北野天満宮といえば、梅。その開花のピークは2月〜3月上旬。その時、大学生は試験も終わり、入試の為キャンパスに入るのも制限される悲しい時期です。それが理由か学生時代には満開の梅の花を見たことがありません。
 当日は戻り寒波が畿内を襲いましたが、たくさんの観光客が詰めかけておりました。
 平成13年には千百年大萬燈祭に向けての大看板がありました。

 狛犬(こまいぬ)です。天満宮には牛の他に狛犬も多数存在しています。この2つは上の画像の南鳥居のものです。
 そして今出川通を挟んで、有名な湯豆腐やさん(とようけ屋)です。小雪舞い散るなか、大勢並んでいます。

 天満宮駐車場は無料です。かなり広いのですが、拝観以外の目的の駐車は即時金5000円貰い受けると注意書きがあります。
 ちなみに「しまい天神」の様子です。ものすごい出店。駐車場も骨董市の場所となってしまいます。

 北に進んでいくと灯籠や牛が見えてきます。そして最初の門が楼門です。25日(天神さん)には骨董市が行われ出店も人も大勢でにぎわいます(左下写真)。
 門の中です。紅梅、白梅など多種多彩な梅の花です。
 国宝、重要文化財など多数保管されている宝物殿。「かみなり」さんが描かれている、「北野天神絵巻」が有名です。
 ところどころ高級な写真機で梅を撮る方々がいらっしゃいました。先ほどの毎月25日には近くの上七軒の舞妓さんを招いての撮影会もあります、多分(遭遇したことあり)。
 楼門を北側から撮影。
 そしてさらに北に行くと本殿に向かう三光門です。種類の違う梅の木がずらりと並んでいます。門の彫刻も見事です。
 左は夏の三光門です。
 観光バスで来られた方々がこの門をバックに集合写真を撮っておられます。ひっきりなし。
 本殿改修の時はここに仮の本殿(左写真)がありました。仮といっても立派なものです。
 綺麗な梅の花は6月頃、実ができます。ここ北野天満宮でも写真のように干して梅干をつくります。ただし、市販されているようなものではなく、カリカリの梅干です。年末12月13日、縁起物として500円程度で販売されます。人気なのですぐ無くなります。
 休憩所です。中は下の写真のようになっています。

 北野天満宮の中にも多くの末社があります。

 本殿です。少し前に改修されており、美しい姿を見ることが出来ます。学問の神様らしく学業成就を願う絵馬が多数見られます。修学旅行生も多いです。
 写真家の皆さんが狙う本殿と梅の花。

 裏へ抜けると西側に桜の名所平野大社があります。画像では小さく朱色の鳥居が見えています。ほんとに小さく。

 付近には前述の湯豆腐やさんや、甘味処、うどん屋さん、洋食屋さんも結構あるので何を食べようか迷うことでしょう、多分。さらに運がよければ京都府警の平安騎馬隊も見ることが出来るかもしれません。
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