しい林道をたった一人で歩いている登山者と遭遇。


その登山者を追い越しカーブを曲ると、林道を横切る黒い物体3体・・・・(@@)
クククククククククッ、クマです!!
親子で、親熊1頭・小熊2頭。


とっさに私がとった行動は、バックギヤにシフトし登山者のいるところまでバックし、窓を開け「クマがいます!、乗ってください」
登山者は慌てて私の車に飛び乗ります。
その後撮影しようと思ったのですが、クマの動きは速く、森の中へと消えた後でした。

その登山者を林道出口の車の場所まで送り、それまでの間初めて会った人を車に乗せてクマ話で盛り上がり・・・(不思議な気分)



まだまだヒメや材を狙って林道に行かれる方もいるようなので気を付けて下さい。
車のエンジン音で、クマは逃げたようですが・・・
夜間の気温は一ケタ台になっています、このクマが向っていたのは、山頂の方向で冬眠の準備に向っていたのでしょうか?



調子にのって、いつもの林道まで足を延ばしたのですがこちらの林道は先回より更に荒れていて、途中で挫折しました。

撮影できなかったのは残念ですが、きっちり目標を半年ぶりに見ることができて、私はかなり興奮していました。
・・・・・バカだ!!

成果:クマ3頭、ヤナギ採集終了を確認&オーバーフェンダー破損。(T_T)

報道にもあるように、台風や夏の気温が高いのが影響しているのか、高山の木の実はまったく付いていませんでした。
クマが食糧難で里に降りてくるのが納得できたような・・・



また帰宅し携帯が無いことに気付き、どこかで落してしまったようです(T_T)
はぁ〜また行くっすか、クマ見物・・・
違う!携帯探し。


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