神奈川県での採集報告

【凹作】


                        

凹作さんの楽しいメールを掲載します。よぉ〜く読んで下さい。おもしろいです。(^^)


〜中略〜

私の棲息地は、横浜は○○区。

オシャレな街・横浜のイメージとは かけ離れた地域です。

海有り、山有り。

標高を下げることチャリンコで約5分にて『添付ファイルA.jpg』のようなのが獲れますし、標高を上げること車で約5分にてプチ台場クヌギがチラホラ生えているような環境です。

A1.jpg

ほぼ間違いなく自然度では、『船橋 < 我が地元』です。

きっと、あ〜さんのような方達ですと、簡単にヒラタを見つけ出せる環境なのだろうなと思ってます。

 

〜中略〜

 

生まれ育ったこの環境を捨て難く、日々、横浜・○○区<->市ヶ谷の片道1時間45分の小旅行(通勤)に耐えております。

○○区に別荘を持った市ヶ谷勤務のサラリーマンが、贅沢にも毎日そこに遊びに行っていると思えば楽しいものです。

『思えれば』ですけどね(笑)。

無理にそう思い込もうとしてもダメなものはダメ。 本当にちゃんと毎日そこで遊んでこそ、自分自身を騙せるというものです。

従って、私は日夜シーバスやらコクワやらと親しまねばならないのです。

あっと、、、いつの間にやら、カミさんを言いくるめる為の言い訳になってしまいました。(^^;)


【2003年5月17日】

 

先週の土曜日(5/17)には朽木を削って参りました。

コクワやらと親しまねばならない都合上ではありますが、あ〜さんや∞の方達のHPに刺激されて居ても立ってもいられなくなったという言い方もできます。

ハイ、白状します。 明確に あ〜さんのHPのせいです!(笑)

場所は、昨年ヒラタを見つけた近所の林。 家族が始動し始める前の朝方から13:00までの時間帯で単独行をしました。

近所の林ですから『行』ってほどのものじゃないですが。

子供の頃以来の朽木削り(当時は『削り』や『割り』というよりも『剥がしby素手』)。

とにかく何かクワ幼虫が出てくれば・・・それがコクワであっても・・・それだけで自分的には満足でしたが、、、3時間やっても何も出ませんでした。 いや、でろり〜んとしたのやらアリやらダニやらは出たんですけど。

 

いよいよ家族サービスの為に家に戻ろうかという最後の一刀。

昨年ヒラタを見つけた木のすぐ近くにあった切り株(おそらくクヌギ)にて、ようやくコクワとおぼしき幼虫×8頭をGETして参りました。

 

結果、コクワ幼虫のみでボーズ、、、否、私にとってはとても嬉しい8頭GETでした。


【2003年5月20日】

コクワやらと親しまねばならない点前上、一昨日(5/20)には、出勤前の早朝、チョット足を延ばしてヤッて参りました。

『チョット足を伸ばして』ですから、福島県とか山梨県とか××の山岳部とかのことではありませんよ!念の為(笑)。

車で約15分の辺りが、私感覚の『チョット行った』場所です。

 

結果は、ボーズ、、、否、カブチン幼虫×4をお持ち帰りで『幸せ気分』でした。

ちなみにカブチン幼虫は家族にも大好評。 理由は大きいから。

他のカブチンに較べてという意味ではなく、コクワの幼虫と較べて という意味の『大きいから』です。

 

カブチン幼虫からまでも『幸せ気分』を紡ぎ出せる私達って、、、たぶん特殊能力者の集まりなのだろうと思います(笑)。


>大きさ、場所、数、いろいろ楽しみがありますが、最近ちょっと飽き気味なので、どれかにこだわって行きたいですね。

Seabasser・凹作は、フィッシングにおいて、こだわりを持っています。

こだわりというよりは、本当は仕方なくそういうスタンスになっていったというところなのですが...

 

廉価に近場で大物を沢山釣り上げることを目指しています。

 

貧乏がそうさせるのです、否!、そう言ってしまったら元も子もないのです。

確かに貧乏ではありますし、独身者とは違って我々亭主族は自由になるお金も限られているのです。

であるならば、いっそのこと、ハイコストパフォーマンスを狙ってみようという訳です。

1万円を払って乗合船で沖に出て獲った50cmの魚よりも、近所の海でショバ代ゼロ円で獲った49cmの魚の方が価値があると思い込めば良いのです。

10万円の釣り竿で仕留めた50cmよりも、リール込み980円の竿で仕留めた49cmの方が偉いと思い込むのです。

今では本気でそういう風に思い込んでおります。 とっても安上がりなヤツです。

たぶんこれも特殊能力の一端です(笑)。

近場で釣るというのは、場所自体への思い入れというよりも、子供と遊んでやる時間を削りたくないという意図の為です。

究極は釣りをしながら、かつ、子供と遊んでやれること・・・一緒に釣りをすること・・・であります。

近頃は、子供達のフィッシング界への取り込みも着々と進行しており、アイドルになりたがっている長女(小学校2年生)には、『釣りタレ』になればTVに出られるんだぞと吹き込んでおります。

 

もちろん、正直なところは、私だって思う存分お金と時間をかけて大物を狙いたいっす。

でも、その傍らで、廉価だの近場だのというハードルを自らに課してそれを超えていく自分に好感を持つ自分もいるのであります。

こんなスタンスに立つ自分の中から『幸せ気分』を見出してしまうのです。

いい年したオヤジが、小学生も見向かないような近所の海や川に糸を垂れて、それで『幸せ気分』を味わってしまうのです。 特殊能力者ですから(一般用語では変人と言います)...

 

今、カブチン幼虫に『幸せ気分』を見出す私も、次の年には、それでは満足できなくなるんだと思います。

そのうち、ノコでも満足できなくなって、ヒラタやオオクワを狙うぞーって言い出すかもしれません。

 

カブチン幼虫で満足している今現在ですら、 あ〜さん達が羨ましくって仕方が無いというのに、、、

オオクワ狙うぞーって思い始めちゃったら、本当に居ても立ってもいられなくなるんじゃないかなぁ。

でも、それでも、私は結局、福島県とか山梨県には足を運ばないんだろうなぁ〜。

行ってみたいと強烈に羨望しつつも、実際にはあくまで一般的なサラリーマンのお父さんと同様のレベルに留まるんだと思います。

 

巨人ファンの少年はタツノリに憧れ、阪神ファンのお父さんは藪を応援する。

ドラゴンズファンの兄ちゃんは立浪に自分を重ね合わせて感動を共有する。

たぶん私は、自分の手の届かない所にいる あ〜さん達に自分を投影して楽しさを分けてもらっているんだと思います。

 

う〜ん、しかし、一度くらいは、家族をだまくらかして、奄美大島(=観光地として、かみさんのお気に入り)あたりで 家族旅行兼灯火下ルッキングにでも持ち込みたいものであります。

 

 

長々と長文メール、失礼いたしました。

さてさて、今日(5/22)は、これより別荘に向かい(帰宅するとも言う)、最寄駅から別荘への道中にある神社の裏山をチェックしてくる予定です。

そこでどんな特殊能力を発揮したか、また結果報告を入れさせていただきたいと考えております。


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