以前、最初の巻が出た年表本、あるでしょ。ミュージック・マガジン社からの。あれの新しいやつを今作ってます。てゆーか、ぼく以外の筆者の方々はもう順調に原稿をあげていらっしゃるらしくて。ぼくだけ大幅に遅れとります。大竹さん、ごめんなさい。でも、ね。今回扱うのは1963〜70年で。ロック・シーン、事件が多すぎ。フェスティヴァルも多すぎ。いろんな人が死にすぎ。いまだ整理しきれずじまいです。がんばらねば。
と、そんな毎日ながら、年末に向けて、けっこうイベントだらけで、実は楽しいです。前回お伝えした二つのイベントもさることながら、なんといっても平成11年11月11日、1が6つも並んじゃうめでたい日に新宿ロフトで開催される『カントリー・ロックの逆襲2000〜ザ・ラストショウ vs. センチメンタル・シティ・ロマンス』。これが楽しみでねーっ。
なんか、こう、偉大な先達のおかげで70年代の日本のロック・シーンみたいなものが軌道に乗ってきて、わくわくした期待感がシーン全体を躍動させていた時期に登場してきた二つのバンド…ってイメージがぼくの中では強いんだけど。つまり、はっぴいえんどやシュガーベイブやはちみつぱい〜ムーンライダーズあたりが提示したコンセプトのようなものを下敷きに、もはやコンセプトだけではない、確かな演奏テクニックみたいなものも併せて自らのサウンドを主張し始めた最初の世代というか。
なのに、びっくりしたことに、この両者、対バンは今回が初めてなんだって。これもすごいね。当日は、日本のカントリー・ロック・バンド新世代を代表するテキーラ・サーキットも登場。これまたびっくりの飛び入りゲストもありで、みずみずしい歌声を聞かせてくれるはず。鈴木祥子さんも来てくれるし。フリーボの吉田奈邦子も出るし。あ、佐橋とかKYONも出るんだっけ?
詳しくはCRTのページでチェックしてください。そうそう、CRT&レココレは年末に向けて、ぶっとびものの顔ぶれによるトーク&レコード・コンサート・イベントも企画してますよ。詳しくは近日。こちらもお楽しみに。
それから、くどいんですが、ぼくのバンドのライヴもありますので(笑)。怖いもの見たさの人はぜひ下の情報をもとに一杯飲みにきてやってください。地図、めんどくさいので載せるのやめました。ごめんなさい。
|