【S井】
土曜日は出勤でした。
おまけに2月11日も出勤決定となってしまいました…(ToT)v。
先週削り残した朽木がずっと気になっていたのですが、ついにガマン出来ずに再度山梨に向かいました。
以前訪れた時にオオクワポイントらしき場所を見かけたのもちょっと気になっていたので、ついでに寄ってみることにしました。
ポイントは相変わらずで、特に見るものは無かったので、歩いて少し山道を登ってみました。たしかに台場クヌギらしきものがところどころにあります。近寄ってみたのですが、どれも硬くて削れる場所は無いように思えました。
引き返す時別の道を発見し少し入ってみると、こちらにもポイントらしき場所があり、かなりの採集者が訪れたらしき跡を発見しました。
やはり硬くて削れる場所は無いようですが、斧の跡はあちこちに付いていました。大抵の材割されたクヌギは表面のみを削られたようになっていました。こんな材割方法でオオクワが採れるのかどうか…私にはちょっと信じられません。
まぁオオクワは無理として、とりあえず目的のヒラタを取りに行こうと先週のポイントに行ってみました。削り残しを割り始めると、相変わらず小さな不明幼虫がボロボロ出てきました。
先週ヒラタを割り出したあたりから割と大きめの幼虫を2頭採集できました。「今日のところはこんなもんかな」と思い埋め戻しをしようとした時に小さな♀の成虫を発見。「先週採集しなかったコクワだよね」と思い手にとってみると、なんだか微妙にコクワとは異なります。でもヒラタでもないし…「何これ?」と思いよく見てみると、どうやらノコ♀のようです。
恐れていた事態に陥っていましました。なんとその材には3種類ものクワガタが入り混じって棲息していたことになりますね。
これで例の幼虫、ノコの可能性がちょっと上がってしまいました。
まぁ大型幼虫の採集はそれなりに快感ですので、とりあえず飼育してみることにしました。
「他には材は無いのかな」と思い周囲一帯を歩いてみましたが、別の材を発見するには至りませんでした。
目的のヒラタの成虫を割り出すことはできませんでしたが、これは仕方ないことだと思います。先週がたまたま運が良かったのでしょう。
それにしても山梨は暖かいですね。
材割をしていると汗でびっしょりです。
久しぶりに冷たいお茶がおいしかったです。
長野では2ヶ月ほど先にならないと味わえない気温をタップリ味わってきましたよ。富士山もキレイに見えたし。
帰りに菌糸ビンを買いにショップに寄った時店長さんが珍しいクワガタをみせてくれました。
「ルイスツノヒョウタンクワガタ(?)です」って言っていました。
ホントにいるんですねぇ…。
明日から長野はまた雪になるという予報です。
先週と今週の山梨行きですっかり春になったような気がしていましたがまだ2月でしたね。