神奈川県での採集報告2

【凹作】


                        

あ〜さん、

こんにちは。凹作です。

 

先週木曜日から週末にかけて、横浜の別荘(自宅とも言う)にて似非カントリーライフを楽しんで参りました。結果を報告いたします。


【2003年5月22日】

 

会社就業後、別荘への道すがらに神社裏の林をチェックすることを計画。

しかし、気温が上がらなかったことを理由に中止。 本当の理由は林の不気味さに恐れをなしての撤退です。


【2003年5月23日】

懐中電灯とルアーケースを装備し、神社裏の林に再挑戦。

オバケに肩を叩かれたような気がして、僅か10分程度の探索にて撤退。

結果:ボーズ(たかが近所の神社の裏山程度にビビる私。結果以前の問題でした(笑))


【2003年5月24日】

−早朝5:00〜8:00−

神社裏山にて朽木を求めて彷徨う。

いい按配の朽木がなかなか見つからない。 なんだかキノコ類の付いた木がとても少ない気がする。神社裏山の脇に住む知人によると、夏になるとコやノコが飛来するとのことなので、ノコはいるにはいるのだと思うのだが...

これは!と思うような材が見つからず、ころがっている朽木を適当に削ってカミキリ幼虫×5頭くらいをゲット。

その後、明らかに誰かが削った後の立ち枯れを発見。

取り残しを期待して根元から10cmくらい上部を削り、ようやくコとおぼしき幼虫を1匹ゲット。


−8:00〜11:00−

一旦帰宅。

この日は、神社裏山脇に住む知人のお子さんの運動会。

カミサンと子供達は運動会の応援に行くというので、車で送り届ける。

自分はその足で歯医者さんへ向かい歯を削ってもらった。


−11:00〜13:30−

奥歯を削ってもらった後は、今度は私が朽木を削る番です。

大急ぎで運動会会場から車で5分程の山に入り朽木を探しました。しかし、ここでも良サゲな朽木はなかなか見つからない。

1時間ばかり彷徨い、ついに、干からびたキノコ類が沢山ついたクヌギの立ち枯れを発見。

木の上部は干からびてシロアリのアパート状態なれど、根元と根っこ部分は湿った状態。

根元部分で食痕を見つけ、辿っていってコとおぼしき幼虫をゲット(後にニチレイくんと命名される)。

執拗に根っこまで削り進み、コとおぼしきマアマアサイズの幼虫(後にキッコーマンくんと命名)をはじめ3頭のマアマアサイズを追釣。

A.jpg

子供達に割らせてあげるべく、食痕の走っている根っこ2本をお持ち帰りしました。


−13:30〜15:30−

長男(小5年)が通っているお絵かき教室近くの××公園へ家族4人で車にて移動。

件の根っこを長男が削り、幼虫を数頭追加。

長男がお絵かき教室で学んでいる間、教室脇の駐車場に積まれた木材を発見。

一生懸命に娘が削り、カミキリ幼虫5頭くらいをGET。

 

24(土)の結果:コとおぼしき幼虫×10頭くらい/カミキリ幼虫10頭くらい


【2003年5月25日】

−8:00〜10:00−

子供達のスイミングスクールへ車で移動。ママと私は見学。


−10:00〜11:00―

車で約15分のポイントを目指して家族4人で移動。

すがら、マ○ド(関東風呼称はマッ○)に立ち寄る。

「某HPの某○〜さんは、この三枚がお好きらしい」と、ママに教えてあげつつ、自分は『3枚にソーセージハンバーグが付いたヤツ』を購入。

海っぺたに車を停車し、車中にて遅い朝食。


−11:00〜13:00−

メインターゲットはカブチン幼虫。 されど、ぜんぜん見つからない。

仕方なくターゲット変更。各々適当に散らばっている朽木をほぐし始める。

早々にママがカミキリ幼虫をGet。 続いて私がコとおぼしき幼虫数匹をGet。

そのうちに、『良サゲな朽木を私が探し、子供達二人がそれをほぐす』という流れ作業が確立される。

子供達も数匹ずつのコとおぼしき幼虫をGetしていく中、娘が「あっ!」と驚きの声を上げる。

皆が「なになに?!」と近寄ると、娘がほぐした朽木から出てきたのは、とってもちっちゃいけど、確かにクワ成虫!!

でも、その成虫、コ♀にしても小さすぎるし、、、色も真っ黒で背中にはスジがある。

子供達は勿論、私も始めて見るクワ(クワであるとは思う)でした。

B.jpg

25(日)の結果:なんだか判らない成虫×1頭/コとおぼしき幼虫×10頭くらい/コガネムシ系幼虫×3頭


==添付写真について==

添付ファイルA.jpgは、キッコーマンくん達の新居完成祝いに撮った写真です。

気合と愛情次第では、コ幼虫もヒラタに化けるとのもっぱらの噂です。

某HPにも、『PさんKさん邸ではヒラタやオオに化けやすい』等の表記がみられることから、この噂はたぶん本当なのだと信じています(冗)。

こんな噂があるからといって、コとおぼしき幼虫用に手作り菌糸ペットボトル新居を作り悦に浸ることの出来る私は特殊能力者に他なりません。

 

添付ファイルB.jpgは、種類不明成虫の写真です。

我が家では、『地元では珍しいチビクワというありがたい種類』ということになっています。

 

添付ファイルC.jpgは、種類不明成虫とコ♀との比較です。

こやつの種名、あ〜さんの方でお判りになりますでしょうか?


>こやつは「スジクワガタ」ですね。

ご判定、ありがとうございます。

C.jpg

あ〜さん、スジクワガタGETに心はもうお祭り騒ぎ(外見上は真面目に勤務中)の凹作です。

『自己中心的クワガタカタログ』を改めてじっくりと見させていただきました。

うぉ〜、本当だ! 昨日の不明種殿の御兄弟が、しっかり『スジクワ殿』としてご紹介されている!!

 

やったー! 普通種外の採集に成功であります!

あっと、ここでいう普通種とは、狭義のそれを指し、『我が家基準普通種・・・コ以外の全て』のことであります。

我が家基準では、ノコやミヤマすらも普通種には属しておりません。

従いまして、希少種(←くどいですが我が家基準)であらせられるスジクワ殿におかれましてはVIP待遇必至。

早速今晩にでも特別ルームを作成する予定であります。

 

我が家のクワ判別基準・・・大きいからオオクワ/小さいからコクワ/すっんごく小さいからチビクワ・・・を修正する必要がありますね。(大笑)

これからは、『スジがあればオオクワ又はスジクワ(但し、近所にオオクワ殿がいらっしゃるワケないのでほぼ間違いなくスジクワ)』を付け加えることに致します。(笑)

 

 

>ママさんもやられてるんですか??

ぷち自然派・凹作の伴侶は、千葉・○区の割と標高高め地区産出の ぷちぷち自然派。

結婚して横浜に移り住むまでは、緑豊かな環境の中で散々ヘビ様とのご対面に脅かされ続け、半トラウマ化しているとのこと。

ちょっとした藪の中にもその影を想像してしまうそうで、残念ながら藪漕ぎライクなクワ行は×。

しかし、足元が綺麗に刈られた場所での樹液採集や朽木割りならば○。

私の単独行よりも、ママを含めた家族4人でのクワ採行の方が多いです。

ちなみに、彼女は ぷちSeabasserでもあります。

 

今のところは、出来れば『ママを含めた家族4人で一緒にクワ採行を楽しみたい』

という気持ちが前提としてありまして、そのあたりの要素/按配が、私を『普通のサラリーマンのお父さんレベル』に繋ぎとめておいてくれているのでしょうけど...

いつの日か、それを超えてハマっていきそうな自分に恐怖する今日この頃であります。(笑)

 

例年ならば、入梅前頃から近所の樹液でも『いつものやつ』が結構出てくるのですけど、今年は気温が低いせいか樹液の方はまだまだ×みたいです。

今週末はSeabassに最適の月齢(灯火にも良い月齢なのですよね?)。

今週末の我が家は、昼はカブ幼虫、夜は海のパターンになりそうです。

 

 

また後日、結果報告等など をさせていただきます。

 

それでは、また。

 

 

P.S.地震の最中、送信ボタンを押しております。


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