凹作・月曜日の採集報告です

【凹作】


                        

【あ〜コメント】

何度読んでもおもしろい飽きない文章です。とくとご覧下さい。(^^)/


あ〜さん、

こんにちは。

 

キッコーマンくんをはじめとする我が家の幼虫君達、どう見ても今のところは頭幅10mmにも満たないようです。 どうやら愛情不足が祟って頭幅が狭くなってしまったようです。(笑)

しかし、なにより元気が一番。 頭の小さい今時の若者風 我が家の宝物達は、PETの壁越しに元気な姿を見せてくれています。

 

○○の特殊性の通り、このクワ殿の採集地も××です。

我が家のVIP殿はスジクワ殿であらせられる上に特殊な『お家』の出なのですね!

これはまた、今日帰ったらカミサンにトクトクと語ってあげなければなりませぬ(嬉)。

 

>オオクワ殿はいらっしゃらないとは限らないんじゃないですか?

↓クワ熱に冒され中の凹作家での伝達状況予想

 

凹:あ〜さんが、「オオクワ殿はいらっしゃらないとは限らない」といってたよ!

凹妻:えっ、本当? すごいじゃない。

凹妻:ねぇねぇ、ツトチャン(長男)ユヅちゃん(長女)聞いて聞いて〜!

   あ〜さんがねぇ、オオクワ殿も採れるかもしれないって言ってたってよ〜。

ツト:やった〜!オオクワ採ってやる〜!

ユヅ:パパとお兄ちゃん 絶対ぜったいオオクワ採ってね。

凹:フッ、パパが社長になるまでには採ってやるさ。

凹妻:何それ?アメリカンジョークのつもり? 笑い所の取っ掛かりも見つかんないわよぉ。

凹:さってと、お風呂にでも入ろうかな(スゴスゴ調)。

 

↑やばいです。 本当にヤバイですよ。

身近にオオクワ殿がいらっしゃるかも だなんて、、、

 

でも、本音を言いますと、今一番『採りたい』のは、鼻差でオオクワ殿を抑えて大きなヒラタ殿です。

確かに、『欲しい』のはオオクワ殿なんですけど...微妙な心境です。 放虫の可能性の存在が少なからず私の心にも影響してるみたいです。 どうしても、うちの近所になんか居る訳がないっていう頭が先に立ってしまいまして。

こういった影響が無ければ、ダントツでオオクワ殿採集が究極の目標となるのですけど...

しかし、なんやかんや言っても、万一もし本当にオオクワ殿が採れてしまったら、 有休とって一日中お祝いパーティーとかしでかしてしまうんだと思います(笑)。

 

>ママ様には長靴をおすすめしましょう。

愛車のトランクには、折り畳み釣り竿やバーベキューセット、5m網に懐中電灯等が常備されているのですが、 そのラインナップに長靴を加えればグッドですね。

 

〜中略〜

 

>ぼちぼちクワガタも外灯に集まり始めてるようですね。

やはりですか! いよいよ開夏ですね。 実は、開夏を待ちきれなくなったビギナーが一人、月曜日に しでかしてしまいました。

ビギナーにしても 余りにもアンマリな内容でしたので、 報告にあたっては、その本文の前に溢れんばかりの言い訳を前菜として盛り付けさせていただきました。

では、先の月曜日の報告を下述致します。


【2003年5月26日】

クワもお魚も沢山の種類がいて、双方ともに暗黙の種別ランクが存在しているようですね。 外道あり、普通種(大衆魚)有り、オオクワ等(高級魚)有り。

ベテラン釣師が高級魚を釣り上げても、それが小さい魚だったら彼の満足を得られないのは頷けるところです。

ファミリーフィッシングを楽しむ家族連れの竿に、ボラ様のような巨大外道(ランクとしては巨大カブチンあたりか?)がかかったら、それはそれで大成功ですね。

凹作が大衆魚の筆頭・サバをGETした場合の心中はといいますと...

サバといえば、そう、ランクとしても個体数の多さからしても、まさにクワ界の『いつものやつ』に相当するわけです。

ですから、そんな『いつものやつ』を、勢い込んで大枚はたいて乗り込んだ高級魚狙いの乗合船上でGETしたところで『チッ』ってなもんでありやす。

そんな『いつものやつ』でも、会社帰りに立ち寄った××あたりの岸壁で、スプーン(金属製の平べったい疑似餌)なぞでヒョイと抜こうものなら、それはそれで大っ変に味わい深いものであり大成功なのであります。

そのサバが30cmに満たない(:いつものやつ♂35mm以下程度に相当)やつであったとしてもです。

 

しかし、正直に申するならば、私とて、南海へのリッチな大遠征なぞを繰り広げたいという憧れは根深く持っているのです。

「松方○樹ぃ〜?う〜ん、まだまだダネ!」なぞと言ってみたいものなのです。

しかし、その実情は『金無し、時間無し』であり、理想とは似ても似つかぬ現状なのであります。(『喧嘩せず』の部分だけはかろうじて似ておりますが...)

 

こうなったら 敢えてその対極を目指し、その中から無理くりにでも価値を紡ぎ出していくしかあるまい。

ってなわけで、壮大な大海原との戦いを泣く泣く自粛し、努めてアーバンなフィールドでの戦いを演じているのでございます。

 

あ〜さんのHPをよくよく読んでみると、遠征有り、そして、地道な夜回り有り、なんですよね。

しかし、私はどうしても華やかな遠征の部分の方にワクワクしてしまいます。

釣り好きサラリーマンのお父ちゃんが、お茶の間で松方○樹のカジキ釣り番組を楽しんでいるようなもんっスね。

 

...と、と〜っても長い前置き、大変失礼いたしました。

アーバンな釣りよろしく、アーバンなクワ採集をコンセプトにヤッて参りましたので以下にご報告いたします。

 

 

=21:00頃〜21:10頃=

なにやら今年は例年に比べて気温が低いように感じる。

気温が上がってきたら灯火を回ってみたいなぁ などと考えながら会社を出て帰宅の途に。

そして気が付いたら自宅近所のスーパーの屋上駐車場に立っていました。 そこに灯火があったから...(-_-;)

 

福島辺りには、恐ろしい勢いで人と虫を吸い寄せる灯火が幾つも存在するとは聞いていたが、まさか地元にもそんなのが存在していたのか!?

この私を吸い寄せるとは、地元の灯火もなかなかやるじゃぁないか。

どれどれ、どの程度の灯火なのか、この私が検分してやろうじゃありませんか。

ふむふむ、どうやら、この私が灯火設置以来の栄えある吸い寄せられ第一号に選ばれたようであるな。

 

...正気に返ると、不惑前の大人としてはチョッピリ恥ずかしいゾ。

 

否、それでも、そこに目指すヤツらさえいてくれればいいんだ。

世の偉大な天才達だって、初めはミンナ理解されずに苦しんだのさ!

 

すみません。前置きが長かった上に、報告内容までこんな調子ではいけませんね。

いい加減、さっさと結果報告をしなければいけません。

 

コンクリートだけが無機質に、そして、寒々と水銀灯に照らし出されていました。

良く言えばボーズってとこです。 悪く言えば蛾や蟻すら居なかった。 

 

でも、結果としてボーズと書くのは悔しい・・・というより、そう捉えてしまうと不惑前の大人の行動としては有り得ない程お馬鹿な行動となってしまう・・・ので、今日は『採集ではなく下見であった』としたいと思います。

 

下見の結果判ったこと。

当日は偶然にも身軽な手ぶら状態でありましたが、このポイントではこれが大正解。

懐中電灯やナタ、秘密兵器様の細長い金属等の携帯は、このポイントでは不必要・・・・というようりご法度。

手ぶらスタイル故に、昨今流行の車上荒らしと間違えられる心配も無くノビノビと下見が出来たということが、この日唯一の収穫と言えば収穫であります。

ただでさえ、貧乏なうえにお馬鹿なのですから、その上に犯罪者のレッテルまで重ね張りされてしまっては困ってしまうというものです。

 

う〜ん、前提からして何か間違っている気がするなぁ〜。

そうか!手ぶらだろうが何だろうが、そんなところを不惑前の大人が徘徊していたら、それだけで充分に不審者の資格有りって訳です。

このポイントの本格採集時には、小学生の相方1名の携帯が必須なのだ! 

そして、その横で「早くしろよ〜、もう充分だろ?」みたいな顔してチョット眉間に皺を寄せながらウンザリしているお父さんを演じつつ採集に勤しめば良いのだ。

 

これからは、日々のナタの素振りトレーニングに加えてウンザリ顔の練習も付け加えることといたしました。

ウンザリ顔が様になった暁には、まずはこのポイントでの甲虫GET(種類を厭わず)を第一目標に、大目標としてコクワGETを掲げたいと考えております。

 

=5/26の結果=

言い訳に何十行も費やしてみたところで...とどのつまりはボーズ。


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