00/11/18

中部地方

【オフ】

今週は採集オフである。友人と伊豆に行くことになった。

こういう自然の残る場所に行って、何もしないで帰ってくるなどという芸当は、自分にはとても無理だ。ちょこっとだけ採集活動をして帰ってきたので、記録に残しておくことにしよう。


まずはおとなしく観光だ。非常に天気が良く、思ったほど風もないので穏やかな天候となった。久々の海の写真となる。山口以来か。

マメはいないか〜?(^^;)

観光客が多く、おばちゃんが大声を出しながら通りすぎていく。朽木に目が行くものの、さすがに採集する根性はなかった。


昼食にマンボウの刺し身が食べられる店があるというので行ってみることにした。しかし、ちょっと時間が早かったのでリフトで山に登ってみた。ススキだらけの山で、発見した生物はバッタとカナヘビのみ。

小さすぎる

これはあまりにも小さい。最初はバッタと間違えた。

途中でクヌギの林を何ケ所か発見し、友人を道連れにしてルッキングを行った。ここはヒラタも採れるはずなのでちょっとだけ期待したが、洞の中にはダンゴムシとカメムシのみであった。しかし、オオクワの入りそうな洞もあり、なかなか期待できる場所であった。根元でコクワ1♂の死骸を発見した。

クヌギのルッキングなんて、ずいぶんしてないような気がする。そろそろオオクワ狙いに戻ろうかと最近は思っている。

マンボウの刺し身は不思議な味であった。肉が多く、食べごたえはあるのだが味は淡泊で、ひと口で飽きてしまった。(^^;)


ここから少し虫取りらしい動きとなる。以前トウカイコルリを採りに行った場所に行こうとしたのだが、教えていただいた場所に勝手に行くのは気が引ける。ちょっくら新しい場所を開拓したくなった。

直線距離だと目的地は近いのだが、そこに行くには大回りしなければならない。ぐねぐねと海岸線の道を走り、途中から山道に入って、ようやく目的地の近くまで到着した。紅葉がなかなか美しい。

しかし、途中で道は閉鎖されており、山へ向かうのは困難な状況となった。これは諦めるしかない。

さらに近くの山に登るべく、道を進むのであるが、途中からクロスカントリー状態になった。かろうじて道は続いていたのだが、すでに地図からは消えている道であった。目標の標高まで行かないまでも、「この標高まで行けば何とかしてやる!」という妥協点に達するべく登っていたのだが、残念ながらその標高より100m低いところで道は終わっていた。

いいとこなのに・・・

あまりにも中途半端な標高で、産卵マークなど探してみるが、やはり×。

帰りにスジの幼虫を見ただけで終わってしまった。


すでに日没が近く、もう帰ることにした。

車を走らせていると、魅力的な地名があったので、そっちへ行ってみることにした。

しかし、魅力的な地名だけあって、クワガタな人はこれを見つけると来てしまうらしい。いたるところに削った跡がある。

もう日没だ

ここでクワ道さんと連絡が取れた。たまちゃんと一緒に山梨でオオクワの終齢幼虫を7頭も出したらしい。そろそろオオクワを狙おうと思っていた矢先だけに、とてもインパクトのあるニュースだ。(矢先というより、オオクワを狙ってルッキング中なのだが。(^^;))

めっちゃデカいのも出たらしく、とてもうらやましかった。

ちなみにこちらはサッパリだ。つきあわされる友人もいい迷惑だ。(^^;)


帰りはお約束の大渋滞。

動けよぉ〜!

手前に渋滞表示が出ていないので、何も考えずにこちらを通ってしまった。

かなり気が遠くなったので迂回路を抜けようとしたが、裏道まで渋滞していてどうしようもない。二度とこの道を通ることはあるまい。


そろそろまじめにオオクワを狙いたい。

山梨に最後にオオクワ狙いで行ったのは、なんと去年の12月30日だ。もうすぐ1年になる。山梨に行くかどうかは別として、オオクワを狙って活動したい。


2000.11.19