静岡
【部内旅行】
新年早々、会社の旅行で伊豆に行くことになった。かなり変則的な旅行で、集合時間はホテルに16時30分。ただし、その前にテニスをやる人はテニスコートに14時ということになった。そして解散は翌日の10時だ。
これは釣りの好きな会社の先輩と虫取りが好きなあ〜が二人で幹事を務めることによるものだ。(^^;) さすがに10数名を釣やクワガタに連れて行くわけにはいかないので、集合前や解散後は「釣りの人」「クワガタの人」「その他の人」に別れて行動することになっていた。「その他の人」のためにテニスコートを予約したというわけだ。ちなみに「クワガタの人」は約1名のみだ。(^^;;;
あ〜としては朝っぱらから虫取りをして、14時にテニスコートに集合という予定を立てた。やはり幹事としてはテニスから参加するべきだろう。自慢ではないが、あ〜のテニス歴はすごい。これまでのテニスの回数は3回。飛距離なら誰にも負けない。こんな状態だから、テニスコートには集合するものの、隙を見て虫取りをしてやろうと思った。(^^;;;
午前中は小型を始めるきっかけとなった山へ入り、久々の小型採集をして、それから部内旅行へ参加というビジョンが成立した。昼過ぎには山を下りなければならないので、早く山へ入って採集を始めなければならない。ということで、夜明け前に出発したのであった。
行程は有料道路の連続だ。すべてが有料道路だと言っても過言ではない。意外に時間と金のかかる場所である。
有料道路をいくつか乗り継いでいる間に夜明けを迎えた。
富士山にかかっていた雲も一瞬切れて山頂も姿を見せた。雄大な風景だ。
しばらく走ると、今度は相模湾のご来光だ。なかなか壮大な風景の連続である。それにしてもこの寒さは何なんだ。(^^;
ご来光
朝っぱらからトロトロ走る車の後ろについてイライラする。こっちは時間がないので早く山に入って採集をしたい。雲仙で初齢幼虫を見たものの、12月は一度もルリ属を見ていないと言ってもいいだろう。大惨敗があるだけに、早くリベンジを果たしたいという思いも強く、気が急くばかりである。
目的の山が近づいてきた頃、何だか道の上に白い粉が舞っている。凍結防止剤だとばかり思っていたのだが、どうやら空から落ちてきているみたいだ。全く予測もしていなかったのだが、雪が降っているらしい。げげげ!(゜〇゜;)
この白いのは何?
いくらクロスカントリーの四駆に乗ってるからといっても、あ〜は雪道は怖い。絶対に雪なんかイヤだ。あまりの予想外の事態に頭が混乱してきた。目的の山を遠くから見ると、なんだか霞んでてよく見えない。最初は霧や霞かと思ったのだが、雪が降っているということなのか??? そんなことは考えたくもないのだが、ほぼ間違いなくそうなのだろう。(T。T)
標高を上げていくと、さっき道に舞っていた白いものは、確実にはっきりした姿で道に積もってきている。もう間違いない。
あと6kmというところで、完全に道は真っ白になった。ノーマルタイヤでこのまま登るかどうか、非常に悩んだのだが、14時まで何もすることがないので強引に登ることにした。
しかし、進むたびに雪は深くなっていき、あと3kmというところでついに断念した。
あ"あ"あ"あ"あ"あ"(ToT)
ここから先は車が走った形跡がない。絶対怖い。Uターンして泣く泣く山を下りることにした。(T^T) あああああああああああ、ツイてない。
まさか、こんなことになるとは思わなかった。集合時間の6時間も前に到着してしまった。こうなったら、やることはひとつしかない。雑木林はふんだんにある。
まずは目についたクヌギの林を手当たり次第に見て回った。実にいい雰囲気だ。しかし、いい感じの場所が多過ぎてポイントが絞り込めないという難点もある。贅沢な話だ。(^^;)
狙うのはオオクワとヒラタであるが、なかなか材がない。いい材を見つけても、明らかに他人の敷地内だったりするので手が出せない。たっぷり3時間ほどルッキングをした。すでに周辺の状況は掌握できた。それからしばらくして、ようやく最高の材を川沿いに発見することができた。見るからに美味しそうだ。かなりの大木なのだが、持ってみると非常に軽い。
ここにきて、ようやく車からナタを出した。削ってみると、やっぱりこいつが出てくる。
は〜い、こんにちは。(-。-;)
大小♂♀あわせて10頭ほどが出てきたのだが、とうとう本命を見つけることはできなかった。そう簡単には行くわけない。
ヒラタを狙うには体力がなかったので、このあとは一応オオクワ1本で臨んだのだが、まあ、結果はいつものように、いつものやつが顔を出すばかりだ。全部人にあげるためにキープした。
時間が余ったので、さらにルッキングを続け、いい材は削ってみた。と言っても、ここまでで削った材はたったの3本だが。(^^;)
オオクワ出ろ! ヒラタ出ろ! チビ出ろ! などと念じながら削る。(どこがオオクワ1本やねん。(^^;)) 出てくるのは・・・もういいか。(^^;)
それから同僚に連絡が取れ、ようやく先発隊と合流できた。食事をして、1時間も早くテニスを始めることになった。
あ〜はテニスが上手すぎるので、テニスは遠慮させてもらおう。(^^;) みんながテニスシューズに履き替えるのを見ながら長靴に履き替えた。(^^;) テニスコートの周辺も見事な雑木林で、クヌギの木はふんだんにある。
さっそく目についた丘に登り、周囲の木を物色する。
ちょっとショボい
しかし、思ったほどいい材はなく、削るまでには至らない。成虫の棲息環境としては抜群なのだが、発生源がなかなかないような感じだ。
かなり歩いて疲れ果てた頃に、何となく削ってみたくなるような倒木があった。ナタを入れると、極小の甲虫が出てきた。チビクワを採ったことがないので、一度採ってみたいとは思っているのだが、この辺りにチビクワがいるなんて聞いたことないし、ただのゴミムシかとも思ったのだが、よく見るとちっちゃいスジであった。
越冬スジ♀
同じ材からコクワも出た。オオクワ・ヒラタ狙いでコクワ・スジを出す。はぁあ。( ̄□ ̄;)
一度テニスコートに戻ると、全員集合していた。あ〜はいつもの虫取りの恰好をしていたので、当然ウケた。アホや。(^^;)
そしてみんながテニスを始めたので、プロ級の腕を持つあ〜としては、テニスをせずにコートの周辺でまた虫取りをすることにした。(^^;) 意外だったのは、この虫取りについてくるという人が二人も現れたことであった。どういう採り方をするのか興味津々だということだ。けっこう嬉しかったので、教えてあげることにした。(^^;)
コートから50mほど離れた場所にあった切株を削ってみると、すぐに食痕が現れ、あとは軽く削ると、ボコっと蛹室が出現し、コクワの♀が入っていた。これを見た二人はすんごい感激していた。(^^;) すぐに♂も採れたので大喜びだ。ちょっとだけ楽しんで再びテニスコートへ戻った。
テニスを見ているだけではヒマだ。仕方ないので、そこでコートへ出たかというと、そんなわけはなく、テニスコートの横に落ちている材を削り始めたのであった。すると、みんなが一斉にやってきたので、すんごいビビってしまった。(^^;) プレッシャーの中で、見事にスジの♂と♀を出すことに成功した。
みんなから感動の声が上がり、それからそのうちの一人が、
「頼むから俺にもやらせてくれ」
と言ってすっ飛んできた。どうやら材割の楽しさをわかってもらえたようだ。その人は幼虫を1頭出して感激していた。クワ馬鹿の素質は充分あるだろう。(^^;)
テニスが終わって、ようやく投宿した。すぐに温泉に入る。今朝行こうとした山を見ると、雪のかけらも見えない。もう溶けたのだろうか? r.matdudaさんから連絡が入り、なんと明日こちらに合流することになった。これは楽しくなりそうだ。(^o^)
宴会のあと、今度は卓球に走った。テーブルテニスの方は、テニスほど得意ではない。実家に卓球台があったりしたので、中学生の頃からかなりハマっていた。最近でもラケットを買って体育館に通ったりした。だもんで、この温泉卓球にはどっぷりとハマり、3時間も打ち続けて筋肉痛になってしまった。しかし、明日の採集が楽しみで、結局2時間も眠ることができなかった。(^^;;;
静岡
【合流まで】
7時半に朝食のため叩き起こされた。しかし、すでに携帯に着信があったようだ。r.matsudaさんからだ。電話をしてみると、なんとすでに到着したらしい。(^^;) こちらは解散まで2時間半もあるので、先に山に入ってもらうことにした。r.matsudaさんによると、今日も山道に雪が積もっているらしい。げ〜〜〜。(-。-;)
解散して山への道をぶっ飛ばす。確かに雪が積もっている。しかも昨日より多い。(T。T) しかし、実際にr.matsudaさんも山道を行ってるわけだし、案外多くの車が山を上っているようだったので、あまり心配せずに今日は行くことができた。
何とか到着
いよいよ山へ入る。一面雪化粧をしているものの、登山道にはいくつもの足跡がある。こんな状態でもたくさんの人が登山をしているらしい。びっくりした。r.matudaさんは、以前トウカイコルリやマダラが採れたポイントより遥かに遠くへ行っているらしい。ケータイが入ってよかった。とりあえず、追いつかなければならないので、ポイントは通過して、急いで山を登っていく。
こんなことになるとは・・・
途中にアセビの赤枯れがあったので、マダラ狙いで削ってみた。第一刀で手前の乾いたブロックを外し、第二刀で削ぐ。早くも蛹室が現れ、見覚えのあるヤツが出てきた。(^o^)
明けましておめでとう!(^^)/ 今年もよろしくな!!
マダラちゃん
相変わらず丸まってて無愛想なヤツだが、コクワ、スジに続く今年の3目めはこいつであった。えらい出世だ。(^^;) 少しは元気出してくれ。とりあえずボーズはなくなった。今日は調子がいいかも知れないぞっと。(^o^)
さらに先へ急ぐ。この山には木の名前と説明を書いたプレートが時々あって、その写真を撮りながら登ることにした。とあるプレートの前で写真を撮って下を見ると、真新しい足跡がついている。
同じ写真を撮ったに違いない。(^^;)
ご丁寧にあ〜が立っているのと同じ位置で踵を返している。こんなことをする人は一人しかいないだろう。全く同じことを考えて、全く同じ行動を取っているのが手に取るようにわかるのがおもしろい。傑作だ。(^o^)
気になる材を見に行って、ふと足元を見ると、しっかりと一人分の真新しい足跡が刻まれている。雪山にはこんなおもしろいことがあるというのを発見した。(^_^)
そんなことをしてる間に足跡の主であるr.matsudaさんと合流できた。お待たせしやした〜。
r.matsudaさんによると、今日は都心でも雪が積もるらしい。まぢ???('〇';) 夜中に積もるらしいので、夕方にはこっちを出ないとまずいことになりそうだ。
驚いたことに、すでにr.matsudaさんはホソツヤの幼虫を数頭出していた。ここに来るまでにあ〜はホソツヤの「ホ」の字も見えなかった。(^^;)
ホソツヤに関してはあ〜はテニス並の実績だ。逆にr.matsudaさんは完全にツボをおさえている。去年はかなりの頭数を採集したが、これがほとんど自分で探したポイントでの実績なのだから強烈である。数字以上の実力があることは間違いない。材の探し方など、自分なりの試行錯誤の結果なので、実に説得力がある。
この山で何を狙おうか、という話をしたのだが、すでに採っているトウカイコルリやマダラを狙っても仕方ないので、やっぱりホソツヤのポイントを探そうということになった。何とも頼もしい。(^_^) r.matsudaさんが目をつけている場所もあるようなので、ここは果敢に登山にチャレンジすることにした。
この山で何が採れているかは知らないが、ルリやツヤハダは採れるのか? それとも採れないのか? そういうのも自分の目で確かめてみたい。
ということで、雪山の登山を開始した。急に傾斜がきつくなり、本格的な山道になるものの、他の登山者とも時々すれ違う。我々はというと、ホソツヤを探して道のないところをいつものように歩くのであった。(^^;)
r.matsudaさんにレクチャーを受けながら、材を探す。
「こういう材に産んでるんですよ」
そう言って裏を見てみると、見事に産卵マークがついていた!!
久しぶりや〜!(ToT)
このマークを探してあ〜は雲仙を歩き回り、とうとう一度も見ることなく終わってしまったのだ。あまりの嬉しさに写真を撮って満足。(^_^)
そして、材的には成虫は入ってないだろうという。試しに削ってみたが、やはり何も出ない。このあたりのスキルはさすがだ。
ぐんぐん標高を上げる
それからしばらく自分なりにホソツヤ材を探してみたが、産卵マークの1つも見つけることができなかった。(^^;) 超下手くそだ。
やがてr.matsudaさんが産卵マークのいっぱいついた材を見つけた。よう見つけるわ、こんなの。(^^;) 思わず写真を撮りまくる。残念ながら虫は出てこなかったようだが、存在が確認できただけでも充分価値がある。
目いっぱい産卵マーク
ようやくあ〜も産卵マークを見つけることができた。遅いっちゅーの。あれ〜?今日は調子がいいんじゃなかったのかぁ〜?(^^;)
ちなみにこの材からも何も出なかった。まあ、今日は下見だから深追いせずに次へ行きませう。
山頂を過ぎ、二人は次の山を目指すことにした。ブナ林はこの次にあるはずだ。
稜線を歩いていると、突風がびゅんびゅん吹きつけて寒い。目的の山は霧で全く見えない。
r.matsudaさんとは付かず離れずで山を歩いていたが、いつの間にか大きく離れてしまった。しばらくは単独行動になる。
これは登山道だ
かなりの距離を歩いているが、ホソツヤの形跡は全く見られなくなった。もともと下手くそなので仕方ないか。(^^;) 途中で休憩を取りながら雪道を歩く。11月に買ったスパイクつきの長靴はこういう場所では大ヒットだ。山道・雪道の両方で見事に実力を発揮してくれる。これがあるのとないのとでは大違いだろう。
さらに延々歩いて、次の山に登る頃、目に見えて植生が変わった。
大木も現れ始めた
ブナの巨木がド〜ン、ド〜ンと立っている。これは圧巻だ。しばらくアカアシやヒメオオを狙ったりするが、出てきたのはオニの幼虫だけであった。
そんなブナのでっかい立枯れに産卵マークがついているのを見つけた。ルリのものかホソツヤのものかはわからないが、結局この材からも何も出てこなかった。残念。
ルリかホソツヤか
さらにその先でも産卵マークが同じような状況で認められた。存在確認ができたので今日の目的は達成できた。
巨大ブナが延々続く
帰り道を考えると、そろそろタイムアップだ。こんな悪天候でよく頑張ったものだ。本当はツヤハダなども探してみたかったが、今日のところは止むを得ないだろう。
トリプル登山というのは変な話だが、2つ目の山から帰るのに、1つ目の山の山頂を通らなければならないのだ。のべ3つ目の登山となる。r.matsudaさんとは1km以上離れた場所で採集していたようだ。急いでr.matsudaさんのところへ戻る。山を下っている間はよかったのだが、途中の峠を越えるのに登り始めた瞬間に足が進まなくなった。全然ヒザが上がらない。かなり足にキテいる。当たり前だ。本当に引きずるように登っていくが、目的地が全然近づいてこない。
何とかかんとかr.matsudaさんの待つ場所へ到着。この峠を越えてから登山が待っている。(^^;)
唐突にr.matsudaさんがトウカイコルリの幼虫を出したのだが、深追いする気はないらしい。天候が怪しくなってきたので、急いで下山することにした。しかし、下山の前に登山だ。(T^T) 上り坂になると、途端に足が止まる。しかも急峻な坂道だ。時折、材を探しながら歩いていると、音を立ててあられが降り始めた。そしてすぐに雪に変わった。
かなりヤバい状況であったが、それでも二人は登山道をはずれて材を探しながら斜面を降りる。そう、考えてみたら、まだホソツヤの成虫を出していなかった。下見とはいえ、1頭くらいは採っておきたいものだ。しかし、雪はどんどんひどくなる。降り始めるのが予定時間よりもかなり早い。これが麓の方まで積もっているとなると、かなりヤバいことになる。
途中で道を見失ったものの、何とかなるだろうと材を探しながら歩く。雪はどんどん激しくなる。r.matsudaさんは、さっきから材を手に持って割りながら歩いている。よくコケもせずに歩くなあ・・・と思っていると、途中の有刺鉄線が頭に刺さったらしい。(^^;)
ようやく登山道に合流したところで、r.matsudaさんが、
「やっと出た〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」
とヘナヘナになりながら声を出した。見ると、ホソツヤの♂がしっかりと入っていた。有刺鉄線に刺されながら歩いた甲斐があったというものだ。(^o^) 産卵マークすら、あれ以来見ていないあ〜としては、ただただ驚ばかりである。
ホソツヤ@雪の上
ルリ属の成虫を見るのは11月以来だ。そして今日はマダラ以来の成虫であった。長かった〜〜〜〜。あ〜は合流前のマダラ以来、結局鳴かず飛ばずだった。
周囲はだんだん薄暗くなってきた。雪はどんどん積もっていて、登山道もわからなくなってきた。絶対ヤバい。このままでは車で降りられなくなってしまう。そして、歩いても歩いても登山口にたどり着かない。さっきから、あれだけ歩いているのに全然ゴールの気配がないのだ。まるで悪い夢でも見ているような感じだ。今日は雪道を何km歩いたんだろう。ほんと、よくやるわ。(^^;)
やっとの思いで登山口までたどり着いた。雪はここでも降り続いていて、車の上にもしっかり積もっていた。
あ〜あ・・・
雪が降っているのは頂上の方だけだろうという淡い期待は見事に打ち砕かれた。問題はここからの帰り道だ。チェーンもないのでこのまま行くしかない。
ギアをローに入れて、ブレーキを踏まないように慎重に運転する。怖い。ヘアピンカーブも何個かあるので気が気ではない。
雪道怖いぞ〜!
気の遠くなるような時間をかけて、ようやく車の多い道まで戻ってきた。しかし、ここもしっかり積もっている。
国道に出ると、さすがに雪は積もっていなかったが、相変わらず降っていて、いつ積もるかわからない状況だ。早く帰ろうと思ったのだが、ここで大渋滞につかまった。渋滞の覚悟はしていたのだが、これほどのものとは思わなかった。渋滞に突入している間に筋肉痛が始まった。卓球と登山のダブルパンチだ。(^^;) 渋滞中は本が読めるほどのノロノロで、どんどん気が遠くなってゆく。
全線だって。全線。(ToT)
本当に帰れるのか? ラッキーにも雪は小降りであったが、場合によっては今度は雪による制約が発生する可能性がある。海岸線では遥か彼方まで車の列が繋がっているのが見える。結局、伊東から小田原まで全部渋滞であった。渋滞通過の4時間の間にいつの間にか筋肉痛は治っていた。
なんとも壮絶な採集であった。
コクワ:7♂♂、6♀♀
スジ:1♂、2♀♀
オニ:幼虫1頭
マダラ:1♂
ホソツヤルリ:1♂、幼虫数頭
トウカイコルリ:幼虫1頭
2001.1.9