2004年5月8〜9日

【ちゃん】


                        

【2004.5.8】

〜前略〜


週末は2連荘で##に行ってました。
まず1日目の目的はコルリを撮影することでした。
連休が終わり、何か忘れ物をしている気がして・・・
画像の整理をしていたら、新芽についたコルリの画像が1枚も無いことに気付きました。
ここ1週間の天気を見ていると土曜日に爆発するに違いないと勝手に決めつけ、デジカメと脚立を担いで・・・
案の定、車から降りたところの林道脇の開いているブナにたかるコルリさんたちが。
しかし枝が高すぎて、しばらく観察・・・
10頭近く飛んでいました。

登山道を少し登り、低めの新芽に撮影台をセットして準備完了。
脚立の1番上に上り、あとは飛んでくるのを待つだけ・・・
しかし、はじめに来たのは採集者でした。
この方曰く、「あっちでも同じことしてる・・・」でした行ってみると流石に脚立は無かったですが一生懸命撮影されいている初老の方がいました。
新芽に潜ったメスを綺麗に撮影されていていました。

私の場所には5,6頭飛んできたのですがどれも開いた葉の上に。
まあいいかと勝手に納得して撮りましたが・・・


ある程度撮影できたので、昼ご飯を食べているとそこへ親子連れの採集者が来られました。
話かけると、なんと鳥取の方。
採集がお好きな方で話がはずみ、1時間近く喋っていました。(^^;
別れる友があれば、新たに出会う友人ありで新たな出会いがはじまりました。
しかし帰宅してがっかり、画像はすべて葉のほうにピントが合っていました(^^;(画像)



そして翌日は関東から単身赴任で京都に住んでいる方が来られるということで、道案内で同行させていただきました。
しかし天気は最悪、登山口に着くと強風で横殴りの雨様ご一行・・・


あ〜さんの採集記でおなじみ(^^;の合羽を着込み山へ入りました。


こんな感じの新芽に居るんじゃないかな?と新芽を2,3回掬うと網の中に・・・メス(画像)


遠い所から来られたので採っていただきたかったのですが、私が先に採ってしまいました(^^;;
あまりの天気に、私は避難小屋でお湯を沸かしていたのですが30分ぐらい後、いたいた!と小屋に入ってこられました。
新芽に潜るコルリをきちんと見つけて採られていました。流石・・・
私の交通事故のような採られ方はされてなかったです。(^^;
コルリの材割を教えていただき、見事2本目の材で幼虫が出てきました。(画像)



その後、私が普段行っているフィールドが見たいと言われ途中ヤナギの新芽などを見ながら灯火ポイントへ移動。
以前から目をつけていた材を一緒に割りました。
ヒメオオの食痕を見つけたのですが、ブナ材は硬く途中で諦めました。蛹室も在ったのですが、古くもぬけの空でした。
また数本産卵痕の付いた材もあったのですが「コクワです」と教えられました。


帰り道も途中の新芽を掬いながら山を降りましたが結局採れたのはこの2頭と幼虫1だけでした
が、とても勉強になりました。

あ〜さんが採集で味わっている
雨様の辛さが少しわかりました。(^^;
でも同じ趣味の方が一緒だと、天気が悪くても楽しいですよね。



明後日から九州に行ってきます。
あ〜さんみたいに、採集できるかな?
たぶん無理でしょう、仕事しろ!>社長談
・・・(T^T)

 

〜後略〜


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