茨城にお住まいの戸塚さんからメールをいただきましたので、ここに紹介させていただきます。
私は茨城在住と言うことで茨城県内にはよく行くので、先日の採集の際、有望幼虫をゲットできたので採集記を送りたいと思います(^
^)
ただ、1眼レフしか持っていなかったもので、画像は現像が終わってからになってしまいます(^^;
その日は茨城中部に会社をさぼって(^^;早朝から(5時です!)探索を開始しました。
1時間強ほどドライブをしながら、クヌギのみの大規模な「里山」を発見しました。
そこに入ってみると、なんと!200本ほどあるクヌギのほぼ全てに洞らしき穴が開いていたのです!
まさかこの時期にいるはずはあるまい、と思いながらライトで照らしたのは言うまでもありません(^^;
残念ながら甲虫、というか、昆虫らしき物は発見できませんでした。
ならば、材採しましょう、と言うことで手頃の材を探したのですが、そこは手入れの行き届いた「里山」、なかなかよい材がありません。
しかし、ちょっと視点を変えてすぐそばの無視されている雑木林を見てみました。
そうしたら、立ち枯れ、部分枯れがいたるところに!
まずは雑木林入り口付近のコナラの立ち枯れをたたいてみました。
が、この立ち枯れはカミキリの幼虫のみ。
そのあと、クヌギの部分枯れを削って見ると、早速食痕を発見!
たどってみると、頭の赤い幼虫が!大きさは小クワよりちょっと大きいぐらいなのですが、頭の色がまるで違う!一瞬ノコの可能性も考えましたが、そこは部分枯れの上部、ノコはないだろう、と言うことでもう一度幼虫を確認しました。
まず、顎の形。ノコの様に湾曲はしていない。と言って、オオクワのように極端に直線的ではない。どっちかと言えば、直線的。
何とも言えないので、数頭を採集した後ダッシュで、朝10時頃(笑)帰宅したのでした。
そして、家でオオクワとノコの幼虫をほじくり出して、頭部の比較をしてみました。
結果、ノコとはかなり違う感じがしました。
オオクワとも微妙に違うと言えば違う感じがしました。
ヒラタとも比べてみましたが、ちょっと違う雰囲気でした。
蛹にならないと判断は難しいと思いました。
ただ、採集したのが部分枯れの上部なのと、周りの環境がかなり可能性があったのでもしかしたら、オオクワになってくれたらいいなぁ、と思うこの頃です(^^)
以上が先日のオオクワら・し・き・幼虫の採集記録です。