凹作採集記(5/29)

【凹作】


                        

子供の頃、そこのポイントで各種クワをタコ採れしていたんですけど、そういえば、なんだかちょっと歯の形のかっこいいコクワ♂が居たような気がします。

もしかしたら、それがスジクワ♂だったのかもしれません。 遠い記憶の奥底に、朧ながらにスジの入った♀の姿もあったような...

その頃から、ノコとミヤマとヒラタ以外は、何でもかんでも『小さければコクワ』という分類方法を採っていたもので。(笑)

よーし、この夏は、パパがダンナを見つけてきてやるぞ〜 ですね。

 

 

>火をつけるようですが、たぶんいます。(^^;;;

>生息環境としては申し分ないと思いますよ!

火事です。

実は昨日も近隣でちょっとした事件があったんですけど、、、昨日に引き続いての事件発生です。

今日は私のクワ魂が大火事です!

(昨日の事件はクワ行にも微妙に絡むので、活動報告文中にて書かせていただきます。)

 

 

>おそらくうちの周りでスジが採れたら同じような扱いになりますね。

実は、胸に秘めた目標が一つありまして...

うちの会社(市ヶ谷)と隣のビルの間にネコのヒタイが5000個程並べられそうなとっても小さな緑地帯があるんです。 そこでクワを発見できないものかと毎日その方向にある木々を睨み付けているのですよ。

たぶん隣のビルの人たちから、『ガンつけオヤジ』とかいった仇名をつけられている事と思われます。

 

〜中略〜

 

凹作パパは、我が家が所持する輝度No.1とNo.2の懐中電灯を子供達優先で手渡してあげてから林の中に突入していきます。

だけど、いつも気が付くと何時の間にやら私の手には輝度No.1が... ;^_^A

懐中電灯のありがたみをとっても感じているのにすぐにそのことを忘れちゃうんです。

駐車場の暗がりにもどかしさを感じて初めて『手ぶらはないよなぁ〜』って少し冷静な不惑前男の理性が蘇るんです(-_-;)

 

しかし!!! 話の流れ上のおもしろさとバッティングしないような解決策を偶然にも5/28(昨日)の活動にて発見してしまいました!

明るさの確保という根本的な問題解決という側面ではチト???なのですが、話の流れは壊さない...

ありゃりゃ、なんだか、どこかで本末転倒しているような、、、もしくは、ネジが足りないとかヒン曲がったとか???

まぁ、それでも良いと思っております。 クワGETが目標(←当たり前じゃ)ですけど、『楽しい』ってことも大事ですからね。

本手法に関しましては、活動報告文の終わりあたりに在ります『当日の成果』にてお伝えしようと思います。

 

>ぼちぼちクワガタも外灯に集まり始めてるようですね。

昨日いただいたあ〜さんからのメールのお言葉に勇気付けられ、さっそく昨日の会社帰りに行動に移してみました。

 

 

下記の通り、活動報告をさせていただきます。


【2003年5月28日】

 

20:50頃〜21:05頃=

我が地元も何だかやけにアスファルトとコンクリートが増えてしまったように感じられる。

メール越しに あ〜さんから変な呪文をかけられてしまったせいらしい。(笑)

どうもに帰り道の風景がいつもと違って見えてしまうのだ。

いやいや、そうではない。 外灯の周辺を通るたびに足元ばっかり見ているから視界に道路しか入ってこないのだ。

どうやら あ〜さんにかけてもらったのは変な呪文なんかではなく、クワ魂のエンジンの方のようだ。

はやる気持ちをセーブして、私は私で分相応にいかなくてはと自身を諌める凹作なのでありました。

 

という訳で、この日も分相応にアーバンなクワ活動を行って参りました。

攻めたフィールドは何の変哲もないアーバン度80%(我が家基準による)なポイントです。(添付ファイル左上ご参照)

そう、このポイントこそ、5/26にCompleteSkinheadを喰らった ただの近所のスーパーの屋上駐車場であります。

さて、ここでの活動の留意点は、先日もご報告申し上げた通り、クワを捉まえる以前の問題として自分が不審者として捕まえられてしまわないことであります。

これは当日の活動を終えた帰宅後にカミサンから聞かされたのですが、折りしもこの日、このスーパーの前で金属ナイフを片手に徘徊をしていたスーツ姿の男が警察に逮捕されたとのこと。

(地元新聞紙を採られている方には凹作の棲息地が割れてしまいそうですね(笑))

我が家の小学生のチビ達は、同じマンションに住む同級生のお父さん(この方、林業関係にご勤務で平日がお休み)にお迎え連れ添いで下校させてもらったとのこと。

サラリーマンである凹作父さんの知らぬ間に、昼間の近隣は大騒ぎであったらしい。

あぁ、恐ろしや...

そして、もし、凹作のクワ活動時にその男が未だ逮捕されていなかったら...

クワを網にかける以前に、私の方が不審者として警察の網にかかっていたのでありましょう。

ナイフも怖いけど、不惑前のお父さんにとってはこんな赤っ恥もまた あぁ、恐ろしや であります。

 

またしても活動報告本文は脱線に次ぐ脱線。

大変申し訳なく思う次第でありますが、脱線ついでにお伝えしておきますと、前出の同じマンションに住む林業関係のお父さん、時としてお仕事場が夜の山奥になることもあるそうです。

役得ですよね! 平気な顔して立派なオオクワ殿をGET済みですし、そのお姿を私も拝見させていただいております。

しかし、夜の山奥での出会いは大変にスリリングとのことで、白いモヤモヤとしたおっかない人(もう人とは呼べないか?)との遭遇も一度や二度ではないそうです。(涙)

白い方は未だに『平気な顔で』という訳にはいかないそうです。

ハイ、もうお察しの通り、上述数行は、近くの神社の裏山にビビッている不惑前のクワ好き男の言い訳でございます。

不惑前のクワ好き男は、この白いモヤモヤ話を聞いてしまったが為に、こんなビビり屋さんになってしまったというお話であります。

 

いや、そんなお話ではありませんでした。アーバンクワ行のお話でありました。

 

当日は平年並みの気温に戻ったせいか、あっさりと第一目標はクリアいたしました。

といっても、カメムシやら種類不明甲虫を発見しただけですけど。

(添付ファイル右上及び左下ご参照)

しかしながら、一昨日(5/26)とは違って蛾も飛んでいたし、いよいよ開夏近しの匂いを嗅いだ夜でもありました。

 

=当日の成果=

●懐中電灯を使えない場合の強い味方として、携帯電話カメラ用の灯火機能(ストロボ替わりの照明機能)が威力を発揮することを発見いたしました。

『カミサンの買い物に付き合っているうちに会社から電話がかかって来てしまい、屋上で難しい仕事の話をしているお父さん』を装いつつも暗がりを仄かに照らし出してくれます。

カメムシをiShot撮影しようとして偶然気が付いたテなのですが、これからも会社帰りのちょっとした樹液プチルッキングなどには使えるかもしれません。

 

●このポイントは昆虫が集まってきてしょうがないんだという無言のアピール(誘蛾灯とも呼ばれることがある)が掲げてありました。(添付ファイル中央下ご参照)

少なくとも虫が集まるポイントであると判ったことは大きな収穫であります。

このアピール、どうにも凹作への昆虫駆除の依頼のように読み取れて仕方がありません。

クワ類とカブチン限定の形とはなってしまいますが、有り難く承ることといたしました。

 

 

=結果=

ボーズ/されど第一目標である『甲虫を見つける』はクリアで 『幸せ気分×20%(我が家基準による)』 をGET

 

 

P.S.添付ファイル右下の画像は『イメージ』であり、本文とは何ら関係ありません。


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