７月１８日 火曜日 気温 朝２３℃ 昼３３℃
朝方 太鼓を叩くような強烈な雷の音で眼が覚めた。
サンセットモーテルの宿泊者は仕事関係者が多いようで 朝が早い。
僕も７時に出発して、通勤時間帯のアルバカーキー市内をスルーして
ハイウエイ４０号線で西へと急ぐ。
雷雲と稲光が前方に出現する
地平線に向かって真直ぐ伸びる道路
Ext140で降りると Rio Puebroの旧い橋があった
インターステイツ40号線の出口140から先は これまたルート６６は消滅しています。
僕はExt117まで40号線を走り
そこから一般道へ降りて ルート６６を走ってみました。
山腹にあるハイウエイ40号線を 赤色のトレーラーが通過している。
手前の この道は 置き忘れられたRoute66だ
写真の一部をアップしてみました
現役のカフェ
朽ちたカフェ
旧きよき時代を偲ばせるモーテル
San Fidelの街
この郵便局から ミズリー州Rollaの案内所で借りた
ルート６６の地図を送りかえしました。封書で２４セント。安〜い！
助手席のガラス越しに 道路と並行して走る鉄道を撮る
アメリカの貨物列車の牽引車両数は半端ではなく
とてつもなく長〜〜い
一両の長さも 長〜〜い
僕がアメリカドライブを始めた10年前と比較すると
原油高のご時勢からか 貨物列車が物流の主役に躍り出る勢いです
一列車全てが中国のHanjin China Shippingの貨物列車も見ました。
中国の品物が船からコンテナで全米各地に直接送られていきます。
アメリカも日本も中国製品で占領されてしまう時代がきそうです
右が昔からの鉄道
真ん中 僕が通過しているのがルート６６の旧道
左側のトラックはハイウエイ40号線です
こんな感じで ルート６６は しょっちゅう行き止まりになる
歴史的価値のある El rancho Hotel （Gallup NM）
たまには このようなホテルに泊まってみたい。
でも 予備知識も何もなく突然目の前に素敵なホテルが出現しても
どうしようもありません。 まだ昼前なんです。
所詮、優雅さに欠ける一人ぽっちの旅です。
１１時 Gallup(ｷﾞｬﾗｯﾌﾟ)
ここから北上して メサベルデ国立公園を目指します
僕は１０年前に購入したWorld ATLASのUSA地図を使っています。
この地図では４０号線Gallupから６６６号線で北上するようになって
いるので、６６６号線を本気で１時間位い探しまくりました。
何故って、いくら走り回っても６６６の道路標識が無いんです。
とうとう俺もボケたかと思いました。
ところが、道路番号が４９１号線に変わっていたのです。
そしてFormer（以前の）666との標識がありました。
走りながら写す写真には フロントガラスに付着した
虫の死骸痕が写ってしまいます。
気になりますが どうしようもありません。
車を止めて車外へ出て撮ればいいのでしょうが、それも危険です。
この公園は混んでいました。
ガイドつきのツアーも 申し込むために行列しています。
今日は、車で公園内を廻り、ここでキャンプして
明日のツアーに参加することにしました。
この写真の作品は Zuniインディアンの作品です
駐車場でお会いした二人のご夫人
左はホンダドリーム 右の方は カワサキです
バイクは ご夫婦の二人乗りが圧倒的に多いのですが
２台でツーリングしている夫婦も見受けます。
一番手前 後ろ向きで帽子を被った人が ガイドです
山火事です 14:43
１時間後の 15:45
次第に燃え拡がり 煙がぐんぐん空を覆います。
山火事は ほとんどが木と木が擦りあって発火する自然現象だそうです。
キャンプサイトは ほとんどが キャンピングカーで
電気と水道が配備されています
雷でｺﾝﾋﾟｭｰﾀがﾀﾞｳﾝしたために事務所での受付手続きが出来ないので
好きな場所に設営して、明日料金を支払って欲しい と言われました。
僕の今夜のキャンプサイトは キャンピングカーが駐車しない
ような電気・水道設備が無い場所を選びます。
夜 テネシー州からきた隣の若者が故郷のジャックダニエル持参で
僕のテントサイトを訪問してくれました。
彼らは バーボンとは決して言わないんです。
テネシーウイスキーという表現にこだわっていました。
そして、僕が日本から持参したサントリー山崎を飲んで、
これは旨い とベタ誉めです。
彼らにとって日本でウイスキーが醸造されているなんて
考えたこともなかったのではないかと思います
。
それにしても 彼らが手に持っている大きな紙コップで
ストレートで一気に飲むんです。いや〜 まいりました。
向かって左側の二人は兄弟です。
テントサイト料金 $25 ちょっと高いと思いますが
シャワー室、洗濯室完備ですから 仕方がないですね
本日の走行距離４００マイル
