10,000アクセス記念報告
しかし、これを採集したポイントは濃いのではないかという意見がクワ道さんと一致していたので、当時の採集となった。
台場クヌギの立ち枯れで、持ち主も「いくらでも削ってくれ、早く倒してくれ」とおっしゃっていたので、遠慮なく削らせていただいた。(^_^;) このオオクワを採集したのは立ち枯れの頂上部分である。初令であった。最初にあ〜が木に登り、数頭を割り出して、二人で観察。「これ絶対怪しいでぇ〜」「間違いない!!」クワ道さんも耐えきれなくなり、交互に木に登って削った。どう見ても自宅にいるオオクワの初令と酷似していたため、持ち帰ることとなった。(実際に持ち帰ったのはクワ道さんであった。(^_^;)) あ〜はこの時点では怪しいと思いつつも、初令から育てる気力がなかったためクワ道さんに押し付けてしまったのである。(^_^;)
ついつい掘り出してしまった
クワ道さんと千葉に採集に行く際に、うちに立ち寄っていただき、「どうも怪しいから」ということで、なんと一番大きい幼虫をわざわざ持ってきてくれたのだ。ちゃんと2令になっており、確かに大きいし、何よりうちにいるオオクワの2令にそっくりだ。
とにかく早く成長が見たい、という一心で温室を買うのは普通の人だろう。あ〜は変なポリシーがあり、温室購入や、昆虫の購入は一度も検討したことがない。(^_^;) ヨメに頼み込んで、「この幼虫だけは」ということで常に観察できるようにリビングに置かせてもらった。
しかし、考えてみれば起きている時間はほとんど会社にいるため、いっそのこと会社にもっていこうと、ある日突然ひらめいたのである。チヌさんやクワ道さんの影響を受けたことは間違いない。(^_^;)
会社は思いのほか温度が高く、一緒に持っていった3令はあっという間に蛹室を作った。これは11月のお祭り騒ぎの時に採集したもので、見事にオオクワの♀となった。そしてこちらの2令は気づいたときにはすでに3令になっていた。どう計っても頭幅が10mmを越えている。頭の色はノコよりもむしろコクワの方に近い。アカアシになることを懸念したが、可能性が一気に高まった。
しばらくほったらかして(^_^;)、ふと覗いてみると、すでに蛹室を作っていた。3令の期間がやけに短かったのが気になる。そして、みるみる縮んでいくのであった。(;_;) ギョーザになって死んでしまうことも覚悟したのだが、見事に蛹化してくれた。そして大アゴの付け根に飛び出した独特の内歯を発見したときの感動は忘れられない。
そして今日、羽化を確認。色づくのを待って掘り出してしまった。(^_^;) 当然裏はまだ真っ赤である。撮影終了とともに大事にしまっておこう。(^_^;)
少しもじっとしていない
とにかく可愛いやつだ。大アゴのツヤが何とも言えず好きだ。(^_^)
今度こそは採れた瞬間オオクワとわかるものを採ってやる!!(何回同じこと言うてんねん(^_^))