8月3日は本当にありがとうございました。
今思い出しても「あれは現実だったのかな」という気さえする採集経験でした。
まず最初に驚かされたのは、いきなりのオオクワです。
前日の夜にまだ東京ということでしたので、こちらに到着するのがやっとだろうと思っていただけに度肝を抜かれてしまいました。
「これが昨夜の収穫です」と言って渡されたルアーケースを開けてみると、何やら大きな「黒いもの」が…これって…オオクワ…だよね?という感じでした。
販売されているものを除いては20数年ぶりに見るオオクワガタでした。
ほんの数時間の間にオオクワをGETしてしまうとは…。
オオクワってそんなに簡単に採集できるものでしたっけ?
そんなはずは無いですよね。
これはひたすら「あ〜さん」の努力の賜物だと思います。
次に採集方法です。よく「車からルッキング」という文字を採集記の中で見かけますが、これは車を停止してのことだと思っていました。が、実際は移動しながら、あの小さなヒメオオを発見してしまうのを目の当たりにして、「こんなことが実際にあるのか…」とただただボーゼンとしてしまいました。
そしてアカアシの群れです。いままでアカアシは年に一度か二度偶然採集できる程度の棲息数なんだとばっかり思っていました。それなのにたった一箇所であれだけの数が採集できてしまう現実は一体…。たしかに採集記には時々ですが、「アカアシタコ採れ」みたいな状況がアップされていましたが、まさか自分がその状況に居合わせるとは思ってもいませんでした。
さらにヒメオオの存在もです。
いままで図鑑でしか見たことが無いクワガタが、今手元にいる現実。
(お別れした後、××高原で先日逃がしてしまった懐かしいゴマダラカミキリの写真にリトライしてから帰ろうと思い寄ってみるといきなりミヤマのペアを発見してしまいました。写真は光量不足気味でイマイチでしたが、まだ「何かいるかも」と思い徘徊していると暗くなってしまったため再度灯下を見ながら帰ろうかとも思ったのですが、ヒメオオを入れる入れ物が無いことを思い出し、弱らせては大変と大急ぎで○○のホームセンターへと駆け込みました。)
水槽の前を通るたびに覗き込んで、現実であることを確認しています。
(なかなか姿を見せてくれませんが…^^:)
小さいけれど前胸の形状が異なるもののオオクワとよく似ています。
大きさの割りに厚みがあり、足もコクワと比較するとかなりがっしりした造りになっていて存在感がかなり違いますね。
もうひたすら感動しています。
今度はなんとか自分で発見・採集してみたい…。
先ほど5メートルの補虫網を注文しました。
水曜日の夜届くみたいですので、今週末からヒメオオ採集モードに入ろうと思っています。私の場合はまず落とさずに網を近づけることからできるようにならないといけないので、初採集はいつになることやら…。
(その前にまず発見できるようにならないといけないですよね。)
8月3日は折角遠路お越しいただいていろいろ教えていただいたにもかかわらず何もお返しできませんでしたので、せめて今シーズン中に自力で採集がかなった報告をあ〜さんに送信できればいいなと思っています。
なにからなにまで大変お世話になりました。
教えていただいたことは今後の採集に必ずや役立てることをお約束します。