房総方面での採集

−ピイ−

【2001.1.23】

先週末は息子のサッカーの試合が予定されていたため、採取は諦めていた。ところが、運悪く(運良く)土曜日の夕方から雪になり、その日の内にサッカーの試合が中止と決定。採取の時間ができた。が、こちらも雪で果たして可能なのか。雪の中での採取はHPで見たことはあるが、想像もつかない。まあ、スキーに行く感覚で・・・と考えたが、スキー自体が得意でなく、年に1回程度でここ数年は行っていない。従って、雪道の運転もイメージが沸かない。

と、頭では考えていたものの、採取装備完了で車のエンジンはスタート。どうにかなるだろう、といつもの楽観思考で既に雪道を走っていた。


千葉はやはり暖かいのか。地熱が雪による氷結を抑え、瞬く間に雪は蒸気と化し、辺り一面は真っ白。車で温泉に入っているような気分だ。正午近くになると主要道路は雪など降ったことさえ嘘のように乾いたタイヤの音を響かせていた。
とエッセイ調(?)に書いてみましたが、先週は採取に行かないと妻に公言していたにも拘わらず正午までの約束で行かせていただきましたので、内容はありません。数時間で往復できる長柄山に雪を採りに行ってきました。午前中の丁度雪解けの時間帯であったためか、また長靴を履かずに藪に突入したので、下半身はズブ濡れ。雪を溶かし衣服にしみこませて持ち帰りました。
採取結果は・・・らしき幼虫2、コ幼虫2、?成虫1。らしき幼虫とは「ノコらしき」です。

(この幼虫は、私がよく行く習志野クワガタセンターに持ち込み、「期待できる」と言われたのですが、たぶんノコでしょう。差し上げてきました)

 

午後に、あ〜さんの家の近くのららぽーとに行ってきました。コートを買うつもりだったのですが、買ったのは、帰宅途中の釣具屋で長靴(磯つり用スパイク付き)。

ららぽーとに何をしに行ったのやら・・・。


【2001.2.2】

今週末(節分の日)は鹿野山方面にいってきました。先週末の雪が大分残っていて、小型種の採取に行ったような感覚でした(小型種の採取に行ったことはありませんが)。

鹿野山を下山する途中に良さそうな林道があったので、リュックを背負って突入したら、広大なほだ木林(かなりの数のほだ木が林立してました)に遭遇。これだけのクヌギやコナラやが伐採されているので、どこかに台木があるはずと近辺を徘徊しましたが、結局見つかりませんでした。

そうそう、スパイク付きの磯ブーツはかなり機能していました。(先日、上州屋であ〜さんの長靴gettを見つけました。雪山にはもってこいですね。)


鹿野山の後は、久留里を抜け養老渓谷にほど近い月崎に行きました。鹿野山よりも雪がひどく、イノシシやらシカやらの足跡がそこかしこに・・・人の気配も皆無で、採取を初めて以来、最大の身の危険を感じ、右手の斧に殺気がみなぎっていたように思います。なお、結果はコ幼虫のみでした。


戻る