神奈川県での採集報告

【マサタロ】

どうもお久ですー。

 

採集記楽しく読ませてもらってます。

続々のオオクワゲットで、どうしちゃったんですか〜?

あっ いえいえ、おめでとうございます。

 

私も7月後半から8月始めにかけて、今年の目標のひとつであるヒラタを3匹(♂47、44、37)も同じ木から採りました。

特に1匹目の時は頭の中が一瞬真っ白。ものすんごく嬉しかったです。

そのクヌギの木は、幹こそ真っすぐで直径40センチほどですが、もともと2本に分かれていたようで、切り口の残った根元の太さは一抱えほど。

そこには掌ほどの大きさ樹皮捲くれ?が上向きに口を空け、反対側には洞というには浅くて広いえぐれがあります。

 

地元ではとても知られたエリア内にありながら、少し奥まった場所のうえ藪の裏手にあるせいか、今年に入って荒らされた様子はありません。

 

新しい斧キズや樹皮剥がしもなく、トラップや根元を掘った跡も見かけません。

誰か来ているにしても、常識のある採集者だけでしょう。

 

 

ところが8月20日の朝、いつもよりかなり遅い8時半ごろ、以前ヒラタを2回つかまえた樹皮捲くれ(上の写真、中央やや下)を覗くと

 

「???」

見たことも無いでかい図体に小さなアゴ(メスの顔)。背中にはスジ!

なんと言うか・・・妙な?いやな?予感!

 

やぶ蚊にバシバシ刺されながらもほじくり出すと、やはりどう見てもオオクワガタ(の仲間)♀の様子。

 

傷も 無くピカピカで、家で測ると何と 47mm!!

 

 

状況証拠:ネットで探したこの辺での採集報告(ネットで発見できず)や現在の自然環境(エリアの広さ、林・藪の深さ)

物的証拠:この時期で傷もないし、なんと言っても47mmのサイズ

 

どう考えても、放虫、あるいは逃げた虫でしょう。

サイズからすると外国産の可能性も高いと思うのですが・・・。

 

国産♀でも50mmくらいまでいけるという話ですが、あそこで、あのサイズで、ピカピカは、無いよなー、やっぱり。

 

ちなみにメスだと、内国産も中国産も東南アジア産も見分けるのは難しいらしいですね。

 

 

正直「困ったもの採っちゃった」という感じです。オオクワ採ったら、自分もすご〜くすご〜くすご〜く喜びたかったのに〜。

まさか放虫(脱走虫?)問題が、近場採集のみの我が身に降りかかろうとは思ってもみませんでしたよ!

 

もちろんクワガタに罪はありません。

(私なりに)大事に飼いますが、種類もわからないんじゃペアにすることもできないし・・・。

卵でも産んで、そこからオスでも羽化するといいですが、オオクワ飼育歴ゼロ。

コクワですら卵を産まず、カブトも羽化させられないほどの繁殖下手なもんで。

でも成虫は結構生きてますよ。去年採ったコクワは越冬できたし、ノコのメスだって3月まで生きてたし・・・

すみません、余計な弁解でした。m(__)m

 

まあ、やってみます。

長々と済みませんでした。


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