千葉県採集してない物語

−トナ−


【1999年8月26日】

10:00 新潟で採集できなかった悔しさを、千葉のヒラタで癒すのだぁ〜!と、数年前からヒラタが生息すると聞いていたのに、いつまでたっても行けてない場所「D川」を登ることを決意。 まずは、河口付近にある公園からスタートです。 ここには、クヌギ&コナラはほとんど無かったので、シイ?などの、小型ドングリが成るような木をチェックしまくります。

しかしです、洞と呼べるものが皆無なのですよ! 川の方に行ける獣道みたいなのがあったので、河川敷を調べようと入り込んだら、浮浪者のお家があったので、びっくりして引き返してきた。 (^^;) さらに、園内を探索していると、私の他にも木をながめているおっさんがいたが、あまりに不審だったので声をかけるに至らなかった。 (^^;) この公園には池があったので、お友達がハマって入るゲンゴロウチェックしたのですが、でかいオタマのみ。


    ではでは、D川をA地点めざして、さかのぼりましょう。

車1台通るのがやっとの、恐ろしく細い道。 時折、路肩の草が車にあたります。 うーん、檜枝岐〜新潟方面へ抜けた国道352を思い出すなぁ〜 この手の道は極力走りたくない。 (^^;)

もう、とことん走っていくのですが、柳が無い。 柳らしきものがあっても藪の中だったり、農作業中の畑の奥だったり、駐車スペースがなかったりと、1度も車を降りることなく、気がつくとTダムなんだわさ。 (^^;)

        ん〜〜〜、 私は何しに来たんでしょ?

とりあえず、高滝ダムの周りにも柳があるかも知れん! ちゅー事で、ゆっくりと一周するも、クワガタが付きそうな木が見つかりません。 (T-T)


次は、B市の市民の森(採集禁止)を観察だけするぞ!と歩き回るも、コナラ類に樹液が出ているものは見つからなかった。(時折、雨が降るハイキングコースを散々歩き回って疲れた。)でも、面白いものを見つけた! ハイキングコースを抜けたら、林道(舗装道路だ!)に突き抜けたのです。 見るとコナラが数本!おおっ! これは公園の外だから採集OKですな! あとで、車で回り込もう! (^^)v

で、ですねぇ、回り込んだんですよ。 さっきの道に。 しかーーーし! コナラがなーーーい。 あったのは、さっき見つけたところだけだし、藪の中に入る気がしなかったので、見には行かなかった。


で、某有名ポイントの林も行ってみたけど、分校の生徒達がグランドで遊んでる姿を見た時、「彼らの聖地を侵してはならぬ」と思いなおし、採集するのは断念。近くに、川づたいの遊歩道があったので、ハヤなどを観察。

もっと、奥には観光地があるみたいなので、突っ込んで行くと、、、、

おっ〜、道が細い&険しい! 檜枝岐を思い出すなぁ。 またも思い出したくない悪夢が蘇る。 で、結局、成果なし。


ではでは、Cダム周辺を探索するぞぉ〜と気合を入れなおすも、近づいて行くと立ち入り禁止。 (T-T)

 

今日は徹底的にダメだぁ!と思い、海岸づたいを「海を見ながらドライブ」に切り替え、17:00頃、鴨川の海岸からゲンゴロウフリークに電話を入れたのさ。 「千葉にいるけどゲンゴロウが落ちてたら拾って行くつもりだったけど、今日はダメだわ。 これから帰る!」と、留守番電話サービスに入れるのだった。 (^^;) 会議中だったのか?


で、帰るのである。 E市の県民の森ルートで帰ろうと、県道を北上するも、途中、工事で通行止めがあり、気がつくと、鴨川に戻っていた。 (^^;)

 

これは、私に「灯火採集すべし!」との神のお告げと判断し、ミヤマポイントでもある、パーキングに行くのであった。

 

で、もうすでにやる気は起きてないので、なるべく楽をしようと、パーキングの自動販売機の前で車から待ちぶせしておった。 どうだろう?20分くらい粘っただろうか? その間、コオロギが2匹、小さな羽虫が数匹、蛾ですら、小型の奴が1匹と、寒すぎる現実。 ふと、空を見上げると、思い切り眩しいほどの満月が・・・・・

     「ダメです・無理です・今日のコンディションでは」

とっとと、帰ることにしたのさ。 (^^;)

 

あぁ、檜枝岐の古傷が痛む・・・・・・

時折、「ドガッ・コン・コン・コン」と異音が鳴るステップワゴンのように、身も心も傷だれらけの私。 (ToT)

すでに自信もプライドも無くなってしまった。

そんな私でよかったら、あぁ、そんな私で良かったら、励ましのメール待ってます! (T−T)


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