【2002年6月21日】
一旦帰宅してから灯火を回ってみました。
気温は低めで、状況としては「今一つかな?」という感じでしたが、連休ということもあり、とりあえず前回採集した場所をひととおり見てみました。
全体的に虫は少なく肌寒いくらいでしたが、最初の灯火でカブト虫を拾いました。調子に乗って次々と回ってみたのですが、落ちているのはカブト虫ばかりでした。
「今日はダメかな」と思いながらここで終点という場所で車を止めてみるとなにやら動くものが…降りて近づいてみると、なんとまたまたミヤマのオスでした。
私の家の近くではミヤマは採れませんので、昔採集しまくっていた時代でも家にミヤマが2匹いるという状況は経験がありません。
前回採集したものと比べると若干小さいのですが、やっぱり嬉しいです。
ホームセンターで購入した小さな飼育セットに2匹のミヤマ…今年の夏はこれだけで楽しめそうです。ケンカしないといいんだけど…。
本日ヒマにまかせて「××高原」に行ってきました。
昨年何度か行った時に、ヤナギの木らしいものを何箇所かで見たような記憶があったのです。昨年は涼しさを求めて何度も行ったのですがついつい走ることに夢中になってしまい、よく見たことがなかったのです。
今年はそれらしい木を発見するたびに車を止め、丹念に見てみたのですが、残念ながらクワガタらしきものを発見することはできませんでした。
(目があまり良くないので、見逃してしまっているのかもしれません。)
帰り際、今度は道路に注意を払いながら降りてきてみましたが、歩いているのはセミやカミキリ虫ばかり。「まだはやいのかも」と思いながら走っていると道の脇になにやら黒い影を発見。すかさず車を止めて降りてみると………。
げ〜〜〜っ、こ…これは…?
体長4センチ強のメスのクワガタが潰れていました。まだ轢かれてからそんなに時間は経っていないようです。
標高は約1500メートル。この標高の道を歩いているこのサイズのクワガタは?
やはりアレなんでしょうか…ヒメオオ?
背中の部分を見てみると、こころなしかツヤ消しっぽく見えます。残念ながら特徴的な胸の部分は損傷がひどく、判別は困難です。あまり気持ちの良い写真ではありませんが、添付します。
残念ながらヒメオオのメスの実物を見たことが無いため、ヒメオオのツヤ消しの上羽がどのようなものなのか知りません。
確認が可能でしたらお教えください。
これがヒメオオということになると、生涯初のヒメオオは轢死体での発見ということになりますね…(T_T)。
周囲を見回してみましたが、あまり大きな木は見当たらず、ヤナギらしき木と白樺が道の両脇にまばらに存在するといった状況でした。このような場所にクワガタが生息しているものなのでしょうか。
今日は肌寒い…というか寒いくらいの陽気だったのですが、もうすこし暖かい日に再度チャレンジしてみたいと思います。