【2002年6月15日】
こんばんわ、長野のS井です。
ここ数日蒸し暑い日が続いています。
先週は仕事でその後のヤナギの状態を確認しに行くことができませんでしたが、今週は土日と連休となったため、気分はほとんど連休モード。ガマンできずに一旦帰宅後に○○村方面に出向きました。
クヌギの樹液の状態を一度確認しておきたかったのです。大半のクヌギはまだまだかなという印象でしたが、一本だけすでに樹液の出ている木を発見。近寄ってみるとなにから黒い昆虫がいました。
一目でコクワガタとわかりましたが、今年初めてでしたので写真を撮ってきました。
先日入手したPROTREKで確認してみると標高は450m程度であることが判明。
もうすこし高い場所に行ってみようと思い、なんとなく××方面に向かいました。
ところどころに灯火があるので「まだ早いかな」と思いつつ車を止めて路面を確認してみると、ところどころにコクワガタやノコギリクワガタの轢死体があります。
「もしかして」と思い▲▲近くまで標高を上げ、発見した灯火で止まってみた時、路面に何かがいるのを発見、近寄ってみると…。
こ…これは………ミヤマぢゃないかぁ〜!
なんとビックリ。オスのミヤマクワガタがふんばっていました。
あまりに踏ん張っていたため、車に轢かれたのかなと思ってしまいました。
うれしくて、手にする前にすかさず写真を撮りました。
本当に撮りたかった写真は路面のミヤマクワガタではなく、樹液につくミヤマなのですが、20数年ぶりに手にするミヤマはやはり独特の雰囲気をもっています。
コクワガタくらいはもう活動しているかなとは思っていましたが、まさか6月にミヤマクワガタを採集することができるとは思ってもいませんでした。
帰宅しようとした時、突然雨が降り出しました。もうすこし遅く家を出ていたら今回のミヤマには出会えなかったかもしれませんね。
今年はビギナーズラックとはいえ幸先のよいシーズンインとなりました。
是非、ヤナギにつくミヤマクワガタの写真を撮りたいものです。
ご迷惑かとも思いましたが、この興奮を誰かにわかっていただきたくご報告させていただきました。
私の周りにはクワガタに興味のある者がおりませんので…(T_T)。
日曜日に再度ヤナギの状態を確認しに●●に行ってきました。
天気は曇りがちでいまひとつでしたが、確実に夏は近づいてます。
雨に降られてしまいましたが、帰り際になんとなく足元の道路をみてみたら小さなクワガタのメスが道を歩いてました。
拾い上げてよく見てみると背中にスジがあります。
これはスジクワガタ?ですよね。
体長15mmほどのすごく小さなメスです。
もしそうなら今年に入って4目達成ということになります。
なんというハイペース…今年一年のツキを全て使い果たしてしまったのではないかとちょっと心配になりました。
今回は秘密兵器を投入しました。高いヤナギの枝も観察できるように単眼鏡としても使用可能な望遠レンズです。残念ながらこれの活躍の場は今回はありませんでした(ToT)。
採集としてはこの1頭だけでしたが、ミヤマのメスやコクワのオスの轢死体は発見しましたので、一応発生は始まっているようです。
今回唯一の収穫の写真を添付します。