同じアメリカドライブを趣味とする同年代の方から アリゾナ州のSpider Rockの写真を見せていただき 何故か急に孤高の岩に会いに行きたくなってしまった。
季節は秋。
成田からラスベガスへ飛び 市内で借りたレンタカーを駆ってインターステイツ40号線を東に向かう。
アリゾナ州東部にあるCanyon de Chelly国定公園。
公園内にSpider Rockがある。
途中 40号線のアリゾナ233出口で降りて 隕石落下地点のMeteor Craterに立ち寄る。
ここは以前見学したときに 暑さでまいってしまい、建物内部だけの見学で済ませてしまった苦い経験があった。
今日は快晴無風。温度もそれほど高くなくカラッとしている。絶好の見学日和だ。
５万年前に隕石が落下してできたクレーター。
直径1,300m 深さ170m。
クレーターの底面で少なくとも２０のフットボールゲームが同時に行うことができ 傾斜した側面には200万人の観客が収容できるとか。
写真の男性はガイドです
周囲３６０度はこのような風景。
遥か彼方に40号線を走るトラックが見える。
その４０号線に戻り さらに東へ１００マイル走り アリゾナ州３３３出口
から１９１号線を北上して 夕方７時頃に目的地Chinleに到着。
二軒あるモーテルは既に満杯にちかく、二階建て一階の部屋に
空きがあるが「二階の部屋は子供連れなのでうるさくても
良ければ」との条件で部屋を確保。
翌朝 Canyon de Cihlly National Monumentへ向かう。
朝が早いせいか Spider Rockを観に来ている人は まだ誰もいない。
標高2,000mの地点にそそり立つ その神々しい岩を独占できる
幸せに感謝する。
僕自身がアメリカの大地と接する機会に恵まれてこの目で見たものは、風雨に耐えながらも確実に退化が進み、風化され、いつの日にか大地に吸収されてしまう孤立した残丘であった。
その姿は、まさに自分の一生とオーバーラップする。
もう一度、地球の大自然の美しさに触れ、我々が子孫に語り継がねばならない使命を感じる旅をしたい。
文化も人種も言語も異なる国の広大な大自然の中で自らの意志でハンドルを握り、果てしない大地を駆け抜ける旅は驚きの連続だ。毎日が新たな発見であり 自然の恵みに心から感謝する旅。
残された一度切りの人生を、明るく、楽しく、生き生きと過ごしてみたい。
ものの見方も変わってくるし、これからの人生の生き方までかわるかもしれない。
この地に来ることができた幸せに感謝したい。
広大な土地は 鉄線柵で囲われて管理されている
どこまでも まっすぐな道が続く
やがて ユタ州に入る。
Bluffの街は 新旧交替の時代のようだ。
滅びゆく店もあり・・・・
僕は この街（お店）には４〜５回来ているのではないか。
一方では 新しい店が続々とオープンしていた
微笑ましい自然の造形
Dollarで借りた フォード・トーラス。
日本車に似たアメ車というか 運転そのものの楽しさは感じることができない。
９３号線からNatunal Bridges ニューメキシコ州を目指す。
一気に視界が展開する
公園入り口
公園内でお会いしたご夫妻。
気軽に写真を撮らせてくれる。
１０年前には 此処でテントを張らせてもらった。
本日のテントサイトは既に満杯だ
レンタカーはフロリダ・ナンバー。
太陽の恵とオレンジを象徴しているのでしょうか
Lake Powell
夕陽に映える Aspenの黄葉が美しい
夜間の山岳地帯は動物たちの天下。
安全確保は旅の基本だ。
この辺りで泊まることにしようか。
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